1: 2016/07/20(水) 07:57:19.25 ID:CAP_USER
冥王星、探査から1年でわかった5つの事実 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071900267/
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071900267/ph_thumb.jpg


 1930年の発見以来、人類は数十億キロのかなたにある冥王星に魅せられてきた。

 そして1年前の2015年7月14日、NASAの無人探査機ニューホライズンズが冥王星への接近通過に成功し、私たちはその姿を初めて間近から見ることになった。

 小さな冥王星の横を探査機が通過するのに要した時間はわずか3分だったが、冥王星と、その巨大な衛星カロン、4つの小さな衛星ステュクス、ニクス、ヒドラ、ケルベロスを擁する冥王星系全体は、もっと長く、じっくりと観察することができた。(参考記事:「冥王星“接近通過”をめぐる10の疑問に答える」)

 その際に収集されたデータは、今でも科学者を驚かせ、当惑させているが、冥王星は巷ではすっかり人気者となり、1991年に米国でつくられた「冥王星は未探査」とタイトルを打った記念切手が、「冥王星は探査済み」と修正されて発行されたほどだ。

 ニューホライズンズからのデータ送信はまだ続いているが、科学者たちがこれまでに明らかにした、驚きの事実のほんの一部をご紹介しよう。(参考記事:「冥王星に信じがたい5つの新事実発覚」)


冥王星は生きている

 冥王星には、メタンの氷がヘビの鱗状に覆った広大な平原をはじめ、太陽系屈指の奇妙な地形が見られる。しかし、その地下ではさらに、氷の天体の概念を根底から覆すような、地質活動が起こっているのだ。

 それまで科学者たちは、太陽系の端にあるこの極寒の天体に、ほとんど地質活動はないと考えてきた。

 地球からの観測によって、冥王星の表面で季節ごとに氷が移動している可能性は指摘されてはいたが、今回ニューホライズンズのデータからは、想定外の事実が明らかになった。冥王星は今も(あるいはつい最近まで)地質学的に“生きている”のだ。内部の熱の作用で、その表面の物質に動きが起きているという。

 米サウスウエスト研究所のキャシー・オルキン氏は、スプートニク平原と呼ばれる直径1200キロほどの広大な氷原に言及し、「太陽からこんなに離れた冥王星に地質活動があるとは、本当に驚きでした」と言う。

 なめらかなその平原は多角形のパターンに分割されている。それはすなわち、新しい氷が下からゆっくりわき上がってくることを示している。その表面の氷は地質学的に驚くほど新しいもので、50万~100万年ほどで置き換わるという。(参考記事:「冥王星、氷が絶えずわき上がる意外な地質運動が判明」)

 米航空宇宙局(NASA)エイムズ研究センターのオリバー・ホワイト氏は、「冥王星が太陽の周りを公転する際、表面と大気の相互作用に関連した活動があるのではと思っていましたが、こんなに広範囲にわたって窒素の氷の塊が対流していたとは!」と驚く。


窒素の氷河と漂う氷山

 スプートニク平原には窒素が凍った氷からなる氷河が流れ込んでいて、その動きは地球の氷河に似ている。平原には水が凍ってできた巨大な氷山が漂っているが、窒素の氷河はその水の氷山の傍らを流れることで氷のかけらを運び、冥王星の表面に溝を刻んでいる。

 液体が表面の溝を刻んでいる可能性もあるが、米ローウェル天文台のウィル・グランディ氏は、まだわからないと言う。冥王星の地下に海などがあるかどうかは、謎のままだ。

 もう1つの謎は、頂上にくぼみがあるライト山とピカール山だ。2つとも巨大な氷の火山で、灼熱の溶岩ではなく、窒素、一酸化炭素、あるいは水の氷が混ざったものを噴き出していると、考えられている。

 「何かを初めて間近に見るときには、答えよりはるかに多くの謎が見つかるものです」とグランディ氏は言う。「少なくとも、今回はそのようです」

カロンは死んでいない 

 冥王星の成果だけでもミッションは大成功だったといえそうだが、ニューホライズンズが見てきたのは冥王星だけではない。

 冥王星の巨大な衛星カロンも、素晴らしく奇妙な天体であることが判明した。衛星というよりも、冥王星との二重天体と考えられるほどの大きさをもつカロンは、多くの科学者が予想していたようなクレーターだらけの死んだ天体ではなかった。

「私はカロンのことを、土星の衛星レアのような、クレーターだらけの退屈な灰色の天体だと思っていましたが、読みが甘すぎました」と、サウスウエスト研究所のカーリー・ハウェット氏は言う。

