1: ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★ 2013/07/23(火) 00:16:20.61 ID:??? BE:632895146-PLT(17024)
ついに完璧な“スノーライン”が発見された。といっても、スキーやスノーボードに乗って探したのではなく、複数の電波アンテナを組み合わせた巨大なアルマ望遠鏡(ALMA:Atacama Large
Millimeter/submillimeter Array、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)で宇宙を観測したのだ。
スノーラインは、地球上では雪や氷が年間を通して地面に残り始める領域を指す。宇宙では、若い恒星を取り巻く物質の円盤において、水や一酸化炭素(CO)などの化合物が凍り、塵の微粒子に付着し始める領域をいう。
宇宙のスノーラインは惑星の形成を助けると考えられており、天文学において重要なものだ。
若い恒星を取り巻く物質の円盤は惑星の材料になるものを含んでいると、今回の研究の共著者で、カリフォルニア州パサデナにあるカリフォルニア工科大学の宇宙化学者であるジェフリー
・ブレイク(Geoffrey Blake)氏は述べる。
円盤内でベビーパウダーくらいの大きさの塵の粒子が互いに衝突し、それを繰り返すうちにやがて惑星が形成されるが、この粒子に粘着性があれば形成過程が早まるとブレイク氏は言う。
「ここにおはじきがあるとしよう。岩石でできた2個のおはじきをぶつけると、おはじきは互いをはじき返す。(しかし)おはじきを水や粘着性のあるものでコーティングすれば、2個のおはじきは互いにくっつきあう」。
「宇宙のスノーラインが非常に重要な理由の1つがそれだ」とブレイク氏は述べる。この領域で形成された氷は、塵の粒子が互いにくっつきあい、より大きな物体に成長するのを助ける。
◆ノイズにかき消されて
今回ブレイク氏らのチームが発見した一酸化炭素のスノーラインは、地球から175光年の距離にある若い恒星、うみへび座TW星の周囲にある。生まれたての恒星を取り巻くこのような構造の存在が直接示されるのは今回が初めてだ。
スノーラインの直接的証拠をつかむ試みは2009年から行われているが、これまでは円盤の構造そのものが試みを阻んできた。
円盤の表面は温度が高すぎて一酸化炭素が凍らず、円盤の内部でないと一酸化炭素が塵の粒子に凍りつくほどの低温にならない。しかし、一酸化炭素のガスはきわめて明るいため、一酸化炭素のスノーラインが発するいかなる信号もかき消されてしまう。
基本的に、一酸化炭素のスノーラインは一酸化炭素ガスの大きな霧に包まれていると、研究の主著者で、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者であるチュンファ・チー(Chunhua Qi)氏は述べる。
◆行儀の良いデータ
そこでチー氏とブレイク氏らは、ジアゼニリウム(diazenylium)という化合物に目をつけた。ジアゼニリウムも一酸化炭素と同じく明るく輝くが、一酸化炭素が凍った状態にあるときしか存在しない。
ジアゼニリウムは一酸化炭素とは異なる周波数を発するため、円盤を包むガスの霧からジアゼニリウムのみを検出することが可能だ。そしてジアゼニリウムが存在することは、一酸化炭素が凍っていることを意味するため、一酸化炭素のスノーラインが存在する証拠になる。
>>2に続く。
ソース:ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130722001
画像
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/69540_0_435x522.jpg
地球から175光年の距離にある若い恒星、うみへび座TW星を取り巻く一酸化炭素のスノーラインの想像図。
Millimeter/submillimeter Array、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)で宇宙を観測したのだ。
スノーラインは、地球上では雪や氷が年間を通して地面に残り始める領域を指す。宇宙では、若い恒星を取り巻く物質の円盤において、水や一酸化炭素(CO)などの化合物が凍り、塵の微粒子に付着し始める領域をいう。
宇宙のスノーラインは惑星の形成を助けると考えられており、天文学において重要なものだ。
若い恒星を取り巻く物質の円盤は惑星の材料になるものを含んでいると、今回の研究の共著者で、カリフォルニア州パサデナにあるカリフォルニア工科大学の宇宙化学者であるジェフリー
・ブレイク(Geoffrey Blake)氏は述べる。
