1: 2019/04/27(土) 19:27:51.75 ID:CAP_USER
青森県沖で墜落したと見られる航空自衛隊F-35A戦闘機の捜索に、文部科学省の関連機関である海洋研究開発機構の海底広域研究船「かいめい」が投入されます。広大な範囲を、具体的にどのように捜索するのでしょうか。

■文部科学省関連機関の海底広域研究船を投入

 2019年4月9日19時25分ごろ、航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F-35Aは、同三沢基地(青森県三沢市)の東方約135kmの太平洋上にて機影がレーダーから消え、連絡も取れなくなりました。消息を絶った同機は海へ墜落した可能性が大きく、24日(水)現在もなお、自衛隊や海上保安庁が捜索を進めています。

 4月23日(火)、岩屋 毅防衛大臣は閣議後の記者会見で、このF-35A戦闘機墜落事故に関して、文部科学省所管の研究機関である海洋研究開発機構(JAMSTEC)の保有する海底広域研究船「かいめい」が、機体の捜索活動に参加することを発表しました。

この海底広域研究船「かいめい」とは、どのような船なのでしょうか。

「かいめい」は2016年に完成した新鋭研究船で、主要な任務は以下の3つです。

・海洋資源分布の広域調査、鉱物・鉱床の生成環境を捉える総合的科学調査を行うこと
・海底下構造探査、地震・津波に対する防災・減災研究を行うこと
・地球規模の気象現象の把握や環境変動の解明を行うこと

 つまり、海底の地下に埋蔵されている石油や天然ガスなどのエネルギー資源の在り処を探し出したり、鉄やマンガン、希少金属なども含めた鉱物資源の分布とその生成過程を調査したりすることや、海底下の地質や地層構造を調べ、地震の発生メカニズムを明らかにし、防災対策などに生かすこと、そして、気象観測や海洋観測を行い、気候や地球環境の変化を捉え、分析・研究することです。

■実際どのように調査している?

「かいめい」の特徴は、海を広い範囲で探査する装備と能力を持ち、海底に有望なポイントを見つけたならば、ピンポイントでその資源サンプルなどを採取する機能を有した研究船だということです。

まず海底広域探査能力について。「かいめい」は「MCS(マルチチャンネル反射法探査システム)」と呼ばれる装置を搭載しています。これは音波を利用して、海底や海底下の地層を調べる装置です。MCSは、「エアガン」という音波発生装置と「ストリーマーケーブル」という音波を感じ取るセンサーを内蔵したケーブルで構成されます。両者を船尾から繰り出して曳航し、エアガンから音波を発射、海底で反射した音波をストリーマーケーブルで受け取ります。そのデータを船内で解析して海底地形図を作り、分析するというものです。

 MCSによる探査方法は数通りあって、たとえば長さ3000mのストリーマーケーブルを4本曳(えい)航する方法では、一気に広範囲の海底地形データを取得することができます。調査する海域を行っては戻り、往来を繰り返すことで取得する海底地形データを面的に広げていき、作り出す海底地図は3Dの立体地形図とすることも可能です。海底の山や谷、海底にある物体などをも詳細に捉えます。「かいめい」はこのように、海底を見通す優れた目を持っているのが最大の特徴です。

 次に海底試料採取能力について。「かいめい」はROV(Remotely Operated Vehicle、無人探査機)も搭載しています。船内から遠隔操作するこの海中ロボットは、水深3000mまで潜らせることが可能で、2本のマニピュレータという機械の腕を持ち、海底に観測装置を設置したり地質サンプルなどを採取したりといった海中作業ができます。荷物などの搭載可能量は250kgもあるので、重量物を引き揚げてくることも可能です。

https://contents.trafficnews.jp/image/000/027/997/large_190423_kaimei_01.jpg
■なぜ「かいめい」が投入されるの?

「かいめい」はおもに日本周囲の海を航海し、MCSを使い海底を広範囲に探り、海底埋蔵資源の存在が有望視された箇所を発見すれば、ROVやそのほかの採取装置を潜航させてサンプルを採取し、引き揚げたサンプルはすぐさま船内の研究室で観察・分析することができる研究船です。エネルギー資源の少ない日本にとって、日本の周囲の海に眠る手つかずの海底埋蔵資源は、次世代を担う資源としてその開発を望まれており、日本の海のどこに、どれほどの資源があるか、これを解き明かすことが「かいめい」のミッションとなっています。

続きはソースで

乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/85612
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引用元: 【探査船】F-35戦闘機捜索に投入の海底研究船「かいめい」とは 科学研究のための船をどう活用?[04/26]

3: 2019/04/27(土) 19:30:42.43 ID:xSYeB617
例え見つけて回収しても見つけた事を公表しないのが正解

26: 2019/04/28(日) 19:40:19.84 ID:nSBQya/r
>>3
>例え見つけて回収しても見つけた事を公表しないのが正解

中露「知ってた」

4: 2019/04/27(土) 19:32:24.60 ID:QCIvAHxD
壇ノ浦の戦いで沈んだツルギを探してこいよ。

5: 2019/04/27(土) 19:36:01.54 ID:YK5b5K3h
そういうレーダーには反応するの?ステルス戦闘機って

17: 2019/04/28(日) 15:17:14.06 ID:AVnzkfo3
>>5
水中ではレーダーが通らないからソナーを使う
ステルス機はソナー対策されてないから見つかるよ

