1: 2018/11/07(水) 13:36:47.40 ID:CAP_USER
岸川 諒子氏(産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門)と川崎 繁男(JAXA宇宙科学研究所)らからなる共同研究チームは、窒化ガリウムダイオードとシリコン高周波整合回路を混成したHySIC(Hybrid Semiconductor Integrated Circuit)構造により、マイクロ波電力を直流電力に変換する高周波整流回路を実現し、その動作実証に世界で初めて成功しました。開発したHySICはマイクロ波で伝送した電力を効率よく直流電流に変換できることが期待され、かつ、宇宙線耐性が強く、また、小型化・軽量化が可能なデバイスです。今回動作実証したHySIC高周波整流回路を高性能化することで、人工衛星内の無線給電など将来の宇宙開発や地上応用が期待されます。

■開発したHySIC整流回路(左)と概略図(右)
http://www.isas.jaxa.jp/topics/assets_c/2018/11/20181106_fig-thumb-700xauto-5428.jpg

本研究成果は、2018年11月6~9日に国立京都国際会館(京都府京都市)で開催される2018 Asia Pacific Microwave Conference(APMC 2018)にて発表されます。

なお、本研究の一部は、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構からJAXA宇宙科学研究所に委託された経済産業省「太陽光発電無線送受電高効率化の研究開発」(平成26年度~平成28年度) の成果が基になっています。

IT技術の進歩と無線通信が社会インフラとして整備されつつあり、情報のワイヤレス化が急速に進んでいます。次のステップは、電力・電源のワイヤレス化、つまりコンセントやバッテリーフリーで様々な電気機器類が作動することでしょう。電力が無線で供給されるようになれば、電源ケーブルの配線が難しい場所で電気機器類を動かすことができます。また、様々な制約からバッテリーの設置やバッテリーへの充電が難しい場合でも電気機器類を使うことができるようにもなります。

考案されている無線電力伝送方法は大きく分けて三つ、電磁誘導を用いる方法、磁気共鳴・電界共鳴を用いる方法、電波で電力を伝送する方法があります。マイクロ波を用いた無線伝送技術は、電波で電力を送る方法のなかでもマイクロ波と呼ばれる波長帯の電波を用いる方法です。他の方法と違い、数m以上の長距離でも電力伝送できるというメリットがあり、様々な分野での利用が期待されています。例えば、建物内の無線電力伝送システム、EV車の充電を含め電気機器の無線充電、宇宙で太陽光発電した電力の地上への送電、IoT端末機器への電源供給などです。

そして、マイクロ波無線電力伝送は、衛星・探査機への応用も期待されています。人工衛星や探査機など宇宙機内にはガスセンサー、振動センサー、温度センサーなど多数のセンサーが取り付けられ、機体や装置の状態を常に監視しています。こういったセンサー類にケーブルで電力供給する場合、コネクターの接続ミスや破損により機器が使えなくなるおそれがあります。これを避けるために繰り返す試験は、衛星や探査機のコストを押し上げてしまいます。無線で電力を供給できれば、機器類へのケーブル設置作業が不要になりますから、衛星の製作が簡単で短期間に行えるようになり、結果的には低コスト化を実現できます。このほかにもケーブルを取り付けた場合に比べ、無線電力供給では宇宙機の形状変化の自由度が高くなるというメリットもあります。

さて、無線給電方法で電気機器を動かすためには、マイクロ波で送った電力を直流電流に変換する必要があるため、いかに効率よく直流電流に変換できるかが実用化への第一歩となります。

宇宙科学研究所 http://www.isas.jaxa.jp/topics/001945.html 
■図1 センサーへの無線給電システムの概要とHySIC整流回路
http://www.isas.jaxa.jp/topics/assets_c/2018/11/20181106_fig1-thumb-700xauto-5431.jpg

本研究では衛星や探査機搭載用の無線電力伝送システムの開発を目指し、マイクロ波の電力を効率よく直流電流に変換する回路(整流回路)の設計と製作、動作確認を行いました。整流回路でいかに効率よくマイクロ波の電力を効率よく直流電流に変換できるかによって、無線電力伝送システムの性能が決まると言っても過言ではありません。

共同研究チームは、整流回路にHySIC(Hybrid Semiconductor Integrated Circuit)技術を適用しました。HySIC技術は、共同研究チームの一員である川崎 繁男が2014年に提唱した技術で、複数の半導体を一つの回路に混成させ、一種類の半導体では実現不可能な機能を持たせることができる回路のことです。HySICは低コスト・超小型化を可能とする高周波集積回路として期待されています。

