1: キン肉バスター(家) 2013/11/03(日) 15:12:35.37 ID:SH3B+0x3P BE:1294628292-PLT(22223) ポイント特典
http://mainichi.jp/select/news/20131103k0000e040141000c.html
鹿児島県の種子島で2日、国産のGPS(全地球測位システム)衛星「みちびき」の精度を確かめる大規模な実証実験があった。現在カーナビなどに利用されるGPSは米国の衛星を使い、誤差は約10メートル。みちびきは、米のGPSを補完する目的で2010年9月に打ち上げられた。
日本のほぼ真上を通る軌道にあり、山岳や高層ビルの谷間でも位置情報の精度が高まる。実験は誤差を1メートル前後に縮小できることを確認し、将来は観光や輸送業のほか遭難救助や広域災害時の情報提供への活用も期待される。【津島史人】
実験は財団法人・衛星測位利用推進センターとソフトバンクグループによる共同事業。参加者は公募に応じた小学生以上の約350人で、これだけ多数が関わる実験は初めて。参加者は島内を観光しながら、みちびきが測定した位置情報を小型受信機とスマートフォンで受信。
情報が届くと、スマホの画面にアニメのキャラクターが登場し道案内や名所の説明をした。博物館などの屋内では高さも把握され、各階で異なる展示説明を受けた。
種子島開発総合センター「鉄砲館」(西之表市)では、家族と参加した和田弓弦(ゆづり)君(6)がスマホの画面に目を見張り「アニメの男の人が動きながら話すのが面白い」と興味津々だった。
同様の実験は10月初旬、同県・屋久島でも実施。山間部で約50メートルあったGPSの誤差は、みちびきの利用で2.6メートルまで縮小することを確認。種子島では10月26日から実験を始め、誤差が最小で0.8メートルまで縮まることを確かめた。
位置情報が正確に分かることで、遭難救助の際には大幅にコストが削減できる。大規模災害時には、利用者ごとに安全な場所や危険箇所を細かく知らせることが可能だ。
実験を取りまとめるソフトバンクモバイル情報システム本部新規事業準備室の永瀬淳室長(51)は「将来は資源採掘や農業などにも応用が可能だ」と期待する。
実験は4日まで。実験成果をもとに高精度の位置情報システムを確立し、海外からのサービス受注も目指すという。
鹿児島県の種子島で2日、国産のGPS(全地球測位システム)衛星「みちびき」の精度を確かめる大規模な実証実験があった。現在カーナビなどに利用されるGPSは米国の衛星を使い、誤差は約10メートル。みちびきは、米のGPSを補完する目的で2010年9月に打ち上げられた。
日本のほぼ真上を通る軌道にあり、山岳や高層ビルの谷間でも位置情報の精度が高まる。実験は誤差を1メートル前後に縮小できることを確認し、将来は観光や輸送業のほか遭難救助や広域災害時の情報提供への活用も期待される。【津島史人】
実験は財団法人・衛星測位利用推進センターとソフトバンクグループによる共同事業。参加者は公募に応じた小学生以上の約350人で、これだけ多数が関わる実験は初めて。参加者は島内を観光しながら、みちびきが測定した位置情報を小型受信機とスマートフォンで受信。
情報が届くと、スマホの画面にアニメのキャラクターが登場し道案内や名所の説明をした。博物館などの屋内では高さも把握され、各階で異なる展示説明を受けた。
種子島開発総合センター「鉄砲館」(西之表市)では、家族と参加した和田弓弦(ゆづり)君(6)がスマホの画面に目を見張り「アニメの男の人が動きながら話すのが面白い」と興味津々だった。
同様の実験は10月初旬、同県・屋久島でも実施。山間部で約50メートルあったGPSの誤差は、みちびきの利用で2.6メートルまで縮小することを確認。種子島では10月26日から実験を始め、誤差が最小で0.8メートルまで縮まることを確かめた。
位置情報が正確に分かることで、遭難救助の際には大幅にコストが削減できる。大規模災害時には、利用者ごとに安全な場所や危険箇所を細かく知らせることが可能だ。
実験を取りまとめるソフトバンクモバイル情報システム本部新規事業準備室の永瀬淳室長(51)は「将来は資源採掘や農業などにも応用が可能だ」と期待する。
実験は4日まで。実験成果をもとに高精度の位置情報システムを確立し、海外からのサービス受注も目指すという。
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