円盤内でベビーパウダーくらいの大きさの塵の粒子が互いに衝突し、それを繰り返すうちにやがて惑星が形成されるが、この粒子に粘着性があれば形成過程が早まるとブレイク氏は言う。
「ここにおはじきがあるとしよう。岩石でできた2個のおはじきをぶつけると、おはじきは互いをはじき返す。(しかし)おはじきを水や粘着性のあるものでコーティングすれば、2個のおはじきは互いにくっつきあう」。
「宇宙のスノーラインが非常に重要な理由の1つがそれだ」とブレイク氏は述べる。この領域で形成された氷は、塵の粒子が互いにくっつきあい、より大きな物体に成長するのを助ける。
◆ノイズにかき消されて
今回ブレイク氏らのチームが発見した一酸化炭素のスノーラインは、地球から175光年の距離にある若い恒星、うみへび座TW星の周囲にある。生まれたての恒星を取り巻くこのような構造の存在が直接示されるのは今回が初めてだ。
スノーラインの直接的証拠をつかむ試みは2009年から行われているが、これまでは円盤の構造そのものが試みを阻んできた。
円盤の表面は温度が高すぎて一酸化炭素が凍らず、円盤の内部でないと一酸化炭素が塵の粒子に凍りつくほどの低温にならない。しかし、一酸化炭素のガスはきわめて明るいため、一酸化炭素のスノーラインが発するいかなる信号もかき消されてしまう。
基本的に、一酸化炭素のスノーラインは一酸化炭素ガスの大きな霧に包まれていると、研究の主著者で、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者であるチュンファ・チー(Chunhua Qi)氏は述べる。
◆行儀の良いデータ
そこでチー氏とブレイク氏らは、ジアゼニリウム(diazenylium)という化合物に目をつけた。ジアゼニリウムも一酸化炭素と同じく明るく輝くが、一酸化炭素が凍った状態にあるときしか存在しない。
ジアゼニリウムは一酸化炭素とは異なる周波数を発するため、円盤を包むガスの霧からジアゼニリウムのみを検出することが可能だ。そしてジアゼニリウムが存在することは、一酸化炭素が凍っていることを意味するため、一酸化炭素のスノーラインが存在する証拠になる。
>>2に続く。
ソース:ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130722001
画像
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/69540_0_435x522.jpg
地球から175光年の距離にある若い恒星、うみへび座TW星を取り巻く一酸化炭素のスノーラインの想像図。
2: ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★ 2013/07/23(火) 00:16:31.49 ID:??? BE:1107565676-PLT(17024)
>>1の続き
チー氏は、この観測法を用いても、せいぜいスノーラインの位置がぼんやり示される程度だと考えていた。「ところが実際にははっきりと見えた。完璧な輪の形をしていた」とチー氏は述べる。
それは実に“行儀の良い”データだったという。
チー氏は今後、他の若い恒星を取り巻く円盤にもアルマ望遠鏡を向け、一酸化炭素のスノーラインを探したいと考えている。また、水やメタンのスノーラインの存在を示す化合物がないか調べたいという。
水のスノーラインの存在が確認されれば、特に有益な情報が得られるとチー氏は述べる。水のスノーラインは地球型惑星とガス惑星の分かれ目と考えられているためだ。「水のスノーラインが発見されれば、地球型惑星がどこで形成され、その化学組成がどのようなものかを知る手がかり、出発点になる」。
今回の研究は、7月18日付で「Science」誌オンライン版に発表された。
引用終わり
チー氏は、この観測法を用いても、せいぜいスノーラインの位置がぼんやり示される程度だと考えていた。「ところが実際にははっきりと見えた。完璧な輪の形をしていた」とチー氏は述べる。
それは実に“行儀の良い”データだったという。
チー氏は今後、他の若い恒星を取り巻く円盤にもアルマ望遠鏡を向け、一酸化炭素のスノーラインを探したいと考えている。また、水やメタンのスノーラインの存在を示す化合物がないか調べたいという。
水のスノーラインの存在が確認されれば、特に有益な情報が得られるとチー氏は述べる。水のスノーラインは地球型惑星とガス惑星の分かれ目と考えられているためだ。「水のスノーラインが発見されれば、地球型惑星がどこで形成され、その化学組成がどのようなものかを知る手がかり、出発点になる」。
今回の研究は、7月18日付で「Science」誌オンライン版に発表された。
引用終わり
5: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 01:01:00.28 ID:vmRCkLep
想像図ばっかり書いてバカじゃねーの?
