理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/23(木) 19:12:26.44 ID:CAP_USER
【11月23日 AFP】
(更新)エネルギー革命をもたらすと考えられてきたLED(発光ダイオード)照明が広く利用されることが、世界中で過剰な光による「光害」の拡大に拍車をかけているとの研究論文が22日、発表された。
光害の増加により、人間と動物の健康に悲惨な結果がもたらされるという。

 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表された今回の論文が根拠としている人工衛星観測データは、地球の夜の明るさがますます増しており、屋外の人工照明に照らされた範囲の表面積が2012年~2016年に年2.2%のペースで増加したことを示している。

 専門家らは、この事態を問題視している。夜間の光は体内時計を混乱させ、がん、糖尿病、うつ病などの発症リスクを高めることが知られているからだ。

 動物に関しては、夜間の光は昆虫を引き寄せたり、渡り鳥やウミガメの方向感覚を失わせたりなどで死に直結する可能性がある。

 論文の主執筆者で、ドイツ地球科学研究センター(German Research Center for Geosciences)の物理学者のクリストファー・カイバ(Christopher Kyba)氏は、同じ量の光を供給するために必要な消費電力がはるかに少ない、より効率的な照明のLED光自体だけが問題なのではないと説明する。

 そうではなく、人間がますます多くの照明を設置し続けることが問題なのだと、カイバ氏は今回の研究について議論する電話会議で記者らに語り、「以前は明かりがなかった場所に新たな照明を増やすことがある程度、節約分を相◯してしまう」と指摘した。

 専門家らが「リバウンド効果」と呼ぶこうした現象は、低燃費の自動車にもみられる。
必要な燃料がより少ない車を買うと、車をより頻繁に使うようになったり、より遠くから通勤することにして通勤時間が長くなったりする可能性がある。

続きはソースで

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3152655

images (1)


引用元: 【環境】省エネLED、世界の(過剰な光による)光害拡大に拍車 研究

省エネLED、世界の(過剰な光による)光害拡大に拍車 研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/20(月) 12:28:14.39 ID:CAP_USER
雲ができるほどの熱気とはいったい……。

毎年2回、東京ビッグサイトで行われる同・人誌即売会「コミックマーケット(通称:コミケ)」には、ある種の「伝説」とされている現象があります。それは夏開催時に、混み合う参加者たちの熱気によって天井付近にできる「コミケ雲」。
近年では、2013年の「コミックマーケット84」で発生し、話題になりました。

画像:コミケ雲
https://pbs.twimg.com/media/BRWeKOPCQAE1tUm.jpg
https://pbs.twimg.com/media/BRWlglACAAAHrkk.jpg

熱狂したライブなどで似た現象が発生することもありますが、東京ビッグサイトのように広く、風通しがある空間で雲ができるのは並々ならぬ事態。今回は「コミケ雲」ができる理由を科学的に考えてみます。

〈なぜ雲ができるのか〉

 人が集まって雲ができるのは、汗などの水分が空間の湿度を上げるから。
しかし、単に湿度が高ければ、雲ができるというわけではありません。
加湿器を置いただけで、室内に霧がかかってしまったら大変です。

 白く見える雲や霧の正体は、空気が冷えて飽和水蒸気量(空気が含むことのできる水蒸気の量)が小さくなり、水蒸気が細かい液体に戻ったものです。

図:飽和水蒸気量(空気が含むことのできる水蒸気の量)は、温度が低くなると小さくなります。
つまり、湿った空気が冷えると、水蒸気の一部が液体に戻ります
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/17/qk_kumo-1.jpg

実は、コミケ雲のでき方は、自然の雲とかなり似ています。

 上空ほど気温が低い自然界同様、コミケ会場上部の空気も、空調で冷やされています。
人が集まって湿度が増した会場下部の空気が天井付近まで上昇すると、空気中に含まれていた水蒸気が「コミケ雲」として白く現れるのです。

図:メカニズム的には、本当の雲とあまり変わらない「コミケ雲」
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/17/qk_kumo-2.jpg

続きはソースで

ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/17/news010.html
images


引用元: 【生理学/化学】伝説の「コミケ雲」ができる条件を科学的に考える

伝説の「コミケ雲」ができる条件を科学的に考えるの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/22(水) 16:34:05.17 ID:CAP_USER
地球には千種以上のげっ歯類が暮らしているが、プレーリーハタネズミ(Microtus ochrogaster)はその中でも特別な存在だ。

 北米の草地にすむ彼らは、げっ歯類としては珍しく一夫一婦制をとり、アルコールの摂取を好むため、人間と比較する上で興味深い研究対象となる。(参考記事:「カップルへの酒の影響、オスメスで違い」)

 11月17日付けの学術誌「Frontiers in Psychiatry」に発表された論文によると、人間のカップルの一方だけが酒好きな場合に起きるのと似たような問題が、プレーリーハタネズミでも発生するという。

 人間では、過度の飲酒は恋人や夫婦関係を悪化させる恐れがあり、離婚に至ることもある。
アルコールやドラッグの過剰摂取は、米国の離婚原因の中で3番目に多いという調査結果もある。

 夫婦関係が最も壊れやすいのは、ひとりだけが酒を大量に飲み、もう一方は飲まないというケースだ。
双方とも酒好きな夫婦では通常、関係性に問題は生じない。
しかしながら、飲酒が関係悪化の原因なのか、それとも関係悪化の影響で問題のある飲酒行動に至るのかはわかっていない。


〈オスのひとり飲みは浮気心を助長する〉

 そこでプレーリーハタネズミの出番となった。
アルコールの消費が関係破綻の原因かどうかを確認するために、米オレゴン健康科学大学の大学院生であるアンドレ・ウォルコット氏は、100匹を超えるプレーリーハタネズミを集め、まず自由につがいを作らせた。その上で、プレーリーハタネズミに酒が与えられた。