40: 2019/04/30(火) 21:47:37.75 ID:rl8iTgbF
>>5 の言わんとすることはステルス戦闘機なのにレーダーから消えた
ということじゃねえのか。

6: 2019/04/27(土) 19:42:05.97 ID:yCF+0bxQ
やば、ちきゅう号とかぶるね。青森県沖要注意。

7: 2019/04/27(土) 19:44:35.90 ID:n/vGIXhJ
レーダーじゃなくてソナーでしょ

沈んだ機体から発するビーコンはバッテリが消耗してしまったらもう無理なんで
そうなると海底の突起を調べていくしかないもんな

とはいえ、1500mの海底をそんなに明瞭に3Dで出せるのかなぁ?
低周波で質の悪い音波しか届かないでしょ かなりアバウトになるんじゃないかな

9: 2019/04/27(土) 20:09:23.92 ID:/SxB2J0x
>>1
なるほど、ファーウェイなど中共の息のかかった学者を利用すれば引き上げた機体の情報を盗むことが出来るな

10: 2019/04/27(土) 20:20:24.47 ID:YHkwlNM2
中々いい訓練になりそうだな。

15: 2019/04/27(土) 21:15:28.92 ID:0343eUmB
尾翼だけでも見つかっといて良かったよ
どこかに亡命したんだろとか、そう言われても反論できないよね

18: 2019/04/28(日) 15:51:28.16 ID:L3Dc1mXu
もう中露の潜水艦が持ってっちゃったかもな

20: 2019/04/28(日) 17:53:25.28 ID:vJ/+s8co
「かいめい」の名前の由来は、水金地火木土天海冥 の「海冥」から。

22: 2019/04/28(日) 18:36:40.90 ID:wiRZz83H
墜落した時に尾翼が取れた時と思ってるだろうが、実際は尾翼が取れたことが墜落原因であって
そのあと訓練中止→墜落の順だと思う

23: 2019/04/28(日) 18:45:28.74 ID:++t8WVfh
さすがに中露も先乗りして水中探査はしないのね。
少なくとも大掛かりには。
国際法上の問題はないはずだし、結構おいしいとは思うが、敵対的過ぎるか流石に。

24: 2019/04/28(日) 19:01:34.17 ID:fRfmgBOz
>>23
どうやったらそんなことができるんだい?

大方、アメリカの原潜が背中にASDS(SEAL隊員を輸送するシステム)を搭載してる写真みて
密かに海中に原潜がやってきて、DSRV(特殊潜航艇)を切り離し探索したり、ダイバーがそこから出てライトで探索するのを
想像したんだろうけどね
1500mの海底じゃ全然無理だよw 

中ロともそこまで潜れるマニピュレーター付DSRVは持ってないし(洋上船の支援を必要とするタイプ)、ダイバーなんかペチャンコだぜ

25: 2019/04/28(日) 19:35:45.67 ID:nSBQya/r
>>1
もっと早く準備できなかったのか?

28: 2019/04/29(月) 00:13:58.32 ID:OJ0IJXDE
昔、奇跡のように爆発して落ちたH2のエンジンを
大洋底で見つけて回収した実績

29: 2019/04/29(月) 03:17:23.09 ID:f7VGjkq5
マルちゃんでシグナル拾えるのかなあ。
結構不安定らしいし。

「うらしま」MBESで広域マッピングして、反射率の異常を探すのが良いのでは?

31: 2019/04/29(月) 11:51:02.28 ID:scPtE6/S
中国はアルゼンチン潜水艦が沈んだ時もオブザーバー参加で
実際の捜索活動はしなかったからな
沈んでいる地点は水深800mだったがね

これで判ったことは、
・中国は公表してる1000m級のDSRVは所有していないこと
・実際にはイギリスから輸入した500m級の技術しかないであろうこと(おそらく中国軍は丸コピーだろう)
・船舶とセット運用が前提で、航空機で運搬できないようだということ(アメリカは空輸し、ノルウェーの工作支援船で運用した)
・いわんや潜水艦で緊急にDSRVを運ぶのはありえないということ

あのすげー荒れた海上の海域(「吠える40度」海域。それより南になると「航海士の墓場」と言われる)で、
海中の潜水艦から切り離してやれるならとっくだったよ

そんなことは無理で、水上の母艦で運用するしかないから各国とも苦労してたんだ
潜水艦を母艦にして運用など夢物語さ

34: 2019/04/29(月) 12:11:23.61 ID:sm4JDeLV
こんなに長引くとはおもわなかったなあ~ 
海底って思ったより遠い世界だった

36: 2019/04/29(月) 12:41:07.70 ID:91V3YfXh
運の要素も当然大きいけど、LE-7エンジンよりかは発見楽なのかねぇ。H-2打ち上げログレベルにデータが残って
るわけでもないからそうでもない?
・・・マレーシア航空のB-777は機体が巨大でも、墜落場所すらわからず捜索範囲が広すぎて無理だったよね。

42: 2019/04/30(火) 22:34:26.83 ID:cdAXirRj
ついでに油田でもみつけろ。

43: 2019/05/01(水) 01:32:15.56 ID:Xs3OxXO4
しんかい6500は

30: 2019/04/29(月) 04:37:00.25 ID:YLOvb81q
今もパイロットは救援の潜水艇が来るのを待っている!