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兵器

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1: 2019/03/31(日) 17:00:05.46 ID:CAP_USER
旧日本海軍の軍艦「北上」は、魚雷を片側20本一斉発射可能で、一般的な艦艇の2、3隻ぶんに匹敵する、まさに「重雷装艦」でした。しかも発射するのは秘密兵器「酸素魚雷」。強力な印象がありますが、実際どうだったのでしょうか。

■当たらないならたくさん発射すればいいじゃない

「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」という言葉がありますが、これを魚雷で実際にやろうとしたのが、旧日本海軍の「北上」をはじめとする通称「重雷装艦」です。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/027/368/large_190329_kitakami_01.jpg

 太平洋戦争前、日本海軍はアメリカ艦隊に「戦艦同士の艦隊決戦」を挑んで、一気に勝利する戦略を立てていました。しかし、主力となる戦艦戦力はアメリカに劣ります。そこで、決戦前に少しでもアメリカの戦艦を減らしておく方法が研究されます。そのひとつが秘密兵器「九三式魚雷」、すなわち「酸素魚雷」です。砲撃戦が始まる前に遠距離から“雷跡の出ない(後述)”魚雷を打ち込めば、奇襲効果もあり敵を混乱させられます。

 とはいうものの遠距離からの雷撃(魚雷での攻撃のこと)では、命中率は良くありません。それでも雷撃を当てるためには、なるべく多くの魚雷を同時に発射する必要があり、多数の魚雷を扇形に発射する「公算雷撃」という方法が採られます。要は冒頭で触れた「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」です。そこで多数の魚雷発射管を搭載した「重雷装艦」が発想されます。

■ばら撒く魚雷は秘密兵器「酸素魚雷」!

 ところで魚雷といえば、海面に白い航跡(雷跡)を引いて迫る様が映画などで描かれますが、あの白い雷跡の正体は魚雷の排気ガスです。熱走式と呼ばれる魚雷は、燃料と圧縮空気を積んでエンジンを回すので、排気ガスの泡が海面に白い航跡を残します。雷跡を発見されると回避されるかもしれませんし、発射した方向が敵にわかってしまいます。

「酸素魚雷」とは文字通り、圧縮空気の替わりに純酸素を詰め込んだ魚雷です。燃焼効率が良くなって、速力や射程が大きく向上します。また純酸素はエンジンで燃焼すると、排気されるのは二酸化炭素と水分ですので、水に溶けてしまいほとんど排気ガスの泡が出ません。酸素魚雷は高速で長射程、おまけに雷跡を引かないので、発見されにくいという良いことずくめでした。

 しかし、造るのは大変でした。純酸素はとても危険な気体で、不用意に燃料と混ぜればすぐに爆発しました。世界各国で研究されたものの、相次ぐ事故で断念されます。しかし日本は諦めません。いきなり純酸素を燃料と混ぜると爆発しやすいので、苦心の末、普通の空気に純酸素を少しずつ混ぜて純酸素濃度の割合を上げていくという燃焼制御方式を開発し、実用化に成功します。こうして完成したのが「九三式魚雷」です。純酸素の燃焼制御方式は当時、日本海軍の最高軍事機密のひとつで、酸素という言葉すら使わず「特用空気」とか「第二空気」とかよくわからない表現が使われました。

 ともあれ、ばら撒く「魚雷」は用意できています。あとは「重雷装艦」の準備です。
https://contents.trafficnews.jp/image/000/027/369/large_190329_kitakami_02.jpg

https://trafficnews.jp/post/84879 
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引用元: 秘密兵器「酸素魚雷」一斉発射「20発」!? 旧日本海軍の重雷装艦「北上」の一部始終[03/31]

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1: 2019/02/26(火) 21:48:59.64 ID:CAP_USER
<標的の近くを長時間飛び回り、チャンスを見計らって特攻する超小型の無人兵器──それは、これまでとはまったく異なる戦争を意味し、世界中の軍や武装集団が熱い視線を注いでいる>

