理系にゅーす

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アイデア

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1: 2019/05/03(金) 00:59:58.42 ID:CAP_USER
哲学者のソクラテスは自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるという「無知の知」を説きましたが、「知識が多い人ほど、自分の知識の限界を認識し、間違いの指摘や他人のアイデアを認めやすい」ということが研究で示されました。

Links between intellectual humility and acquiring knowledge: The Journal of Positive Psychology: Vol 0, No 0
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17439760.2019.1579359

Intellectual humility: from views of knowledge to views of people – Open for Debate - Cardiff University
https://blogs.cardiff.ac.uk/openfordebate/2019/01/28/intellectual-humility-from-views-of-knowledge-to-views-of-people/

People Who Brag About Their Intellect Don't Know as Much as They Think, Study Finds
https://www.sciencealert.com/people-who-are-humble-about-their-intellect-actually-tend-to-know-more-study-shows

アメリカ、ペパーダイン大学の心理学者であるエリザベス・クラムレイ・マンカソ氏らは、「intellectual humility(知的謙遜)」という概念について研究を行いました。知的謙遜とは、「間違いは起こるものだ」「自分の知識は限られている」ということを冷静かつオープンに受け入れられること。知的謙遜の対極にあるのが「intellectual overconfidence(知的過信/自信過剰)」という概念。自分の考えに自信を持つことは基本的にはいいことですが、過剰な自信は問題があると捉えられています。

知的謙遜・知的過信について調査を行うため、マンカソ氏らの研究チームは合計1200人の被験者に対し、「知的謙遜と学習の間にあるさまざまな関係」を調べる5つの実験を行いました。

まずアンケート調査では、被験者はいくつかの質問に答え、同時に研究者が開発した知的謙虚スケールで自分の回答を評価しました。このスケールは、過度な知的優位性を強く持つかどうかを調べる「知ったかぶり」スケールと、他人から学ぼうとする「知的寛容性」スケールの2つから構成されるとのこと。

この結果、まず、知的謙虚を持つ人は一般知識が多いということが判明。

「知的謙虚と一般知識の多さの間につながりがあることは、知的謙虚が『人の一般知識の多さを正確に測る能力』と関係しているという研究結果によって説明がつきます。

続きはソースで

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/19/Anderson%2C_Domenico_%281854-1938%29_-_n._23185_-_Socrate_%28Collezione_Farnese%29_-_Museo_Nazionale_di_Napoli.jpg
https://gigazine.net/news/20190501-links-between-humility-knowledge/
ダウンロード (2)


引用元: 【哲学】ソクラテスの「無知の知」が科学研究で証明される[05/01]

【哲学】ソクラテスの「無知の知」が科学研究で証明されるの続きを読む

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1: 2019/04/03(水) 16:53:25.59 ID:CAP_USER
暮らしや産業を一変させる可能性を秘める「破壊的イノベーション」を生み出すため、政府が新たな研究開発制度を立ち上げる。29日、具体的な開発の目標を定める有識者会議の初会合が開かれた。5年で約1千億円を投じ、失敗を恐れない野心的な研究を後押しする狙いだが、資金力では米国や中国に見劣りする。日本の強みを生かして革新的技術を生み出す「選択と集中」が不可欠だ。
https://www.nikkei.com/content/pic/20190330/96958A9F889DE6E1E3E3EBE2E1E2E0EBE2E1E0E2E3EB9793E4E2E2E2-DSXMZO4311899029032019EA6001-PN1-2.jpg

新設するのは「ムーンショット型研究開発制度」で、人類を月に送った米アポロ計画にちなんだ。「破壊的イノベーションを生み出す競争が激化している」「少子高齢化など社会的課題を解決するため世界からトップ研究者を集める」。平井卓也科学技術相は有識者会議でこう強調した。

今夏にも目標を定め、広くアイデアを募る。採択されれば、最大で10年の支援を想定する。

目標について、会合では委員から「自然災害の死者をゼロにする」「宇宙エレベーターを実現する」といった発言があった。宇宙エレベーターには、日本が先頭を走る最先端の炭素材料カーボンナノチューブが欠かせず、波及効果がもたらされる可能性がある。多くの委員はわかりやすく大胆な目標を定める必要性を強調。座長を務める経済同友会の小林喜光代表幹事は「若者のロマンを喚起するようなストーリー性が必要だ」と述べた。

