理系にゅーす

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動物

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1: 2014/09/23(火) 01:50:59.24 ID:???0.net
鳥類孵化、顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140922/scn14092223570006-n1.htm
産経新聞 2014.9.22 23:57


 静岡大などの研究チームは22日、卵子に精◯を人工的に注入する顕微授精による鳥類の孵化(ふか)に、世界で初めて成功したと発表した。顕微授精はヒトの不妊治療などで手法が確立されているが、卵が大きく受精の様式が異なる鳥類では成功例がなかった。同大の笹浪知宏准教授は「野生種が絶滅した国産のトキなどもクローンで復活できる」と話している。

 笹浪准教授によると、鳥類の受精は、ヒトのように1つの卵子に1つの精◯が侵入して成立する「単精受精」ではなく、1つの卵子に数十個の精◯が侵入する「多精受精」という様式で行われる。卵自体が大きいこともあり、これまで鳥類の受精過程を体外で再現することは困難だった。

 研究チームは卵子に精◯を注入する際、1つの精◯に精◯100個分に相当するタンパク質などの抽出物を注入。多数の精◯が卵子に侵入する状況を再現し、顕微授精によるウズラのひなの孵化に成功した。また、成熟したひなが正常な繁殖能力を持っていることも確認した。

 この研究を応用すると、「卵をたくさん産むニワトリ」「肉質の良いニワトリ」といった遺伝的に優れた形質を持つニワトリの作成や、体の組織が冷凍保存されている国産のトキなど、絶滅した鳥類の復活も期待できるという。


http://sankei.jp.msn.com/images/news/140922/scn14092223570006-p1.jpg
↑鳥類として世界で初めて顕微授精で産まれたウズラのひな(静岡大提供)

引用元: 【科学】顕微授精で鳥類孵化、世界で初めて成功 静岡大など 国産トキ復活に光 [9/22]

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1: 2014/09/17(水) 03:44:53.06 ID:???.net
1世紀余り前、アルダブラ・バンディド・スネイル(Aldabra banded snail、学名Rhachistia aldabrae)の色鮮やかな殻を見つけるのはたやすいことだった。インド洋に浮かぶセーシェルの中でもマダガスカル寄りに位置するアルダブラ環礁では最も一般的な陸貝だった。

ところが2005年の時点で、アルダブラ・バンディド・スネイルはその貝殻だけが残された幻の種となっていた。
1997年以降、生きた姿は目撃されておらず、気候変動の影響で降雨量が減少し、絶滅したと考えられていた。

そして2007年、アルダブラ・バンディド・スネイルは間違いなく絶滅したと断言する論文が「Biology Letters」誌に発表された。

ところが今年8月後半、セーシェル諸島基金(SIF)の研究チームがアルダブラ環礁の中でも特に近づきにくい場所に足を踏み入れ、怪しい陸貝を数匹見つけた。そして、専門家たちと協議し、アルダブラ・バンディド・スネイルを再発見したと世界に向けて発表した。

SIFの研究チームは結局、7匹のアルダブラ・バンディド・スネイルを捕まえた。
特筆すべきは、複数の子供が含まれていたことだ。

◆「私が間違っていた」

セーシェル自然保護トラスト(Nature Protection Trust of Seychelles)の科学コーディネーター、ジャスティン・ガーラック(Justin Gerlach)氏は2007年の論文で、アルダブラ環礁の乾燥が進行した結果、高湿度の環境を必要とする子供を中心にアルダブラ・バンディド・スネイルが干からび、ついに絶滅に追い込まれたと主張している。

この論文では降雨量のデータも示されており、アルダブラ環礁の乾期が長くなっていること、降雨量が少ない年が増えていることが読み取れる。

また、ガーラック氏の仮説は、アルダブラ・バンディド・スネイルの子供が1976以降見つかっていなかった事実とも一致する。

ガーラック氏はナショナル ジオグラフィックの取材に対し、「1970年代以降、アルダブラ・バンディド・スネイルの個体数が激減したのは確かだが、少数が生き残り、繁殖を続けていたようだ」とコメントしている。ガーラック氏は国際自然保護連合(IUCN)気候変動作業部会(Climate Change Working Group)でも両生類担当のまとめ役を務めている。