2016年4月、アルメニアとアゼルバイジャンの30年に及ぶ領土紛争の舞台ナゴルノ・カラバフ共和国で、アルメニアの軍用輸送車がアゼルバイジャン国境の近くを走っていた。

車中の兵士たちは知らなかったが、イスラエル製のハロップという「自爆ドローン」が、車に攻撃をかける瞬間をねらって、ゆっくりと上空を旋回していた。ドローンが車に突っ込んだとき、7人の兵士は何に攻撃されたのかもわからないまま死亡していた。

アルメニアとアゼルバイジャンの対立は、国際的に大きく報道されるようなニュースにはならないが、この事件は、アメリカのような超大国からアゼルバイジャンのような地政学的な小国まで、あらゆる国が使用している無人機(UAV)の広がりと能力の拡大を反映した実例だ。

ドローン技術、特に輸出用に関して、イスラエルの企業は短期間に世界の頂点に立った。偵察用、戦闘用を問わず、世界中の軍、警察および準軍事組織はドローンに熱い視線を注いでいる。なかでも成長著しいのが、いわゆる自爆するドローン、またの名を「徘徊型兵器」で、イスラエルの技術はその最先端をいく。

■イスラエルが業界をリード

中国を含む少なくとも9カ国が、イスラエル航空宇宙産業が製造する徘徊型兵器システムであるハーピーまたはハロップのどちらかを運用しているとみられている。この手の兵器の販売ではイスラエルが先頭に立っているようだが、中国、ロシア、アメリカも国内で独自の兵器開発に取り組んでいる。今、世界中の軍と名の付く組織はすべて、こうした兵器を武器庫に備えたがっている。

イスラエルの会社Uビジョンは最近、アメリカで子会社の設立を計画していると報じられた。同社の専門は、搭載した弾頭を投下する前に、数時間にわたって攻撃目標の上空に留まることができる徘徊型の無人兵器だ。

同社が製造する徘徊型兵器にはさまざまな種類がある。たとえば「Hero-30」はキャニスターに入れた状態で兵士が背負って戦場に運び、現場で発射することができる。重量は7ポンド(約3.2キロ)以下で、敵、特に戦略的価値の高い要人を攻撃する場合、従来よりもはるかに確実に標的をしぼることができる。

すでに「コヨーテ」という自社製の徘徊型兵器を製造する米軍需会社レイセオンも、Hero-30の共同開発に取り組むことに同意した。別の米企業エアロバイロンメントはロボット無人攻撃機「スイッチブレード」を開発している。

きわめて攻撃性能が高いにもかかわらず、これまで自爆攻撃する無人機は戦闘ではほとんど使われていなかった。戦場で飛び回る無人兵器の存在が世界中でよく知られるようになったのは、2001年にアフガニスタンで戦争が始まって以降のことだ。偵察、暗◯または単なる宣伝工作に使われる場合もあるが、無人機は現代の戦争の代名詞になっている。

だが徘徊型兵器の使用が報告されたケースは、2016年のアルメニアでの攻撃と、ベネズエラ、シリア、イラク、イエメンの過激派および反政府勢力によるいくつかのローテクな活動に限られている。

国以外でこの兵器を使いこなしているのは、間違いなくイエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシー派だ。この組織はサウジアラビアとアラブ首長国連邦が率いる連合国が支援するイエメン政府と戦っている。

続きはソースで

https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2019/02/drone190225-thumb-720xauto-152794.jpg

ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11748.php?t=1
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引用元: 【軍事技術】「徘徊型」自爆ドローンがもたらすもっと危険な暗殺戦争[02/25]

【軍事技術】「徘徊型」自爆ドローンがもたらすもっと危険な暗殺戦争の続きを読む

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1: 2018/12/27(木) 17:42:26.54 ID:CAP_USER
■動画
Russia’s Avangard hypersonic glider final test launch https://youtu.be/KFiDvuSq2Iw