整流回路は、整流デバイス(ダイオード)・(平滑回路・)入力整合回路・負荷抵抗から構成されます。マイクロ波から直流電流へ変換するにはダイオードを用います。本研究ではダイオードとしてGaN(窒化ガリウム)を用いました。

続きはソースで
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引用元: 宇宙機内のセンサーに無線給電化が可能に ― 窒化ガリウム/シリコンハイブリッド高周波整流回路の動作実証に成功[11/06]

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4: 2018/11/07(水) 13:41:52.62 ID:V5hZw+fp
ノーベル賞級?

21: 2018/11/07(水) 18:45:29.41 ID:iy29LNrp
>>4
効率が悪すぎるから。

100Vの家庭用電源から電波出したら、乾電池2、3個分の電気になる。

それならボタン電池から電源取ればという話になる。

5: 2018/11/07(水) 13:51:14.84 ID:MPHHznKF
お弁当温めますか?

6: 2018/11/07(水) 14:05:28.06 ID:q2Ag6dWm
太陽風で誤動作しそう

7: 2018/11/07(水) 14:10:30.40 ID:kvgwA6Cq
技術を海外に流すなよ
下手すりゃ兵器転用だぞ、これ

9: 2018/11/07(水) 14:47:40.13 ID:R2R5ApYR
>人工衛星内の無線給電など
さあね。それが必要な場面は、とても少ないような気がする。
有線で給電、有線で情報の送受。その方が主流だろう。
情報の方は LAN のような仕組みを使って、多対多の通信が
電線の本数を減らしても可能になっているそうだ。

10: 2018/11/07(水) 14:51:17.72 ID:hF8z5CrM
高周波域のいろんな観測にも使えそう

11: 2018/11/07(水) 14:51:42.98 ID:wzWBJeUL
年間1兆円くらい投入して産業化すべき
そして電力回収衛星兼電波望遠鏡衛星たくさん飛ばそうぜ

13: 2018/11/07(水) 15:06:14.58 ID:Kv8hFjOW
反射であればAIフィールドの話で目的にしている技術はバリアーを
いかに破るかその技術つくりだよね

14: 2018/11/07(水) 15:08:29.10 ID:UsqUYYis
この手の物は宇宙船も良いが先ず車の中に設置して欲しいね。
通信は無線でも電源ケーブル引くのが邪魔くさいから。
LED照明とかカメラとかさ。

15: 2018/11/07(水) 15:10:53.91 ID:UsqUYYis
ETCとかレーダーとかドラレコとかさ。

16: 2018/11/07(水) 15:22:03.06 ID:UsqUYYis
無線給電の一番利用しやすいのが車だろ。
最長でも5m飛ばせば良いだけだから。
というか真ん中につけて2mも飛べば充分だろ。

17: 2018/11/07(水) 15:46:39.50 ID:8eGf+w0i
宇宙飛行士が癌になる。

19: 2018/11/07(水) 15:52:23.82 ID:UpjABYqU
製造ラインのセンサ系,制御系で利用できそう。
溶接ロボ工程とか妙な高周波やX線,γ線バリバリ出しているからな。

20: 2018/11/07(水) 16:09:19.59 ID:2o7ei9Q0
>窒化ガリウム/シリコン HySIC 高周波整流回路は、人工衛星で不可欠な宇宙線への耐性が高いという特性だけではありません。
こいつら大丈夫か
恒星の周囲は、エネルギープールの中に人工衛星を浮かべている状態や
固定概念を辞めろ

22: 2018/11/07(水) 19:43:08.04 ID:Jy4LBvI3
>>1
EMC試験で地獄を見そうだが

23: 2018/11/07(水) 19:48:50.70 ID:2Q7lb2K4
マイクロ波は拡散するからエネルギーロスが多そうだっけど、やっぱり今は10%が精一杯か・・・
実用化はまだまだまっぽい

25: 2018/11/07(水) 22:36:14.61 ID:B20tLBFD
ディュートリオンビーム

26: 2018/11/07(水) 22:47:51.08 ID:w9Di9Xe6
>>1

シムシティで見た

18: 2018/11/07(水) 15:48:44.69 ID:wC++2CGn
月は出ているか