1: 2014/08/14(木) 08:35:05.89 ID:???.net
南極大陸に固有のユスリカの全遺伝情報(ゲノム)を解読したところ、DNAが約9900万塩基対しかなく、これまでゲノムが解読された昆虫では最小サイズであることが分かった。
たんぱく質を作る遺伝子の数は約1万3500個でショウジョウバエと変わらず、極寒の環境に適応してDNAが効率良く進化したと考えられる。

 米国のオハイオ州立大や同州のマイアミ大などの研究チームが12日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 この「ナンキョクユスリカ」は南米大陸に近い南極半島に生息。幼虫は細菌や藻類などを食べて2年間かけて成長し、羽がない成虫となった後はわずか7~10日間で雌雄の交尾と産卵に至り、一生を終える。凍結や乾燥に耐えるため、メカニズムを詳細に解明すれば、人間の移植用臓器を長期間低温で保存する技術の開発に役立つ可能性があるという。 

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/ecoscience/jiji-140813X582.html

NATURE COMMUNICATIONS
Compact genome of the Antarctic midge is likely an adaptation to an extreme environment
http://www.nature.com/ncomms/2014/140812/ncomms5611/full/ncomms5611.html

引用元: 【ゲノム】南極固有のユスリカの全ゲノム解読、約9900万塩基対しかなく昆虫で最小…極寒に適応し進化したか

2: 2014/08/14(木) 08:39:23.43 ID:hjynomMT.net
南極に蚊がいるとは思わなかったw

3: 2014/08/14(木) 08:48:21.57 ID:7yFJONq/.net
ユスリカはハエだよ

5: 2014/08/14(木) 08:58:46.61 ID:gqpnybyZ.net
>>3
カ(蚊)の類は、たぶん皆ハエ目。

4: 2014/08/14(木) 08:52:00.29 ID:hv28+BW4.net
どういう生態系なのか気になるw
氷になっても卵は生き続けるのか

8: 2014/08/14(木) 09:22:12.46 ID:8SkOddFG.net
>極寒の環境に適応してDNAが効率良く進化

極暑の環境に適応して効率よく進化して...
過ごしやすい環境のため効率的に進化して...

みんな言えそう

12: 2014/08/14(木) 10:51:50.77 ID:XG1oeQv6.net
一見するとまともらしいが、よく考えると遺伝子が少ないことと
特化したとか効率的って関係なくないか?

15: 2014/08/14(木) 11:29:40.89 ID:4WHezV1+.net
>>12
成虫になってからの期間が短いから、あんま複雑だとダメとか

13: 2014/08/14(木) 11:05:50.49 ID:wQy5wJN3.net
DNAの複製反応に使われるDNAポリメラーゼは、温度が低いと反応効率が下がる=複製するのに時間がかかるから、
極寒の地で生きる生物のゲノムは、なるべく少ない塩基対で構成されている方がいいんじゃないかな。
逆に熱帯地方だと効率が高くていけいけだから、多少の無駄があっても関係ない。
そんな意味で極寒の環境に適応云々を言いたいんだと思う。後付け解釈でしかないけどね。

17: 2014/08/14(木) 12:13:09.46 ID:N9LwuhXY.net
別ソースで、身体の70%の水分失っても生きられるとかあった。
クマムシと極限環境耐久の頂上決戦して欲しい。

18: 2014/08/14(木) 12:21:40.97 ID:lgoIVoik.net
細胞の中の、DNAって、水の中に浮いてるんだよね?
DNAって自分で泳ぐの?

19: 2014/08/14(木) 14:55:15.57 ID:bSQg9oa6.net
>>18
複製する時以外は核の中でぐるぐる固まってるぞ

20: 2014/08/14(木) 15:58:52.51 ID:kl1cyMGu.net
氷河の上に貯まった砂埃みたいなもの+夏場に直射日光で氷が融けて隙間に薄っすらと貯まった水
+そこに生えた藻類

こういうところでこれらユスリカは繁殖してるんだと

22: 2014/08/14(木) 23:01:46.11 ID:e8FqkSNw.net
最終的に、code領域以外のゲノム構造がミソでした、で終わりかなのかな?あまり新しいコト無さそう…

三万年前のシベリア永久凍土から発見、巨大ウィルスの方が面白いな…

23: 2014/08/15(金) 01:22:09.70 ID:muknFmCB.net
DNAのサイズって、おそらく進化の効率とか関係なくて
過去にウィルスを始めとする病原体にどんだけ襲撃された
かによって決まるぞ。極地には病原体少ないからな。

ま、極地の生物をいくつも調べて傾向見ないと何も言えないけどな

33: 2014/08/15(金) 14:15:57.96 ID:5+vmpk0D.net
>>23
そうするとWindowsみたいにどんどんDNAのコードは長くなってくよねぇ。

ある時に使わない部分が欠落した個体が産まれて、それが繁殖することで
サイズを縮小する、所謂最適化を行うんだろうか?

37: 2014/08/15(金) 22:40:51.08 ID:MiTFD7ss.net
>>33
そうやって、無駄を削ぎ落としてチューンされた生物と言いたいんだと思うよ。
ふと考えてみると、ミニ四駆みたいだなw

39: 2014/08/16(土) 00:19:04.67 ID:7h+SEQUb.net
>>23
仮にその話自体がある程度言えるにしても、こいつの場合は昆虫最小って言ってるからね。
それだけで説明がつくとも思えないが。南極大陸なんて昔は今の位置になかった訳だし、
こいつの先祖が寒冷化前からこの大きさとは思えないし、その後で縮小した可能性が高い。

31: 2014/08/15(金) 11:16:07.75 ID:UDlcHAD4.net
これって人間が手の平に載せると人間の体温で焼け死ぬ虫か

35: 2014/08/15(金) 19:49:19.24 ID:D9WHM570.net
セントラルドグマ

38: 2014/08/15(金) 23:01:45.85 ID:SdAycGwu.net
極限まで無駄を削ぎ落とし過ぎて特殊なコース…
じゃなくて環境でしか生きられなそうな。
環境変わった時に適応出来るのか?

40: 2014/08/16(土) 00:30:11.47 ID:bqtXhJSy.net
余剰コードがウィルスのDNAそっくりそのままってケースもあるだろうな

41: 2014/08/16(土) 19:07:28.89 ID:qkWCW+IM.net
次世代へ遺すべき遺伝子が少なかったのか
過積載だと沈むからな

43: 2014/08/18(月) 20:16:17.02 ID:7MAcuOFO.net
当たり判定のソースコードを探し当てるのは不可逆問題だったか

44: 2014/08/18(月) 23:22:20.60 ID:plXi7b7S.net
細胞が巨大なDNAから必要なコード部分を見つける方法の詳細が分かれば
コンピュータプログラマにも役に立つってことか

21: 2014/08/14(木) 16:16:30.45 ID:IAiYfGXQ.net
>>1
進化の帰結として存在しているのではなく、最初から完全無欠の
遺伝子を持っていたのではないだろうか。