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技術

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1: 2016/03/19(土) 21:34:44.55 ID:CAP_USER.net
産総研:レアアースを添加せずに窒化物で世界最高水準の圧電性能を実現
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160318/pr20160318.html


ポイント

•窒化アルミニウムにマグネシウムとニオブを添加して世界最高水準の性能を持つ圧電材料を開発
•レアアースのスカンジウムを使わずに安価なマグネシウムとニオブで圧電性能を向上
• 次世代通信機器用の高周波フィルターやセンサーネットワークへの利用に期待


概要

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)製造技術研究部門【研究部門長 市川 直樹】センシング材料研究グループ上原 雅人 主任研究員と秋山 守人 副研究部門長らは、株式会社 村田製作所【代表取締役社長 村田 恒夫】(以下「村田製作所」という)と共同で、高価な元素を使わずに、窒化物として世界最高水準の性能をもつ圧電材料を開発した。

 圧電材料である窒化アルミニウム(AlN)は高いQ値を持つため、モバイル通信用のFBAR高周波フィルターに使用されているが、今後の通信方式の進化に向けて圧電性能の向上が求められている。
レアアースの一つであるスカンジウム(Sc)を窒化アルミニウムに添加すると飛躍的に圧電性能が向上するが、スカンジウムは非常に高価であり、代替できる元素の探索が行われてきた。

 今回、窒化アルミニウムに安価なマグネシウム(Mg)とニオブ(Nb)を同時に添加することで、スカンジウム添加窒化アルミニウムと同等レベルの圧電性能を実現した。
この性能は窒化物の圧電材料としては世界最高水準であり、レアアースを含まずに安価に製造できるため、次世代の高周波フィルターへの応用が期待される。
また、膨大なセンサーが必要とされるIoTやスマートマニュファクチャリングなどのセンサーネットワークの実現に向けたキーデバイスとしての利用が考えられる。

 なお、この技術の詳細は、平成28年3月19日に東京工業大学(東京都目黒区)で開催される第63回応用物理学会春季学術講演会で発表される。

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引用元: 【材料科学】レアアースを添加せずに窒化物で世界最高水準の圧電性能を実現 スカンジウム添加窒化アルミニウムと同等の性能

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1: 2016/03/19(土) 08:31:39.33 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】可視光・水・空中窒素からのアンモニアの合成に成功 - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/44023


研究成果のポイント

•ナノ空間に光を濃縮することができる光アンテナ構造と,窒素を選択的に吸着する助触媒を組み合わせることで,次世代エネルギーキャリアとして注目されるアンモニアを,可視光照射下で水と窒素から選択的に合成することに成功。
•化学肥料や化成品の原料であるアンモニアは,全世界のエネルギー消費の 1%以上を用いて合成されており,可視光を有効利用する本人工光合成は,地球規模の省エネにも大きく貢献可能。


研究成果の概要

 北海道大学電子科学研究所の三澤弘明教授・押切友也助教の研究グループは,酸化物半導体基板に金ナノ微粒子を配置した光電極を用い,
究極の光エネルギー変換系として注目を集めている人工光合成への展開を図ってきました。
本研究では,窒素を効率よくアンモニアに変換可能な助触媒を開発して,金ナノ微粒子を配置した光電極に担持することにより,水・窒素・可視光から,次世代のエネルギーキャリアとして注目されているアンモニアを選択的に合成することに成功しました。

続きはソースで

ダウンロード
 

引用元: 【触媒科学】可視光・水・空中窒素からのアンモニアの合成に成功 窒素を選択的に吸着する助触媒(Zr/ZrOx)を開発

可視光・水・空中窒素からのアンモニアの合成に成功 窒素を選択的に吸着する助触媒(Zr/ZrOx)を開発の続きを読む

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1: 2016/03/16(水) 21:11:49.26 ID:CAP_USER.net
産総研:世界最高レベルのQ値を有する光ナノ共振器の大量作製に成功
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160316/pr20160316.html


研究成果のポイント

•工業生産に適したフォトリソグラフィ法を使用し、従来の100万倍のスピードで作製
• 世界最高レベルのQ値(注1)150万を達成、超高Q値光ナノ共振器の普及へ
• シリコンレーザーや光メモリー、簡便に使える医療診断センサーの開発等応用に期待


研究概要

 公立大学法人大阪府立大学(理事長:辻 洋)工学研究科の高橋和准教授と、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長:中鉢 良治) 電子光技術研究部門の森雅彦研究部門長、岡野誠研究員の研究グループは、世界で初めて、工業生産に適したフォトリソグラフィ法を用いて、100万以上のQ値を有する光ナノ共振器を作製することに成功しました。

 シリコンフォトニック結晶(注2)を用いた光ナノ共振器(注3)は、100万を超える非常に高いQ値を実現しており、光を微小領域に強く閉じ込めることが可能です。
この特長を生かしたさまざまな光素子が研究されており、IoT時代を切り開くシリコンレーザー(注4)、光集積回路で重要となる光メモリー(注5)、どこでも簡便に使える医療診断センサー(注6)などが例として挙げられます。
とくに、近年開発され注目を集めている超低消費電力シリコンラマンレーザー(注7)は、100万以上のQ値を持つ光ナノ共振器が必要不可欠とされています。