お手本は米国の国防高等研究計画局(DARPA)で、高い目標を掲げて研究を進める。その成果はインターネットの原型となる技術や全地球測位システム(GPS)といった社会や産業に欠かせないインフラを生み出し、米アップルの音声技術「Siri(シリ)」などにつながった。

破壊的イノベーションを生むため、欧米は国家が主導する形の大型研究を強化している。全米科学財団(NSF)は「10大アイデア」と呼ぶ事業に着手。2019会計年度に3億ドル(330億円)規模の資金を投じる。欧州連合(EU)も18年から3年間に、ハイリスク型研究などに27億ユーロ(約3350億円)の予算を充てる。欧州発の革新的技術を生み出し、存在感を高める狙いがある。

背景には、先端技術で米国と覇権を争う中国の存在がある。例えば、高度な計算を伴う研究に欠かせないスーパーコンピューター。世界の専門家がまとめた最新の計算能力ランキングで、1、2位は米国だったが、中国は500位以内に入った台数では45%を占める。
https://www.nikkei.com/content/pic/20190330/96958A9F889DE6E1E3E3EBE2E1E2E0EBE2E1E0E2E3EB9793E4E2E2E2-DSXMZO4311907029032019EA6001-PN1-3.jpg

続きはソースで

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43119030Z20C19A3EA6000/
ダウンロード (1)


引用元: 【話題】破壊的イノベーション技術に1000億円 「選択と集中」どう機能 政府の新たな研究開発制度[03/30]

破壊的イノベーション技術に1000億円 「選択と集中」どう機能 政府の新たな研究開発制度の続きを読む

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1: 2018/03/09(金) 11:05:04.50 ID:CAP_USER
社会をよくするために世界中の研究者がさまざまな課題に取り組んでいますが、研究を進めて実体化するために避けては通れないのが、研究費用の補助金「リサーチグラント」を得るためのグラントレビューと呼ばれる審査です。
しかしこの制度には、論文を作成した研究者が誰であるのか、その人物の過去の経歴などが判断に関わることで、審査の結果にバイアスが存在するという見方があります。
この問題を解消するために、論文の審査はその中身だけに基づくべきだという意見を、かつて審査に携わっていた人物が表明しています。

Fund ideas, not pedigree, to find fresh insight
https://www.nature.com/articles/d41586-018-02743-2

デンマークのオールボー大学教授で、コペンハーゲンにある民間基金Lundbeck Foundationで役員を務めるThomas Sinkjær氏は、2013年頃にDanish National Research Foundation(デンマーク国立研究基金)にディレクターとして携わっていた経験から、研究者の経歴や背景に基づかないグラントレビューの必要性を唱えています。

デンマーク国立研究基金に携わっていた頃、Sinkjær氏は博士研究員(ポスドク)や研究職の初期段階にある研究者に対して、資金援助者がいかに彼らの研究にとって重要であるかを尋ねる会合を持ったとのこと。
すると若い研究者からは、本当に研究したい内容のための申請書を作成するのではなく、「補助金を得やすそうな内容」で申請を行っているという実態が述べられたそうです。
また、その段階では真に革新的なアイデアを記さずに隠していることも多いということが明らかにされています。


この理由についてSinkjær氏は、グラントレビューには「確実に実現できることが確認されている内容」ばかりが選ばれるバイアスがかかっていることを挙げています。
画期的な新しい方法を取り入れるためには、これまでは存在しなかった新しいアイデアを評価する必要もあるはずなのですが、審査の段階ではどうしても保守的な内容に評価が偏る傾向にあるという問題点です。

査読(ピアレビュー)によって、優れた内容と程度の低い内容がふるいにかけられていることを示す結果を見ることはできますが、必ずしもそれが「最も優れた内容を見つけ出す」ということには生かされていないという実態が存在しています。
この問題を解決するためにSinkjær氏は、「資金援助者は全く新しいスキームを試し、個々の経験を共有すべき」だと述べています。
Sinkjær氏は、ここで、デンマークの慈善事業団体であるVillum Fondenの方法を紹介することで、新しい方法を提案しています。