 確かにカロンにもクレーターはあり、その数は冥王星より多かったが、予想を下回るものだった。カロンは冥王星に比べて全体的に黒っぽく、その極地方には謎めいた暗赤色の領域があり、「モルドール・マキュラ」と呼ばれている(モルドールは、トールキンの小説『指輪物語』に登場する冥王サウロンの王国で、『黒の国』という意味)。この領域は、冥王星から飛んできた分子が堆積して色がついたと考えられている。(参考記事:「冥王星の衛星カロンに謎の黒い領域」)

 カロンには深いひび割れも走っている。科学者たちはその理由をまだ説明できていないが、地下の海が凍結して膨張し、表面を引き裂いた可能性がある。冥王星と同じく、カロンの表面にも、驚くほどなめらかで、地質学的にまだ新しいと見られる部分がある。

続きはソースで

ダウンロード

引用元: 【天文学】冥王星、探査から1年でわかった5つの事実 地質活動は存在する、大気は予想外、衛星は奇妙 [無断転載禁止]©2ch.net

6: 2016/07/20(水) 08:21:55.38 ID:PtpJ0yvy
太陽系内ですら実際行かんとわからんことだらけなのに、地球付近から眺めてるだけで宇宙の全部が分かるわけないよなあ

7: 2016/07/20(水) 08:48:05.12 ID:nXAwzyUl
サウロンずいぶん遠くに引っ越してんだな
よっぽど隣人とこじれたのか

9: 2016/07/20(水) 09:04:32.43 ID:j/hWPVER
12月くらいまでには撮影した画像をすべて受信できたんだっけ?

10: 2016/07/20(水) 09:11:58.08 ID:pjbEdERZ
もう惑星に戻してあげて…

11: 2016/07/20(水) 09:15:01.14 ID:4Z94lpV0
>>10
ばーか
惑星になりそこねた星なんだから準惑星でいいんだよ

12: 2016/07/20(水) 09:29:37.48 ID:s6R0JYJM
オワコン星

13: 2016/07/20(水) 10:06:04.45 ID:riSWzJbb
冥王星人
なんか言いづらいww

14: 2016/07/20(水) 10:18:58.48 ID:KVkDHfQ5
俺、天文学のニュースは好きだけど、
冥王星の研究の意義はなんなのかわからない。
なんか、役に立つことでもあるの?

15: 2016/07/20(水) 10:27:03.68 ID:dNoEafKp
>>14
アメリカの国威発揚

16: 2016/07/20(水) 10:57:04.03 ID:s6Gv/uO/
こいつらいっつも概念を根底から覆されてるよな

17: 2016/07/20(水) 11:48:18.73 ID:Do/tq9iV
>>大気は予想外

学者の予想なんて大抵こんなもん。
冥王星に超伝導プラズマ生命体はいる。
いないとか言うやつは学者の予想を信じてるだけの科学盲信者

20: 2016/07/20(水) 12:15:16.98 ID:17oiyl0M
まず5つを箇条書きにしてくれ。5つが何か分らない。

21: 2016/07/20(水) 12:15:31.83 ID:ohaJKsGK
>>1
なげーよ
内容は面白いんだから、短くまとめてよ

22: 2016/07/20(水) 12:23:53.68 ID:Do/tq9iV
>>大気は予想外

マジレスすると予想の範囲内。
地熱で気化した窒素や酸素が大気になってる。
そんで上空で冷やされて地表に降り積もってるんだよ。

26: 2016/07/20(水) 14:11:26.09 ID:3PBKTa4Y
所詮、準惑星

28: 2016/07/20(水) 14:35:10.41 ID:Zso4tYDt
荒っぽく言うと

わかった事実をつないで「概念を作る」のが学者の仕事

新たにわかった事実により「概念を覆す」のも学者の仕事

29: 2016/07/20(水) 14:49:30.91 ID:pmCwPbQw
分からないで思考停止するより遥かに高尚だわな

惑星を真っ二つに割れないものだろうか
磁石と類似した特徴を見出だせると思うんだけどなー

33: 2016/07/20(水) 14:59:06.07 ID:CKCR3RT8
人間は宇宙からやってきた説が有力視されるようになってきた。
科学的に見ても、進化論には無理がある。

35: 2016/07/20(水) 15:59:45.24 ID:wyzI7iAS
火星みたいに地殻変動が止まってる死んだ星じゃないってこと?