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動物

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1: 歩いていこうφ ★ 2013/06/17(月) 14:11:40.50 ID:???

 島根県立宍道湖自然館ゴビウス(出雲市園町)で、境水道や島根半島で捕獲された白や紫、オレンジの珍しい色をしたナマコ4匹が展示されている。

 いずれもマナマコで、大きさは15~20センチ。漁業者2人が4月下旬に発見し、同館に寄贈した。紫の1匹とオレンジの2匹は境水道で、白の1匹は松江市島根町の大芦湾でそれぞれ見つかった。

 マナマコは黒や赤、暗い緑などの色が多く、白や紫の個体は突然変異で現れるという。同館では「3色の変色個体を同時に展示できることはあまりない」としている。

 揖屋小1年の松谷虎汰郎君(6)=松江市東出雲町=は「きれいですてきな色だけど、気持ち悪い」と話していた。

ソース:中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306170052.html
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20130617005201.jpg



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1: 白夜φ ★ 2013/06/15(土) 23:54:19.38 ID:???

2013年6月14日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構

ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー
-ウナギが光る仕組みを解明、その特性を利用して臨床検査蛍光試薬を開発-

ウナギの季節です。土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは江戸時代から。
なんでも、博識で発明家でもあった平賀源内が、夏場にウナギが売れなくて困っているウナギ屋に頼まれ、窮余の一策として出したアイデアと言われていますが…。
すると元々は夏に食べるものではなかったんですね。昨今は、稚魚のシラスも値上がり気味。食通もため息の状況といったところです。

ところで、2009年に、鹿児島大の林征一教授が、ニホンウナギの筋肉に緑色蛍光タンパク質が存在することを報告しました。
ただ、どうして光るのか、その仕組みは解明されてはいませんでした。
理研の研究チームは、その緑色蛍光タンパク質に対応する遺伝子を突き止め、「UnaG(ユーナジー)」と名付けました。
また、UnaGの蛍光の仕組みを調べた結果、UnaGに低分子化合物が特異的に結合して初めて蛍光を出すことが分かりました。
さまざまな哺乳類サンプルを使って探索試験を行ったところ、「ビリルビン」がその低分子化合物であることが分かりました。

ビリルビンは赤血球に含まれるヘモグロビンの代謝産物の1つで、この量が異常に増えると黄疸(おうだん)症状が表れます。
血清ビリルビン濃度は血液や肝臓の機能を評価する指標であり、一般の健康診断の項目にも含まれ、新生児黄疸を診断するうえでも必要な測定値です。
そこで、研究チームはUnaGとビリルビンの結合を利用して、血清に含まれるビリルビンを簡単かつ迅速に測定ができ、既存の測定法に比べて3桁以上も高感度で、1桁以上高精度な定量法を開発しました。
UnaGをビリルビンセンサーとして活用した蛍光測定法で従来の測定法はビリルビンを直接測ることができず、複雑な工程が必要であり、時間がかかる上に感度が悪いなどの難点がありました。
今回研究チームが開発した方法は、これらの問題をすべて解決しました。さらに、UnaGの凍結乾燥試料は輸送や保管に冷凍・冷蔵の必要がなく、簡便にビリルビンを定量することが可能なので発展途上国や辺地での医療に役立ちます。

今後は、血清ビリルビン濃度の高精度測定を持続的に行うことや、測定を血液以外のサンプルに広げ、ヒト体内のビリルビンの動態の理解などにつなげていきます。

独立行政法人理化学研究所
脳科学総合研究センター 細胞機能探索技術開発チーム
チームリーダー 宮脇 敦史 (みやわき あつし)
基礎科学特別研究員 熊谷 安希子 (くまがい あきこ)
____________

▽記事引用元 理化学研究所 60秒でわかるプレスリリース 2013年6月14日配信記事
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130614_1/digest/
(報道発表資料)
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130614_1/
画:シラスウナギの全身(左)と胴体横断面(右)の蛍光像
1 (2)

http://www.riken.go.jp/~/media/riken/pr/press/2013/20130614_1/digest.jpg
動画:rikenchannel
ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー
http://www.youtube.com/watch?v=y_P1vzZwGXo




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1: 白夜φ ★ 2013/06/15(土) 23:12:45.81 ID:???

