理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

技術

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/12(月) 21:02:57.85 ID:???0.net
金星の雲の上に浮かぶ宇宙ステーション計画、HAVOC
【WIRED】 2015/1/12 MON

NASAの計画において人類は、次の数十年で、宇宙探査を次の段階へ進める。太陽系の他の惑星へのコロニー(居住地)の設置である。

この議論でよく話題になるのは火星だが、実はもうひとつ、可能性のある目的地が存在する。その惑星は到達するのがより簡単で、大気があり、大きさも重力もわたしたちの惑星と近い──。金星だ。

金星は、おそらくは人が居住するコロニーを建設するのに理想的な場所だ。もし、地表の極限的な状況という問題がなければの話だが。金星上の気温は、平均462度に達する。大気圧は地球の92倍だ。そして(至るところに存在する)雲は、硫酸で構成されている。

そこでNASAのSystem Analysis and Concepts Drectorateの新しいプロジェクトが目指すのは、金星の雲の上に浮かぶ一種の雲上都市を実現することによって、この障害を乗り越えるというものだ。

10月に発表されたヴィデオで説明されているように、プロジェクトは、HAVOC(High Altitude Venus Operational Concept)と名付けられた特殊な乗物の利用を想定している。特殊なモジュールで、惑星に到達後に飛行船に変身して、地表から高度50kmに滞在することができる。

この高度であれば、金星の大気は宇宙飛行士たちを、放射線からも危険な硫酸の雲からも守ってくれる。
大気圧も重力も地球のものと近く、気温は75度前後になる。

このモジュールは、約1,000平方メートルの太陽光パネルを備え、電力供給についても対応できる。さらに言えば、いまある技術を用いて建設可能だ(もっとも、これを開発するのには数十年必要だろうが)。

HAVOCが実現すれば、乗組員たちは金星に約1カ月滞在できるようになる。
その旅は、全体で440日(金星に到達するために110日、金星滞在が1カ月、その後地球に戻るために300日)かかる。長期間だが、それでも火星へのミッションよりは短い(こちらは650?900日が必要となるだろう)。

問題は、どのようにHAVOCとその乗組員を運ぶか、ということだ。現在のところは、データを集め、HAVOCの機能を検証するためのミッションが予定されている。それに続けて、まずは軌道上での測定とテストが実施され、最終的にHAVOCに居住して実験を行うことになるだろう。

続きはソースで

ソース: http://wired.jp/2015/01/12/havoc/

関連サイト:
HAVOC
http://sacd.larc.nasa.gov/branches/space-mission-analysis-branch-smab/smab-projects/havoc/
http://sacd.larc.nasa.gov/files/2014/08/Cloud_City-300x168.png
http://www.youtube.com/watch?list=PLOuu0akB6CSgtJFVVN2UWaHM0ZzrEUW59&v=0az7DEwG68A


引用元: 【科学】金星の雲の上に浮かぶ宇宙ステーション計画、HAVOC - NASA [15/01/12]

金星の雲の上に浮かぶ宇宙ステーション計画、HAVOC - NASAの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/11(日) 19:42:55.22 ID:???.net
2015年1月9日ニュース「プラズマ流のせき止めをLHDで発見」 | SciencePortal
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2015/01/20150109_02.html


高温のプラズマの流れをせき止める新しい仕組みを、核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の居田克巳(いだ かつみ)教授らが世界最大の大型ヘリカル装置(LHD)の実験で初めて発見した。将来の核融合のプラズマを制御する際の重要な新知見といえる。九州大学応用力学研究所の稲垣滋(いながき しげる)教授との共同研究で、1月8日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

核融合発電を目指して、プラズマを閉じ込める研究が世界中で行われている。LHD(高さ9.1m、直径13.5m)もそのひとつだ。1998年に完成して毎年実験を積み重ねて、短時間低密度だが、プラズマを9400万度まで加熱し、核融合の実現に必要とされる温度の1億2000万度に迫っている。プラズマの中心温度が上がるにつれ、プラズマに乱れが生じる。乱れが発達すると、プラズマに流れが発生し、乱れと流れが共存する。乱れはプラズマをかき混ぜて中心温度を下げ、流れは乱れの渦をすりつぶして中心温度を上げる。核融合炉ではプラズマの流れを維持することが鍵を握る。また、天体ではプラズマ流の強弱がその命運に関わってくる。

研究グループは、プラズマの流れを精度よく計測する分光手法を開発して、2012・2013年のLHDの運転中に実験した。LHDは、らせん状にねじれる内部空間を真空にして水素ガスを注入し、外部から強力な電磁波と高速の水素原子の加熱ビームで高温の水素プラズマを作りだす。2本の加熱ビームの向きを入れ替えて磁場のねじれを弱くすると、プラズマを取り囲むらせん状の磁気面が壊れる。こうした磁気面のストキャスティック化のときのプラズマの流れへの影響を詳しく測定した。