ロシアのプーチン大統領が、2018年12月26日に極超音速ミサイル兵器の最終発射実験に成功したことを発表しました。この極超音速ミサイル兵器は核ミサイルにも対応可能なものであることが明らかになっており、2019年にも実戦配備される予定です。

Посещение Национального центра управления обороной • Президент России
http://kremlin.ru/events/president/news/59519

Russia is poised to add a new hypersonic nuclear warhead to its arsenal - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/world/europe/russia-is-poised-to-add-a-new-hypersonic-nuclear-warhead-to-its-arsenal/2018/12/26/e9b89374-0934-11e9-8942-0ef442e59094_story.html?noredirect=on&utm_term=.b97781d2ae28

Putin says Russia will deploy new hypersonic, nuclear-capable missiles next year - National | Globalnews.ca
https://globalnews.ca/news/4794448/vladimir-putin-russia-nuclear-missile/

ロシアが発射実験に成功したのは「アバンガルド」と呼ばれる、音速の20倍の速さで飛ぶ極超音速ミサイル兵器。アバンガルドはプーチン大統領が2018年3月に発表したロシアの新兵器のひとつで、非常に機動的で「ミサイル防衛システムを容易に回避することができる」とされており、ロシアから世界中のあらゆる場所を攻撃することが可能で、アメリカ製のミサイルシールドも回避できるといわれています。ロシア当局員によると、アバンガルドは通常兵器だけでなく核兵器を搭載することも可能とのこと。

アバンガルドは大陸間弾道ミサイル(ICBM)で打ち上げられるミサイル兵器で、ロシア南西部から3500マイル(約5600km)離れた極東部のカムチャツカにある標的に向け発射され、見事ターゲットを破壊したと報じられています。プーチン大統領は「今回のテストは終わったばかりだが、完全に成功した」と実験の成功を強調しています。

最終発射実験においてアバンガルドが発射された瞬間の映像は以下から見ることができます

Russia’s Avangard hypersonic glider final test launch - YouTube

周りの木や建物のサイズ感から、かなりの炎と煙が上がっていることがわかる発射の瞬間。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/s01_m.jpg

煙の中から姿を現して飛んでいったのがアバンガルドです。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/s02_m.jpg

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/12/27/russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/00_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181227-russia-deploy-hypersonic-nuclear-missiles/
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引用元: 【新兵器】〈動画あり〉ロシアが「核対応」の極超音速ミサイルを2019年にも実戦配備へ[12/27]

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1: 2018/12/30(日) 22:29:04.41 ID:CAP_USER
 防衛省は2019年から、低空を飛来する攻撃・偵察型ドローン(小型無人機)や迫撃砲弾の迎撃を目的に、高出力の軍事用レーザー兵器の研究を本格化させる。今年度予算には開発費として87億円を計上。年明けに陸上配備型の研究試作機製作の入札を行い、23年度までに技術的検証を終えたい考えだ。
 レーザー兵器の開発は米国や中国など各国で進められており、米軍は既にレーザー兵器を揚陸艦に搭載して運用を始めている。
 戦闘機のステルス能力向上やミサイルの低高度化・高速化により、迎撃までの対処時間は短くなるばかり。

レーザー兵器は、直進するレーザーを照射して目標を瞬時に破壊することができるため・・・

続きはソースで

(2018/12/30-18:39)

https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/20181228axH8K_p.jpg

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018123000216&g=pol
ダウンロード (2)


引用元: 【軍事技術】防衛省、高出力レーザー兵器開発へ=ドローン、迫撃砲対策[12/30]

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1: 2018/12/17(月) 13:51:05.55 ID:CAP_USER
(CNN) 成長した農作物の遺伝子を組み替える新たなバイオテクノロジーについての米軍の研究プロジェクトに対し、一部の科学者から懸念の声が上がっている。研究資金を出す「国防高等研究計画局(DARPA)」は、プログラムの狙いは食料供給の安全性を確保することだと説明する。