「つまり、私が間違っていたということだ。アルダブラ・バンディド・スネイルはまだ絶滅していなかった。限りなく絶滅に近い状況ではあるが、幸いまだ命をつないでいる」。

◆危機を脱したわけではない

SIFの研究チームは、アルダブラ・バンディド・スネイルの復活にそれほど驚いていない。

チームの一員だったヘザー・リチャーズ(Heather Richards)氏と同僚のナンシー・バンバリー(Nancy Bunbury)氏は電子メールで取材に応え、「アルダブラ環礁はとても広いため、このような(うまく隠れていた)種が17年にわたって目撃されていなくても不思議ではない」と述べている。

「ただし、個体数が激減しているのは事実であり、この種の長期的な未来は決して明るくない」。

アルダブラ環礁や世界中の沿岸部に暮らす多くの種と同じく、気候変動や海面上昇が長期的な脅威であることに変わりはないと、リチャーズ氏とバンバリー氏は警鐘を鳴らしている。
ガーラック氏も同様の懸念を口にしている。

「アルダブラ・バンディド・スネイルが絶滅していなかったこと自体は喜んでいる。
しかしわずか7匹が見つかっただけでは、もう心配いらないという証明にはならない」。


【参考画像】
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/aldabra-banded-snail-01_600x450.jpg

【National Geographic News】=http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140916003

引用元: 【動物】“絶滅”の陸貝を再発見、セーシェル

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1: 2014/06/01(日) 17:57:45.78 ID:???.net
先史時代の鳥類の化石が著しい多様性の欠如を明らかにした

Jenna Iacurci, May 30, 2014 05:14 PM EDT

http://images.natureworldnews.com/data/images/full/5705/jeholornis-an-early-bird-from-the-early-cretaceous-period.jpg

鳥類はあらゆる形態とサイズになる――活発なハチドリから巨大で飛べないエミューまで。
しかしいつの時代もそうだったわけでないことがシカゴ大学とフィールド博物館の科学者たちによって明らかになった。

太古の鳥類動物相(同じ時代、同じ棲息地にいた種のセット)の化石が、大昔に鳥類の多様性が著しく低かったことを明らかにした。

研究者たちは鳥類進化と過去の鳥類種について理解を深めるために、白亜紀(およそ1億2500万年前)にさかのぼる鳥類化石グループを調査した。化石はかつて激しい火山活動があったために保存状態のいい化石が豊富に残されている、中国の一エリアから収集された。

それらの保存状態は良いものの、身体的形質だけでなく鳥類の活動における多様性を理解するためには、たいへんな足を使った科学調査が必要だった。たとえば、長い脚は水を横切って歩くことに関係し、鳥類の嘴の形態は何を食べていたかに関連する。

「ハクチョウもツバメもサギも、それらに似た鳥もいなかった。それらはほとんど全てスズメとカラスの間に収まった」と研究者の一人のジョナサン・ミッチェル(JonathanMitchell)は報道文の中で述べた。

なお、化石化プロセスで入り込んだ紛らわしい因子がこの偏りを作った可能性もある。
一部のタイプの鳥は他のものより化石化することが多くて、異なった標本数を生み出すかもしれない。だがこれはありそうにないことだ。

これが事実でなければ、初期鳥類は、翼竜と呼ばれる太古の空飛ぶ爬虫類などの、類似のグループとの競争のせいで多様性が低かったと言えるだろう。あるいは、単に多様化するのに十分な時間が鳥類になかっただけかもしれない。

この研究結果は「Proceedings of the Royal Society B」誌に発表された。

ソース:Nature World News(May 30, 2014)
Fossils of Prehistoric Birds Reveal Striking Lack of Diversity
http://www.natureworldnews.com/articles/7332/20140530/fossils-of-prehistoric-birds-reveal-striking-lack-of-diversity.htm

原論文:Proc. R. Soc. B
Jonathan S. Mitchell and Peter J. Makovicky
Low ecological disparity in Early Cretaceous birds
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1787/20140608

プレスリリース:University of Chicago(May 28, 2014)
Earliest birds lacked wide diversity of modern descendants, study finds
http://news.uchicago.edu/article/2014/05/28/earliest-birds-lacked-wide-diversity-modern-descendants-study-finds

