1: 2016/05/06(金) 06:53:44.59 ID:CAP_USER
歴史上最も明るい超新星爆発の記録を新たに発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/050200159/


 それは記録に残すのにうってつけの天体ショーだった。西暦1006年の4月に明るい星が突然現れ、徐々に暗くなり、数カ月後に見えなくなった。この天体は地球から7200光年も離れたところにあるにもかかわらず、ピーク時には金星より明るくなったという記録もある。(参考記事:「恒星の最期 超新星爆発とは」)

 目撃証言は、アジア、中東、ヨーロッパの文書のほか、おそらく北米の岩絵にも残された。日本でも藤原定家が『明月記』にこの「客星」のことを書いている。こうした記録のおかげで、今日の天文学者はこの天体の正体がSN1006という超新星だったことを知っている。(参考記事:「超新星SN1006の爆風」)

 そしてこのたび、古文書の調査をしていた天文学者たちが、これまで知られていなかった2編の記録を発見し、有史以来最も明るい超新星爆発の物語に一石を投じた。

 ドイツ、フリードリヒ・シラー大学イエーナの天体物理学者ラルフ・ノイホイザー氏は、ペルシャの科学者イブン・シーナー(980~1037年)の著作を調べていた。欧米ではアビセンナとして知られるイブン・シーナーは、各地を旅行し、天文学から医学まで幅広い分野にわたる著作を残した。

 その『治癒の書』には、医学のみならず自然科学や哲学に関する記述もある。そのなかに、突然現れたと思ったら、色を変え、「火花を散らして」消えてしまった天体に関する記録がある。ノイホイザー氏らによると、長らく彗星についてのものだと誤解されていたこの記述が、今回、超新星SN1006の観察記録だったことが明らかになった。イブン・シーナーがこの天体を観察したのは、彼が現在のイラン北部にあたる地域に住んでいたときのことだったと考えられる。(参考記事:「200万年ほど前に、地球の近くで超新星爆発」)

色の記述は初めて

 超新星SN1006については比較的よく記録が残っている。だが、新たに発見された文書には、さらに他の文書にはない詳細な記述が見られた。

研究チームの翻訳によると、イブン・シーナーが見た超新星は、最初のうちはわずかに緑がかった黄色に輝き、明るさがピークに達したときには激しくまたたき、やがて白っぽくなり、見えなくなったという。

 ノイホイザー氏は電子メールで、「ほかの文書が言及していない色の変化を記録している点で、この文書は特別なのです」と説明した。研究チームの論文は、科学誌「アストロノミカル・ノーツ」で掲載されることが決まっている。

 時間の経過に伴う超新星の色と明るさの変化の記録をたどることは、今日の天体物理学者が、この種の超新星爆発(専門的にはIa型と呼ばれ、科学的に重要である)の理解を深めるのに役立つ可能性がある。(参考記事:「17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった」)

 Ia型の超新星爆発は、複数の恒星がお互いのまわりを回っている恒星系で起こる。こうした恒星系の1つの星が進化の果てに小さくて非常に重い白色矮星になると、相棒の星からガスを吸い込み、どんどん重くなっていく。やがて、みずからの重力を支えきれなくなって崩壊し、爆発する。この爆発の明るさはほとんどの超新星で同じになるため、今日の天文学者は、宇宙に点在するIa型超新星を、遠方の天体の運動や距離を追跡するための「標準光源」として利用している。(参考記事:「なぜ宇宙は加速的に膨張しているのか」)

 ところで、SN1006はIa型ではあるが、1つではなく2つの白色矮星が爆発したと推測されている。お互いのまわりを回る白色矮星は、重力波の形でエネルギーを放出しながら近づいてゆき、ついには衝突して、通常よりさらに明るい大爆発を起こす。超新星を標準光源として利用する天文学者にとって、こうした特殊な超新星を正しく理解することは非常に重要だ。(参考記事:「“死体”を残さない最大の超新星爆発」)

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引用元: 【天文考古学】歴史上最も明るい超新星爆発の記録を新たに発見 「最初のうちはわずかに緑がかった黄色」に輝く、中東の古文書から [無断転載禁止]©2ch.net

3: 2016/05/06(金) 06:57:10.23 ID:GMFjiz0Y
「最初のうちはわずかに緑がかった黄色」に輝く

温度が低いの

4: 2016/05/06(金) 07:17:43.00 ID:AtxC7rQq
>突然現れたと思ったら、色を変え、「火花を散らして」消えてしまった天体
>長らく彗星についてのものだと誤解されていたこの記述
それだけ読むと流星(火球)に思えるがなぁ

5: 2016/05/06(金) 07:17:51.04 ID:nhs3mOlJ
ベテルギウスが楽しみ。

6: 2016/05/06(金) 07:30:15.21 ID:FCzYPoqe
オリオン座見る度に早くベテルギウス爆発しねーかなーと思ってるのは俺だけじゃないはず

7: 2016/05/06(金) 07:38:51.79 ID:AtxC7rQq
>>5,>>6
まったく思わない
超新星爆発期待するなら未知(無名)の星にしてくれ

9: 2016/05/06(金) 08:15:41.88 ID:89cjHFAU
すべてのIa型が同じ明るさとかは・・・・・幻想
新星の構成物質の差で大きく変わる

11: 2016/05/06(金) 09:58:49.54 ID:xGxybbdU
>>1、なにが昼間のように夜が明るくなるならw

金星より明るい程度じゃちょっと遠い月くらいやんけ!

12: 2016/05/06(金) 10:02:34.46 ID:V9EdJK5X
もし今ベテルギウスに爆発されたら、今後数万年間は火星に向かうような
惑星間有人飛行はもちろん、地球を周回する軌道に居る人間まで
今よりずっと重装備で防護しないと危険になってしまうのでは?

13: 2016/05/06(金) 10:15:03.68 ID:txHlroE/
>>12
最悪地表も危ないだろ
電子機器が使えなくなる

18: 2016/05/06(金) 13:18:32.36 ID:4O1f5yfv
>>12
そういうことじゃないだろ
ガンマ線バーストとかいうシロモノでオゾン層が一瞬のうちに破壊され、
人を含む地球上の生物のほとんどが死滅するということだ

パニックにならないよう学者が地軸の角度が違うとかまやかしを言ってたが、
爆発に際してどういうことが起こるのかわかっていない……検索するべし

ベテルギウスはもう爆発しているのかもしれない
……杞憂()であることを切望している

15: 2016/05/06(金) 11:39:39.30 ID:E/RRnXOS
板垣 最近見てないなぁ

19: 2016/05/06(金) 14:22:29.89 ID:o21+HEZz
激しく瞬いたのは爆発のムラ?

16: 2016/05/06(金) 13:06:56.37 ID:XlfPFKrJ
笑ってる赤いカボチャに見えた