だが、このプロジェクトは「敵対的な目的のための生物学的因子や、その運搬手段を開発する取り組み」と受け止められかねず、生物兵器禁止条約違反に当たる可能性がある――。独マックス・プランク進化生物学研究所の遺伝学者、ガイ・リーブス氏らは米科学誌サイエンスの論説でそう指摘する。

物議を醸している「運搬手段」というのは虫のことだ。特に、農作物の遺伝子を編集する能力を持つウイルスに感染した虫のことを指している。

■パラダイムシフト

この「インセクト・アライズ・プログラム」は突き詰めて言うと、遺伝子組み換えのプロセスを加速させることを狙いとしている。

遺伝子組み換え食品をつくる際には通常、農学者が実験室内で種子の染色体にDNA改変を施す。組み替えられた遺伝子は、成長した植物の新たな形質として発現する。これは遺伝子の垂直伝播(でんぱ)として知られる現象で、新たな形質が次世代に受け継がれていくことから呼び名が付いた。

一方、DARPAのプロジェクトでは「水平的、環境的な遺伝子改変因子」を利用。虫などが遺伝子組み換えエージェントの役割を果たしている。染色体の遺伝子を編集する能力を持たせたウイルスを虫が運ぶ仕組みで、疾病や干ばつに対する作物の耐性を高めることが目的だ。

リーブス氏らの視点からすると、水平的遺伝子改変の因子を生態系内に拡散することの意味合いは「深刻」で、特に虫を使った運搬システムの場合はなおさらだ。

論説では「どの植物や土地が遺伝子組み換えウイルスに感染したのか、常に確定できるとは限らない(虫の動きや農作物のウイルス感染のしやすさには不確実性が伴わざるを得ないため)」と指摘。さらに、こうしたバイオテクノロジーは単純化され、作物種への伝染が極めて容易な「新手の生物兵器」を生み出すのに利用されかねない・・・

続きはソースで

https://www.cnn.co.jp/storage/2018/10/11/7ddd61b81b3b192ca39c6d2faaa2b5c4/t/768/432/d/darpa-research-project.JPG
https://www.cnn.co.jp/tech/35126898.html
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引用元: 【ゲノム編集】虫が「兵器」に? 米軍出資の研究、生物テロへの悪用を懸念する声[12/16]

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1: 2018/11/13(火) 21:33:05.04 ID:CAP_USER
中国当局は人工知能(AI)搭載の「自律型◯人兵器」の研究開発に力を入れている。しかし、その担い手として期待されたのは中国国内で集められた優秀な高校生。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが7日伝えた。

報道によると、北京理工大学(BIT)が5000人の応募者から18歳未満の高校生31人を選出した。当局は、今後4年間の「インテリジェント兵器システム実験計画」プログラムを通じて、学生らを「世界で最も若いAI兵器科学者」に育て上げるという。

中国国防科学技術工業委員会に直属するBITは、国防技術と兵器の開発機構でもある。

BITの教授は同紙に対して、選抜の条件として学業優秀のほか、「愛国心が必須だ」と述べた。

31人の学生のうち、男子が27人、女子が4人。学生1人に教官2人がついて指導する。一人の教官はアカデミックな兵器科学者、もう一人の教官は国防・軍事分野に詳しい専門家だ。学生らはAIのほかに、機械工学や電気工学などの研究も行うという。

サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国当局は、自己学習能力を備える原子力潜水艦から、人間の血管に入り込むことができるマイクロ・ロボットまで、AI技術の応用に力を入れていると指摘した。

人間が全く介入せず強力な◯傷能力を持つAI兵器は、キラーロボット(◯人ロボット)とも呼ばれる。この開発に関して、倫理的観点や人道上の問題から、そのリスクを懸念する声が少なくない。

続きはソースで

https://img.epochtimes.jp/i/2018/11/12/t_als4jgqpszer3g0hsfkt.jpg

https://www.epochtimes.jp/2018/11/37785.html
images


引用元: 【AI兵器】北京理工大、AI殺人ロボット開発プログラム開設、高校生31人を選抜[11/12]

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