 しかし、これまで実現してきたQ値100万以上の光ナノ共振器は全て、電子線リソグラフィ法により作製されたものでした。
産業応用を実現するには、半導体製造で一般的なフォトリソグラフィ法(電子線リソグラフィの100万倍の生産性を持つ)を用いて大面積ウエハー上に一括作製することが重要です。

 一般的に、光ナノ共振器は、非常に小さな空気孔(直径200ナノメートル程度)を周期的に配列した構造からなるため、リソグラフィに高い精度が要求されます。
また、リソグラフィ以外の作製工程でも多くの工夫が必要になります。
そのため、100万以上のQ値を実現することは、電子線リソグラフィ法を用いたとしても容易ではなく、微細パターン形成の精度が劣るとされるフォトリソグラフィ法と、柔軟性に欠ける半導体製造プロセスでは、Q値100万以上の光ナノ共振器を作製することは困難と考えられてきました(図1)。

 これまでに、大阪府立大学のグループは、電子線リソグラフィ法を用いて作製された世界最高レベルのQ値を有する光ナノ共振器を研究してきました。
一方、産業技術総合研究所(略称:産総研)は、フォトリソグラフィ法と半導体製造プロセスを用いたシリコンフォトニクス研究において、世界トップレベルのエンジニアリング技術を保有し、国内最大のシリコンフォトニクス研究拠点として、産業応用を積極的に推し進めてきました。
本研究は、基礎研究と応用研究で世界を牽引するグループが協力することで、初めて可能となりました。
両グループがそれぞれの知識、技術を持ち寄り、融合させることで、フォトリソグラフィ法と半導体製造プロセスを用いて高Q値光ナノ共振器を作製するための最適な方法が考え出されました。
それぞれの強みを生かして、主に、産総研がデバイス設計とサンプル作製を担当し、大阪府立大学がデバイスの特性評価を担当しました。

 サンプル作製は、産総研スーパークリーンルーム(略称:SCR)のシリコンデバイス一貫試作ラインを利用しました(図2)。
最先端のArF液浸フォトリソグラフィ法(注8)と、現場の技術者が有するプロセスノウハウを生かして、大面積30 cmシリコンウエハー全面に、光ナノ共振器を高い精度で作製しました(図3)。
その結果、予想を大きく上回る、150万のQ値を得ることに成功しました(図4)。今後、共振器構造と作製プロセスの最適化を進めることで、これ以上のQ値も十分期待できます。

 本研究成果を受けて研究グループでは、今後、オープンイノベーション推進拠点である産総研SCRにおいて、多くの研究者が高Q値光ナノ共振器を研究できる体制を整えていき、フォトニック結晶デバイスの早期実用化を推進していく予定です。
国内のフォトニクス研究者の連携を強化することで、フォトニック結晶、シリコンフォトニクス技術に基づく新たなフォトニクス産業の創出が期待されます。

 本成果は、平成28年3月22日、東京工業大学で開催される応用物理学会の注目講演として発表される予定です。

続きはソースで

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引用元: 【技術】世界最高レベルのQ値を有する光ナノ共振器の大量作製に成功 従来の100万倍のスピードで作製

世界最高レベルのQ値を有する光ナノ共振器の大量作製に成功 従来の100万倍のスピードで作製の続きを読む

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1: 2016/03/22(火) 00:20:30.43 ID:CAP_USER*.net
小説を書く人工知能の開発を目指す研究プロジェクトの報告会が21日、東京で開かれ、実際に人工知能を使って書かれた小説が紹介されました。

このプロジェクトは人工知能を使ってSF作家、星新一さんの作風を受け継いだ新作の小説を生み出すことを目指して4年前から進められています。
21日に東京・港区で開かれた報告会には、プロジェクトに参加する人工知能の研究者らおよそ150人が参加しました。
報告会では、プロジェクトを統括する公立はこだて未来大学の松原仁教授が現状を紹介し、人工知能を使って書いたショートショート4作品を星新一さんにちなんだ文学賞、「星新一賞」に応募したところ、受賞はならなかったものの一部が一次選考を通過したことを明らかにしました。
松原教授は「一次選考を通過したことは快挙だ」としながらも、「現在の人工知能ではあらかじめストーリーを決めるなど人間の手助けが必要な部分が多く今後、さらに研究が必要だ」と述べました。
また、応募作に使われた人工知能を開発した名古屋大学の佐藤理史教授は、「人工知能が一から小説を書いたと言い切れるまでには至っていないが、数千字に及ぶ意味のある文章を書くことができたのは大きな成果だ」と述べました。プロジェクトでは今後、ストーリーを自動で作り出す人工知能も研究していて、2年後をめどに人工知能が小説を書き上げることを目指すということです。