害虫抵抗性作物への耐性持つ害虫が増加、研究
2013年06月11日 14:05 発信地:パリ/フランス

【6月11日 AFP】害虫抵抗性のある最も一般的な遺伝子組み換え作物に対して、栽培者が専門家の指示に従っていない地域では、より多くの種の害虫が耐性を持ち始めているとの研究が、10日の英科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー(Nature Biotechnology)」に発表された。

米仏の研究者からなるチームは、害虫にとって有毒なバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis、Bt)と呼ばれる細菌タンパク質を排出させる効果のある遺伝子を組み込んだ、いわゆる「BTトウモロコシ」や「BT綿」に関する、5大陸8か国における77件の研究を詳しく分析した。

主な13種の害虫を調査したところ、2005年に耐性を獲得していたのは1種だけだったのに対し、2011年には5種に増加。
この5種のうち3種は綿の害虫、2種はトウモロコシの害虫だっ た。
また、5件のうち3件はBT作物の約半分が栽培されている米国、残りは南アフリカとインドで報告された。

■耐性獲得遅らせる鍵は「避難所」

研究は、BT作物に対する耐性が獲得されるまでのスピードに大きな違いがあることを突き止めた。
たった2年で最初の兆候が現れる場合もあれば、2011年の時点で15年前に植えられた作物が効果を保っている場合もある。

こうした違いは、「避難所」となる非・BT作物のための十分な土地を、栽培者が別に設けているかどうかによって生まれるという。
「避難所」という考えは、進化生物学からくるものだ。
耐性を授ける遺伝子は劣性であるため、害虫は耐性遺伝子を両親から1つずつ引き継いだ場合のみ、BT作物への耐性を持つことができる。
BT作物の畑の近くに「避難所」を作れば、耐性を持つ害虫同士が交配して子孫に2つの同じ遺伝子を与える可能性を減らすことができる。

米南西部で栽培されているBT作物には、栽培者が科学者と協力して「避難所」方式に取り組んでいるため、耐性の問題は生じていない。
しかし、インドでは、栽培者がガイドラインに従わない、サポートを受けられない、などの理由で、ワタアカミムシが6年以内に耐性を獲得している。

研究はまた、害虫はあらゆる脅威に順応する性質を持つため、BT作物に対する耐性は単に時間の問題であると警告している。
しかし、「避難所」という考えが、それを打ち砕く鍵となる。研究の共著者、米アリゾナ大学(University of Arizona)のブルース・タバシュニク(Bruce Tabashnik)氏は、「より広大な避難所を設けるなどさらに厳格な方策をとらない限り、害虫は急速に耐性へと進化していくだろう」と指摘している。

2011年だけ見ても、BT作物の作付面積は6600万ヘクタールに上る。
同年、米国で植えられたトウモロコシの67%がBTトウモロコシで、米国、オーストラリア、中国、インドで植えられた綿の79~95%がBT綿だった。(c)AFP
___________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年06月11日 14:05配信記事
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2949713/10887620

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▽関連
Nature Biotechnology 31, 510?521 (2013) doi:10.1038/nbt.2597
Received 24 October 2012 Accepted 26 March 2013 Published online 10 June 2013
Insect resistance to Bt crops: lessons from the first billion acres
http://www.nature.com/nbt/journal/v31/n6/abs/nbt.2597.html



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1: 一般人φ ★ 2013/06/14(金) 00:17:43.57 ID:???

 世界最速の陸上動物チーターの瞬発力は、100メートル走の世界記録を持つウサイン・ボルト選手の約4倍になると分析した研究成果を、英ロンドン大学などがまとめ、13日付の英科学誌ネイチャーで発表する。

 野生のチーターの「走り」を詳細に記録した初の研究だという。

 研究チームは、アフリカ南部のボツワナ共和国で野生のチーターの狩猟活動を記録した。5匹のチーターが行った367回の狩りを、加速度を測る機器などを首輪に組み込んで分析。最高速は秒速26メートルで、これまでに計測されていた最高値の秒速29メートルに近かった。各回の狩りで記録した最高速の平均は秒速15メートルにとどまった。狩りに成功した94回でも、最高速は秒速15メートル前後が多かった。

 一方、今回初めて測ることができた加速や減速は馬よりも2倍速く、陸上動物で最大を記録。
1回の蹴り出しで秒速が3メートル増し、その加速を生む瞬発力は、ボルト選手の約4倍だった。

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▽記事引用元 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130613-OYT1T00052.htm

▽Nature
「Locomotion dynamics of hunting in wild cheetahs」
http://www.nature.com/nature/journal/v498/n7453/full/nature12295.html



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1: 一般人φ ★ 2013/06/15(土) 00:32:41.60 ID:???