引用元: 【古生物】大昔の鳥類は生態的多様性が低かった

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1: 2014/09/16(火) 22:32:01.23 ID:???.net
【AFP=時事】捕らえた魚をため込むペリカンの「のど袋」のような構造を顎に持っていたとみられる翼竜の化石を、中国で発見したとの研究論文が、11日に英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」で発表された。

この奇妙な生物は、ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督のSF映画『アバター(Avatar)』に登場する翼竜に似た飛行生物「イクラン」と、ラテン語で「竜」を意味する「ドラコ」から「イクランドラコ・アバタル(Ikrandraco avatar)」と命名された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140912-00000002-jij_afp-sctch

引用元: 【古生物】ペリカンに似た「のど袋」持つ翼竜、中国で化石発見

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1: 2014/09/06(土) 23:05:05.14 ID:???.net
わかったぞ、脳が光沢を評価する指標
掲載日:2014年9月3日

光沢を評価する脳の仕組みの一端を、生理学研究所(愛知県岡崎市)の小松英彦教授と西尾亜希子研究員らがニホンザルの実験で突き止めた。
画像のどのような情報を基に脳が光沢を評価しているかを示す発見といえる。
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の下川丈明研究員との共同研究で、米科学誌Journal of Neuroscienceの8月13日号に発表した。

脳が光沢をどのように判断しているか、これまでよくわかっていなかった。
研究グループは、光沢が2つの指標(照明が明るく反射されるハイライトのコントラストと境界の鋭さ)で知覚されているという心理実験の結果に注目して、これらの指標を変化させた画像をコンピューターグラフィックスで作成した。
その画像を見ているニホンザルの下側頭皮質(かそくとうひしつ、大脳の腹部にある視覚野)の神経細胞の活動を詳しく調べた。
(引用ここまで 全文は引用元をご覧ください)
___________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/09/20140903_03.html
Science Portal(http://scienceportal.jp/)2014年9月3日配信記事

▽関連リンク
生理学研究所 プレスリリース
脳が光沢を評価する指標を解明
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2014/09/post-277.html

*ご依頼いただきました。

引用元: 【脳神経】光沢を評価する脳の仕組みの一端をニホンザルの実験で解明/生理学研究所

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1: 2014/09/17(水) 21:41:55.55 ID:???.net
コーヒーは、他の植物と比べてアルカロイドとフラボノイドが多く含まれている。さらにそのカフェインは、茶やカカオとは異なる、独自の起源をもつのだという。

コーヒーは、お茶やチョコレートとは完全に無関係に、独自にカフェインを発達させたことが、9月5日に「サイエンス」で発表された研究から判明した

(中略)

「コーヒーのゲノムはどちらかというと“単純”で、種子植物の25%が含まれるすべてのキク類の、仮定されている共通の祖先のものと似ています。
約2万7,000の遺伝子をもっていますが、これに対して進化的にコーヒーに近いトマトやジャガイモでは3万5,000です。
後者において、ゲノムは約7000万年前に3倍化しました。コーヒーでは、3倍化がなかったにもかかわらず、カフェインを合成するもののようないくつかの特定の遺伝子が2倍化しており、元々の染色体上に留まっているか、もしくはさまざまな染色体上に移りました。
そしてその後、この物質の合成に特化しました。他の種におけるこのような2倍化の出来事の研究により、わたしたちは、カフェインは、植物の進化のなかで、1回以上“発明”されたと結論づけることができました」

この植物がなぜこれほど独特なものにしているかを解明するために、科学者たちは、カフェインの生成に関係する酵素を、カカオや茶の同様の酵素と比較することも行った。
そのなかで研究者たちは、大きな違いを発見して、コーヒーにおいてカフェインの生成が独自に進化したものだと結論づけた。
カフェインが自然のなかでどのような機能をもつかは謎のままだ。害をなす昆虫類や、競合する植物の成長を妨げるのに役立つのかもしれない。
確かなのは、中毒になるのはわたしたち人類が唯一の存在ではないということだ。ジュリアーノもこう結んでいる。

http://wired.jp/2014/09/17/coffee-genome/

引用元: 【生物】昆虫をも中毒にさせる「コーヒーのゲノム」の秘密

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