続きはソースで

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150109_img2_w500.jpg
図. 磁気面の破壊によるプラズマ流のせき止めの概念図。入れ子状の磁気面が形成されている時にはプラズマ中心部付近に大きな流れが形
成され、端に向かって流れの大きな勾配をもっている(左図)。しかし、 磁気面が壊れてストキャスティック化を起こした後では、プラズマ中心部
の大きな流れは止まってしまい、流れの勾配もなくなってしまう(右図)。
(提供:核融合科学研究所)

引用元: 【電磁気学/核技術】プラズマ流のせき止めをLHDで発見 核融合のプラズマ制御のための新知見

プラズマ流のせき止めをLHDで発見 核融合のプラズマ制御のための新知見の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/11(日) 22:21:30.88 ID:???.net
掲載日:2015年1月9日

 プレーヤー2人に限定したポーカーの「テキサス・ホールデム(Texas hold'em)」で、理論上絶対に負けないコンピュータープログラムを開発したとする研究論文が、8日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。

 論文の主執筆者、カナダ・アルバータ大学(University of Alberta)のマイケル・ボーリング(Michael Bowling)氏はAFPの取材に、研究チームは2003年より「現在の超一流プレーヤーに負けない、またどんな戦略にも負けない、完璧なプレーヤーを作り出すこと」を目標に掲げてきたと語る。

 研究チームは2008年、ポラリス(Polaris)と呼ばれる最初のポーカー実行プログラムを完成させた。ポラリスは、2人のプレーヤー勝負のホールデムで人間の一流プレイヤーに勝つことができた。「この時点で、コンピューターはこの形式のポーカーでは全ての人間より強いプレーヤーとしての地位を確立した」とボーリング氏は言う。

 ポラリスがポーカーで人間に勝てることが判明した後、「論理上の次なるステップは(このゲームを)解くことができるかの検討だった」と同氏は続けた。4800個の中央演算処理装置(CPU)群がゲームを解決するための計算を開始した。
「本質的にゲームを解決するという目標に到達するのに2か月あまりの計算を要した」と同氏は話す。

 結果は、世界中でプレーされている最も人気の高い形式のポーカーがこれで「本質的に弱解決する」というものだった。
これは、人間が一生分プレーしても、統計的有意性を持って打ち負かすのは不可能であることを意味する。

 ボーリング氏は、電子メール取材に対し「ゲームを解決する完全な戦略の算出を目指したが、われわれの戦略はゲームを本質的に解決するものにとどまった。これはつまり、戦略がほぼ完璧であるため(人間が一生涯にプレーできるゲーム数に近い)6000万回プレーした後でも、負ける可能性が運によるものか否かさえも区別できないほど非常に小さいことを意味する」と説明した。

■コンピューター対人間

 ゲームで人間を打ち負かしたコンピューターとしては、ポーカーの他にも1994年にボードゲーム「チェッカー」の世界選手権で初めて人間を破ったプログラム「チヌーク(Chinook)」や、1997年に当時のチェス世界チャンピオン、ガルリ・カスパロフ(Garry Kasparov)氏に勝った「ディープ・ブルー(Deep Blue)」などがある。米コンピューター大手IBMが開発した高性能コンピューター「ワトソン(Watson)」は2011年、米国のクイズ番組「ジョパディ!(Jeopardy !)」で優勝した。
だがポーカーのテキサス・ホールデムは、特に難題であることが判明していた。プレーヤーが2人だけでも、どのカードがすでに相手の手札に入っているかなどの未知の情報が大量にあるからだ。

続きはソースで

(c)AFP/Kerry SHERIDAN

<画像>
テーブルを囲んで行われる「テキサス・ホールデム」。仏領コルシカ島で(2007年2月撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHAN AGOSTINI
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/1024x/img_022ebfab1a6d719e34bf0d62b5827fb6184463.jpg

<参照>
Science - Heads-up limit hold’em poker is solved
http://www.sciencemag.org/content/347/6218/145

<記事掲載元>
http://www.afpbb.com/articles/-/3036040

引用元: 【IT/ゲーム理論】無敵のポーカー・プログラム完成、カナダ研究

無敵のポーカー・プログラム完成、カナダ研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/12(月) 08:26:09.19 ID:???0.net BE:287993214-2BP(1)
sssp://img.2ch.net/premium/7891279.gif
産経新聞 1月12日 7時55分配信