Villum Fondenは工業分野および自然科学の分野に援助を行う団体で、税金が投入されるこの手の団体に比べて比較的余裕のある財政状態にあるとのこと。
2016年にこの団体でディレクター職にあったSinkjær氏は、かつてない方法で応募者を評価することで革新的なアイデアを見つけ出す手法を試しました。

続きはソースで



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関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/03/09/fund-ideas-not-pedigree/00_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/03/09/fund-ideas-not-pedigree/03.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180308-fund-ideas-not-pedigree/

引用元: 【論文】優れた知見を引き出すためには「匿名での論文審査」を取り入れるべきだという議論[03/09]

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1: 2018/01/20(土) 13:59:06.71 ID:CAP_USER
2018年1月20日 13時19分
 標高3776メートルと日本一高い富士山の体積を量るアイデアを、静岡県建設コンサルタンツ協会(静岡市)が動画投稿サイトのユーチューブで募っている。

 2月23日の「富士山の日」を締め切りとする取り組みで、県内の35業者でつくる同協会が測量や設計などを担う建設コンサルタントの仕事を知ってもらおうと企画。
募集では「挑戦状」と銘打ち、富士山の体積の量り方を考えてもらい・・・

続きはソースで


 応募方法は郵送やメールのほか、ユーチューブへの動画投稿も可能。詳細は同協会のホームページ(http://www.sz-cca.com/)

http://sp.yomiuri.co.jp/science/20180120-OYT1T50050.html

ダウンロード (1)


引用元: 【公募】 富士山の体積、どうやって量る?アイデアを募集[01/20]

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1: 2017/12/27(水) 10:53:23.64 ID:CAP_USER
体内で電気を作り出せるデンキウナギから着想を得た、体内で電気を作り出して心臓ペースメーカーなどの人工臓器やコンタクトレンズ型ディスプレイなどの小型端末の動力を得ようという研究が進められています。

An electric-eel-inspired soft power source from stacked hydrogels | Nature
https://www.nature.com/articles/nature24670

Electric eel-inspired devices could power artificial human organs
https://www.nature.com/articles/d41586-017-08617-3

デンキウナギからヒントを得た、人工発電システムのアイデアについては以下のムービーを見ればよくわかります。

体内で生み出した電気を使ってエサとなる小動物を捕ったり外敵から身を守ったりするデンキウナギは、自然界において文字通りショッキングな存在です。

デンキウナギが電気を生み出す仕組みは、体内に存在するナトリウム、塩素、カリウムなどのイオンを利用するというもの。

電気を作り出すために、皮膚にある電気細胞のイオンチャンネルを開き、体液に含まれるナトリウムイオン、カリウムイオンなどの陽イオンを一気に移動させることで……

膜の前後で150mVの電位差(電圧差)を作り出して電気をとり出します。
つまり、デンキウナギは「小さな電池」を自由に作り出せるということです。

個々のイオンチャンネルは、わずかな電位差しか生み出せず微弱な電気しか作り出せません。

しかし、デンキウナギは体表に小さな電池を千個以上、直列に並べて一気に電気を生み出すことで、
数百ボルトの電圧を作り出すことができます。

続きはソースで

関連動画
Electric eel batteries https://youtu.be/MNctvU0LZ9M



GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20171227-electric-eel-inspired-organ/
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引用元: 【生理学】デンキウナギを参考に体内で発電してコンタンクトレンズ型ディスプレイや心臓ペースメーカーを動かそうという研究

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1: 2017/10/30(月) 19:57:25.17 ID:CAP_USER9
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171030/k10011204691000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

10月30日 19時50分

宇宙空間を利用したビジネス=宇宙ビジネスのアイデアを競う国内初のコンテストが開かれ、風船のように膨らむ素材で月の表面に居住空間を作る大手建設会社の提案など15のアイデアが大賞を競い合いました。

国内初となる宇宙ビジネスコンテストはアメリカなどで宇宙開発が国から民間主導へと変わりつつある中、国内でも民間企業の新規参入を促そうと国などが開いたものです。

30日に都内で行われたコンテストでは、風船のように膨らむ素材を使って放射線や激しい温度差にも耐えられる居住空間を月面につくる大手建設会社の提案や・・・

続きはソースで
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引用元: 【宇宙ビジネスコンテスト】 国内初開催

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