触って何ぼだろ
すべてはおっぱいと同じ
触って何ぼだろ
すべてはおっぱいと同じ
7: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 02:07:18.11 ID:4M+Zgdy3
新しい観測方法の確立か。
これは今後も楽しみ。
これは今後も楽しみ。
8: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 05:09:36.83 ID:tJSaEfzC
>>7
だねぇ
こういうのから新しい発見がまた出たり
既存のデータの信頼度が上がったりするからな
だねぇ
こういうのから新しい発見がまた出たり
既存のデータの信頼度が上がったりするからな
10: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 11:49:58.76 ID:rTrW3epH
>>1なげーよ
けっきょくスノーラインってなによ
けっきょくスノーラインってなによ
11: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 11:59:12.46 ID:r3yWswMz
>>10
太陽から近い → 暑いのでみんな気化している
太陽から遠い → 寒いので水などの分子が液化・固化している
水などが気化するか液化・固化するかの境界線がスノーライン
液体の水は小石の衝突時にクッションとなって微惑星の形成を早める
以上
太陽から近い → 暑いのでみんな気化している
太陽から遠い → 寒いので水などの分子が液化・固化している
水などが気化するか液化・固化するかの境界線がスノーライン
液体の水は小石の衝突時にクッションとなって微惑星の形成を早める
以上
16: 名無しのひみつ 2013/07/24(水) 10:32:36.16 ID:d7HjpALd
>>11
>太陽から近い → 暑いのでみんな気化している
>太陽から遠い → 寒いので水などの分子が液化・固化している
逆
>>1
>円盤の表面は温度が高すぎて一酸化炭素が凍らず、円盤の内部でないと一酸化炭素が塵の
>粒子に凍りつくほどの低温にならない。
まだ太陽は点火してない段階ってこったろうな
>太陽から近い → 暑いのでみんな気化している
>太陽から遠い → 寒いので水などの分子が液化・固化している
逆
>>1
>円盤の表面は温度が高すぎて一酸化炭素が凍らず、円盤の内部でないと一酸化炭素が塵の
>粒子に凍りつくほどの低温にならない。
まだ太陽は点火してない段階ってこったろうな
18: 名無しのひみつ 2013/07/24(水) 15:51:54.84 ID:MlIPKduN
>>16 「円盤の内部」を激しく勘違いしてると思われ
常識で考えりゃ解るだろうけど、多分こう言うのも、
「権威ある人から間違った指示を受けても
大衆はそれに従っちゃう実験」
の身近な一例なんだろうな
常識で考えりゃ解るだろうけど、多分こう言うのも、
「権威ある人から間違った指示を受けても
大衆はそれに従っちゃう実験」
の身近な一例なんだろうな
13: 名無しのひみつ 2013/07/23(火) 16:52:30.51 ID:YQb4M62P
こういう想像図って誰が書くん?
結構なコスト掛かってると思うんだけど
結構なコスト掛かってると思うんだけど
17: 名無しのひみつ 2013/07/24(水) 12:55:17.15 ID:4Kwll4P5
【宇宙】若い女性の周囲のボディラインを発見
これなら俺も観測チームに入りたい
これなら俺も観測チームに入りたい
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