 平成33(2021)年度の完成に向け、米ハワイ・マウナケア山で26年10月に建設が始まった世界最大の望遠鏡「TMT」。

136億光年も離れた宇宙誕生直後の天体観測を目指す望遠鏡の要となる巨大な鏡(直径約30メートル)を製造するのは相模原市の特殊ガラスメーカー「オハラ」だ。
気温によって影響を受けるガラスの膨張を極力抑えた高い技術力が各国の注目を集めている。(小野晋史)

 ◆相模原の「オハラ」

 TMTは東京・国立天文台が米国、カナダ、中国、インドの4カ国と進める国際共同プロジェクト。

 遠くの天体から届いたかすかな光を集めるTMTの主鏡は一辺72センチの六角形の鏡492枚を組み合わせて作られる。
オハラは31年度までに予備を含めた特殊ガラス574枚を準備しなければならない。

 主鏡用のガラスにとって最大の敵は気温の変化による膨張だ。ガラスがゆがむと正確に集光できず、画像が“ピンぼけ”となってしまう。
そのために温度変化の影響を受けない「ゼロ膨張ガラス」は欠かせないが、製法が難しく、これまで米独の2社が事実上独占していた。

>>2に続く

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150112-00000047-san-bus_all

引用元: 【科学】日本の技届け136億光年 世界最大の望遠鏡に採用

日本の技届け136億光年 世界最大の望遠鏡に採用の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/11(日) 01:16:39.89 ID:???0.net
「ドラゴン」打ち上げ成功…船で回収は失敗か
2015年01月10日 22時46分

 【ワシントン=中島達雄】米民間宇宙企業スペースX社は10日午前4時47分(日本時間午後6時47分)、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送する無人補給船ドラゴンを、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。

 ドラゴンは予定の軌道に乗り、打ち上げは成功した。

 同社は今回初めて、打ち上げ後の第1段ロケットを大西洋上に浮かべた無人のはしけ船に着陸させ、回収する実験に挑戦した。
しかし、はしけ船の上に落下はしたものの、着陸には失敗したとみられる。

続きはソースで

2015年01月10日 22時46分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150110-OYT1T50127.html

引用元: 【宇宙】「ドラゴン」打ち上げ成功…船で回収は失敗か (c)読売新聞

「ドラゴン」打ち上げ成功…船で回収は失敗の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/08(木) 18:26:36.64 ID:???.net
Yahoo!ニュース - 3Dプリント革命で激変する戦争と外交政策 (AFP=時事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150107-00000036-jij_afp-sctch


【AFP=時事】戦争と外交政策に3Dプリント技術が革命をもたらすと専門家たちが論じている。驚くような新設計を可能にするだけでなく、軍需産業を転換させ、ひいては世界経済全体をも覆すかもしれないという。

 3Dプリントといえば、多くの人はいまだプラスチック製の人形程度しか作れない小道具のように思っている。しかし、今年いくつかの重要な特許の期限が切れることで、金属や木材、繊維などを使う新しい3Dプリンターが今よりも広く利用できるようになり、産業工学に歴史的な大転換期をもたらすかもしれない。

 3Dプリント技術が発明されたのは、大方で思われているよりも早い1980年代だ。最近になって、この技術の当初の特許期限が切れつつある。09年、最初に期限切れを迎えた大きな特許は「熱溶解積層法(Fused Deposition Modelling、FDM)」と呼ばれるプラスチック樹脂の造形方式だ。14年前半に期限切れとなった次の大きな特許は、アルミニウムや銅、鉄などをプリントする「レーザー粉末焼結積層造形(Selective
Laser Sintering、SLS)」に関するものだ。エンジニアは鋼鉄の塊を相手にする代わりに、もっと少ない素材で強度を失うことなく複雑で新しい形態を生み出せる。

 英航空防衛機器大手「BAEシステムズ(BAE Systems)」の3Dプリント部門を率いるマット・スティーブンス(Matt Stevens)氏は「産業工学の分野でこれだけ根本的な激変が起こるのは、長らくなかったことだ。われわれが今していることは単なる改善ではなく、ルールブックの書き換えだ」という。

 この技術革新の最先端にあるのが、軍需産業だ。国際情報企業IHSテクノロジー(IHS Technology)のアナリスト、アレックス・チャウソフスキー(Alex Chausovsky)氏によれば、米軍はすでに制服や、負傷者を治療するための人工合成皮膚、さらには食品までを3Dプリンターで製造する試みに多額を投じている。

 また米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の科学者たちはすでに「4Dプリント」技術まで開発しているという。これは例えば水など、何らかの元素との接触によって変化する素材を作る技術だ。つまり環境によって色が変わる4Dプリント技術で製造された戦闘服のような製品がいつか登場するかもしれない。

引用元: 【技術/軍事/政治】3Dプリント革命で激変する軍需産業・戦争と外交政策

3Dプリント革命で激変する軍需産業・戦争と外交政策の続きを読む

このページのトップヘ