■つながりのある文章書く能力を重視

小説を書く際にはストーリーを考え出す能力と、そのストーリーに沿って文章を書く能力の2つの能力が必要となります。
今回、星新一賞に応募した人工知能の一つでは、つながりのある文章を書く能力を高めることが重視されました。
応募作では冒頭に「その日は、雲が垂れ込めた、どんよりした日だった。部屋の中は、いつものように最適な温度と湿度。洋子さんは、だらしない格好でカウチに座り、くだらないゲームで時間をつぶしている」と書かれています。
この文章を作り出す際にはまず、人間が冒頭の文章に「いつ」「どんな天気で」「何をしている」という要素を盛り込むように指示します。
どんな天気で、何をしているのか具体的な指示はしません。すると人工知能が関連のあることばを自動的に選び出し、その日が、「どんよりとし」ていたことや、部屋の中は快適であるなどの要素を文章の形に整えて表示します。
このとき、仮に人工知能が「風が強い」天気を選んだ場合にはそれに合わせて、その次の文章も「窓を締め切った部屋」などと自然な文脈となるように自動的に調整されます。
これを繰り返すことで意味のつながる長い文章が書けるようになったということです。一方でストーリーについてはまだ人間が細かく指示しなくてはなりません。
応募作ではヒマをもてあました人工知能が、「小説」と称する数字の羅列を考え出すのに没頭し仕事をしなくなるというストーリーになっていますが、物語の流れは人間が考え、それに沿って人工知能が文章を書いたということです。

■「これだけの作品が来るとは」

今回の星新一賞には、人工知能が関わった小説合わせて11作品の応募があったということです。
審査員を務めた作家の東野司さんは「これだけの作品が来るとは思っていなかった。ストーリーを練り込めばさらに上の選考を通過する可能性も十分にあると思う。SF作品を書いている立場としていつか、人工知能が人工知能のための小説を書く日が来るのではと楽しみにしている」と話していました。

■松原教授「ようやく小説らしい形に」

今回のプロジェクトを統括している公立はこだて未来大学の松原仁教授は「ようやく小説らしい形にして応募するところまできたが、現時点では貢献度としてはAIが2割で人間が8割というのが実感だ。今後、ことばを自由に操る人工知能を開発することで人間がどうやって小説を生み出しているのか人間の創作活動の仕組みをより深く理解することにもつながるはずだ」と話していました。

続きはソースで

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NHK 3月21日 19時36分 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010451071000.html

引用元: 【科学】人工知能が小説執筆 文学賞で選考通過

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1: 2016/03/20(日) 13:54:48.61 ID:CAP_USER*.net
千葉工大「メテオ」で“三度目の正直” 流星観測カメラ打ち上げへ (1/2ページ)
2016.3.18 07:16

流星観測カメラ「メテオ」の予備機を手にする千葉工業大学惑星探査研究センターの荒井朋子上席研究員=17日、千葉県習志野市の千葉工大津田沼キャンパス【拡大】
http://www.sankeibiz.jp/images/news/160318/cpd1603180500003-p1.jpg

 千葉工業大学は17日、同大学が開発した流星を観測する超高感度ハイビジョンカメラ「メテオ」を、米東部時間22日午後11時2分(日本時間23日午後0時2分)に、米ケープカナベラル空軍基地(フロリダ州)から打ち上げると発表した。

 メテオは2014年10月、15年6月に打ち上げを試みたが、いずれも搭載ロケットが打ち上げ直後に爆発し、宇宙にカメラを届けることができなかった。今回はカメラを改良し、“三度目の正直”を目指す。

 計画では、メテオは4月中に国際宇宙ステーション(ISS)内の米国実験棟「デスティニー」の観測用の棚に置かれ、世界で初めて宇宙から流星を約2年間にわたって、毎日2、3時間ほど窓越しに観測する。

続きはソースで

ダウンロード (2)

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160318/cpd1603180500003-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160318/cpd1603180500003-n2.htm

引用元: 【宇宙】千葉工大「メテオ」で“三度目の正直” 23日午後0時に流星観測カメラ打ち上げへ

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1: 2016/03/21(月) 21:27:20.99 ID:CAP_USER.net
膨らむ「宇宙ホテル」、試験機打ち上げへ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160321-00050033-yom-sci

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 【ワシントン=三井誠】米航空宇宙局(NASA)は、宇宙で風船のように膨らんで飛行士が暮らす空間を作り出す「膨張型居住棟」の試験機を4月8日、
国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げる。

 試験機を開発した米宇宙企業ビゲロー・エアロスペース社は将来的にホテルとしても活用できる民間宇宙ステーションを作る構想を持っており、その第一歩になる。

 試験機の外壁は、強度の高い合成繊維製。折りたたんだ状態で打ち上げられ、ISSに結合させて膨らませる。
膨らむと直径3・2メートル、長さ4メートルになり、体積は折りたたまれた状態の4倍の16立方メートルになる。
試験機では、温度変化が激しく強い放射線を浴びる宇宙空間での耐久性などをまず調べる。

 軽量でコンパクトな利点をいかし、NASAは将来の火星探査で活用することも検討している。

引用元: 【宇宙開発】膨らむ「宇宙ホテル」、試験機打ち上げへ 将来の火星探査で活用することも検討

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