【6月14日 AFP】オーストラリア西部で出土した古代魚の化石から、これまで陸生生物にのみ発達したと考えられていた
「腹筋」とみられる組織が見つかったとする研究論文が、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
研究史上最古の脊椎動物の筋肉の化石だという。

 豪ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州キンバリー(Kimberley)地方のゴーゴー(Gogo)累層で見つかった約3億8000万年前のものとみられる古代魚「Gogonasus」の化石を調査していた古生物学チームは、筋肉の位置と筋繊維の方向性を突き止めた。

「腹腔に筋肉を発見したのは予想外だった」と、オーストラリア国立大学(Australian National University)地球科学研究所(Research School of Earth Sciences)のギャビン・ヤング(Gavin Young)氏はAFPの取材に語った。
「現存する魚でも、前進するための主な手段は尾を左右に振ることで、筋肉は全て体の側面に付いているからだ」

 ヤング氏はさらに「興味深いのは、われわれがこれらの筋肉を発見した際、唯一比較可能だった筋肉組織が陸生生物のものだった点だ」と指摘。今後は、「Gogonasus」の機能が陸生生物の腹筋と同じかどうかを調べると述べた。

 化石は石灰岩の団塊(ノジュール)の中から見つかったもので、保存状態が並外れて良い。論文によると、研究チームは3種の化石から少数の標本の筋肉を分析した。ヤング氏によれば「Gogonasus」の化石からは、これまでに神経や筋細胞といった軟組織や、脊椎動物として最古の胚、臍帯(へその緒)などの存在が確認されている。今回の研究ではさらに進んで、古代魚の筋肉組織を初めて「解読」した。

 初期の脊椎動物の進化に詳しい豪カーティン大学(Curtin University)のKate Trinajstic准教授は、
「古代魚の化石に腹筋がある!と非常に驚いた」とコメント。「腹筋は、陸上を初めて歩いた動物によって
生み出されたものだと考えられていたが、進化史上ずっと早い時期に生じていたことを示す発見だ」と解説している。

 腹筋は人間の場合、内臓の保護から姿勢や動作の維持までさまざまな機能を果たしている。(c)AFP

▽画像 オーストラリア国立大学(AustralianNationalUniversity)が提供した、豪西部から出土した、
「腹筋」とみられる筋組織が見つかった古代魚の化石の写真(2013年6月14日撮影)。(c)AFP/AustralianNationalUniversity/GavinYOUNG
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http://img.afpbb.com/i-img/image_for_msafari.php?article_id=10905788&mode=normal_detail&.jpg

▽記事引用元 AFPBB News( 2013年06月14日 17:31)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2950380/10905788


▽Science
「Fossil Musculature of the Most Primitive Jawed Vertebrates」
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/06/12/science.1237275



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1: pureφ ★ 2013/06/13(木) 22:50:20.74 ID:???

遺伝子組み換え穀物で育ったブタ、胃炎リスク増大=豪米研究

[11日 ロイター] - 遺伝子組み換え穀物のみを飼料として与えられたブタは、通常の穀物で育てられた
ブタに比べ、胃炎を発症する確率が大幅に高いこと分かった。豪米の共同研究チームが、専門誌「ジャー
ナル・オブ・オーガニック・システムズ」6月号に掲載された論文で発表した。

遺伝子組み換え穀物は米国や中南米など、世界の多くの国で広く使われているが、今回の発表は家畜
などへの影響に関する議論に一石を投じるとみられる。

研究を率いたのは、豪アデレードにある健康環境研究所(IHER)の所長で、疫学者・生化学者であるジュディ・カーマン氏。米獣医師2人らと共同で、米国の養豚場で調査を行った。

研究チームは、乳離れしたばかりのブタ168匹を対象に、半数の84匹には遺伝子組み換え大豆および
トウモロコシを与え、残り84匹には遺伝子操作されていない同等の飼料を与えた。

両グループを飼料以外は同一の環境下で飼育し、約5カ月後に解体したところ、深刻な胃炎の発症率は、遺伝子組み換え飼料を与えられた方が32%、そうでない方は12%だった。また、遺伝子組み換え飼料で育った雌ブタは、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かったことも分かったとしている。

体重増や死亡率、血液生化学的な検査などでは、2つのグループに差はみられなかったという。

カーマン氏らは、遺伝子組み換え穀物の影響を調べるには、さらに長期的な動物飼育研究が必要だとしている。

ロイター 2013年 06月 12日 17:37 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE95B05V20130612

A long-term toxicology study on pigs fed a combined genetically modified (GM) soy and GM maize diet
Judy A. Carman, Howard R. Vlieger, Larry J. Ver Steeg, Verlyn E. Sneller, Garth W. Robinson, Catherine
A. Clinch-Jones, Julie I. Haynes, & John W. Edwards
Journal of Organic Systems Vol.8 No.1 Pages 38-54 (2013)
http://www.organic-systems.org/journal/81/abstracts/8106.html

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