 3分の1のつがいには、オスに濃度10%のアルコール水溶液とひと瓶の水を与え、メスには水だけを与えた。
2番目のグループでは、オスメス両方ともが酒を飲めるようにした。3番目のグループには、対照群として水だけが与えられた。

 プレーリーハタネズミは出されたアルコールをしっかりと飲んだ。「彼らは大量のアルコールを飲みます」。

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/112100449/
ダウンロード


引用元: 【神経生物学】〈オスのひとり飲みは浮気心を助長する〉「ひとり飲み」は離婚のもと、ネズミで確認

〈オスのひとり飲みは浮気心を助長する〉「ひとり飲み」は離婚のもと、ネズミで確認の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/22(水) 16:51:50.90 ID:CAP_USER
京都大学の井上治久教授らはiPS細胞を活用してアルツハイマー病の患者の細胞を再現し、発症原因とされる物質を減らす3種類の薬の組み合わせを見つけた。3つともそれぞれ別の病気で使われている既存薬で、投与することでアルツハイマー病の発症や進行を抑えられる可能性があるという。今回は基礎研究の成果で、動物実験などで詳しく調べる。


成果は米科学誌セル・リポーツに22日掲載される。認知症の半数以上を占めるアルツハイマー病は「アミロイドベータ」というたんぱく質が、脳内に蓄積して起こると考えられている。この物質は発症の10年以上前からたまり、神経細胞などが死滅する。高齢社会の到来で患者は増えており国内で250万人を超える。
現在の治療薬は進行を和らげる程度にとどまり根本治療法はない。

 研究チームはアルツハイマー病患者からiPS細胞を作製。脳の神経細胞に育てた。

続きはソースで

画像:京大はiPS細胞を使った基礎研究で、アルツハイマー病の原因物質を減らす薬の組み合わせを見つけた。
https://www.nikkei.com/content/pic/20171122/96958A9F889DE0E1E5E7E5E0EAE2E0E3E3E3E0E2E3E59793E0E2E2E2-DSXMZO2375724021112017EA2001-PN1-5.jpg

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23757280R21C17A1EA2000/
ダウンロード (1)


引用元: 【医療】〈iPS細胞を活用〉アルツハイマー、3薬併用で効果 京大が基礎研究

〈iPS細胞を活用〉アルツハイマー、3薬併用で効果 京大が基礎研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/12/02(土) 02:47:37.77 ID:CAP_USER
私たちの地球に生命が存在しているのは、様々な条件がそろっているからにほかならない。
そのうちのひとつが土である。そこでは、豊富な養分や細菌、菌類が複雑に混じり合っており、植物の成長を助ける。対して、火星の土では生命が見つかっておらず、人体には毒となりうる物質が多く含まれることがわかっている。

 人類の火星への移住を目指して競争が繰り広げられるなか、たどり着いてからどうやて生きるか、そして食べていくかが大きな課題となっている。火星で持続的に作物を育てることは可能だと科学者は考えているが、そのためにはまず火星の土壌を作り変えなければならない。
オランダのワーヘニンゲン大学の生物学者であるビーガー・バーメリンク氏は、ミミズがそれを手伝ってくれるという。


 2013年からこの研究を続けるバーメリンク氏は、火星の土に似せて作られたNASAの模擬土を使って実験を行っている。
その土のなかにできたミミズのコロニーで、最近2匹の子ミミズが誕生した。


 今回の成果は、ミミズが火星の土壌を再現した土で生きられるというだけでなく、繁殖も可能だということを意味している。
地球上ではミミズは農業に欠かせない存在だが、研究者は、いつの日か他の世界でも同じことが可能になるかもしれないと期待している。

〈ミミズはえらい〉

 火星で農業を実現するには、作物のいかなる部分も無駄にはできない。ミミズは、植物の茎や葉などを分解する働きを担う。
それが、次に作物を育てるための栄養になる。
他にも、土のなかにできたミミズの通り道は、植物の根へ水が均等に行き渡るのを助ける。

「ミミズは土の上にある有機物を食べ、細かく砕き、排泄します。
すると、細菌がそれをさらに分解します。ミミズがいなければ、土の栄養は底をついてしまいます」と、バーメリンク氏は説明する。

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/113000466/
ダウンロード


引用元: 【宇宙】〈テラフォーミング〉「火星の土」でミミズの繁殖に成功、NASAの模擬土

【宇宙】〈テラフォーミング〉「火星の土」でミミズの繁殖に成功、NASAの模擬土 の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/23(木) 07:11:50.82 ID:CAP_USER9
使い切れず廃棄の抗がん剤 年間730億円余 専門家調査
日本放送協会:11月23日 6時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/k10011232821000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/K10011232821_1711222307_1711230659_01_02.jpg

患者に投与された後、使い切れずに廃棄された抗がん剤が全体で年間730億円余りにのぼるという専門家の推計がまとまりました。
厚生労働省は、医療費の削減に向けて、使い切れなかった分を別の患者に投与するための安全基準を今年度中に取りまとめる方針です。

慶応大学大学院の岩本隆特任教授は、国立がん研究センター中央病院の協力を得て、
患者に投与された後、使い切れずに廃棄された抗がん剤が、金額に換算してどの程度の規模になるのかを、去年7月からことし6月までに販売された100種類の抗がん剤の廃棄率などのデータをもとに調べました。

続きはソースで
ダウンロード


引用元: 【医療】使い切れず廃棄の抗がん剤、年間730億円余 専門家調査

使い切れず廃棄の抗がん剤、年間730億円余 専門家調査の続きを読む

このページのトップヘ