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アオサ

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1: 2016/06/26(日) 20:58:41.72 ID:CAP_USER
迷惑「アオサ」有効活用へ 高校生がエタノール製造に成功 谷津干潟で夏場腐敗臭… (千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160626-00010001-chibatopi-l12
http://amd.c.yimg.jp/amd/20160626-00010001-chibatopi-000-1-view.jpg


 夏場の腐敗臭などが問題視されている谷津干潟(千葉県習志野市)の海藻「アオサ」の有効活用へ、県立津田沼高校(同市秋津、安田一夫校長)の生物部(高山美衣子部長)が、アオサを原料としたバイオエタノール(生物由来のアルコール)の製造に成功した。関係者は「迷惑がられているアオサが環境問題や食糧問題に貢献できるのでは」と期待を寄せている。

 谷津干潟のアオサは、ミナミアオサと呼ばれる種類が中心。ヒドリガモやオオバンなど干潟に暮らす鳥の餌として必要なほか、ヨコエビなどの生物のすみかにもなっている。一方で、夏場に枯れて腐敗臭を放つアオサが風や潮の流れで住宅地に近い干潟北側に漂着。環境省が除去などの対策を講じている。

 同部は、その有効活用を目指し、昨年10月末から吉田健太郎さん(16)ら2年生の男子部員がバイオエタノール製造に挑んできた。

 同部顧問の吉田裕志教諭(35)によると4月下旬~5月初め、乾燥と生のアオサのほか、比較するために生のサツマイモと原料なしの計4例で実験を行った。こうじ菌と酵母菌、水を入れたビーカーに原料を入れ温度35度の保温器で発酵。その結果、4例ともエタノールができた。

 それぞれアルコール度数を計測したところ、平均値で乾燥アオサが9・3度、生アオサ6・9度、サツマイモ7・4度、原料なしは2・9度。アオサ入りが原料なしより高かったことから、アオサを原料としたエタノールと判断したという。なお、エタノールは飲めないよう処理を行った。

 これまでも、エタノールができていた可能性はあるが、度数が不明だった。今回初めて数値によりエタノールの製造成功が裏付けられた形。実験の成功を、吉田さんは「今後につながる」と、高山部長(17)は「臭気などで迷惑がられているアオサが役に立ちそう」と、それぞれに喜ぶ。

 「サツマイモ以上の度数のアルコールが、アオサからできるとは思っておらず驚いた」という吉田教諭。「バイオエタノールの原料にアオサが使えれば、環境問題や食糧問題に貢献できるのでは」と期待を込めた。

 今後、同部はさらに条件をそろえて実験を行い、度数を比較することにしている。

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引用元: 【環境/エネルギー】迷惑「アオサ」有効活用へ 高校生がエタノール製造に成功 谷津干潟で夏場腐敗臭… [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2014/08/24(日) 12:11:17.51 ID:???.net
毎日新聞 8月23日 10時21分配信

 大分県杵築(きつき)市の農家と水産業者のグループが、福岡市の博多湾で大量に発生し、悪臭のもとにもなっているアオサを「海藻肥料」として活用している。農産物が害虫に強くなるうえ育ちもよくなるといい、博多湾の厄介者の一石二鳥の活用法として注目されている。

 グループは、別府湾に臨む杵築市狩宿(かりしゅく)地区でユズなどを栽培する神鳥一(かんどり・まこと)さん(67)ら5農家と、カキ養殖などを手掛ける三つの水産業者。

 狩宿地区は国連食糧農業機関が伝統的な農業継承のために創設した「世界農業遺産」に認定された大分県・国東半島宇佐地域の一角にある。
グループは特徴ある農産物をつくろうと2011年「狩宿里海・里山プロジェクト」として近海の海藻やカキ殻の活用を始めた。

 「海藻肥料」はホンダワラなど海岸に打ち上がった海藻を畑の上にそのまま乗せるだけ。古代から世界各地で肥料に使われていたという記録もあるが、化学肥料が普及した現代では顧みられなかった。

 だが、海藻には植物の成長や成熟に欠かせない植物ホルモンが多く含まれている。杵築のグループが秋に収穫したユズは実の大きさや皮の厚さが従来の2倍近くになっただけでなく、えぐみがなく高品質だった。

 また害虫にも強くなり、以前、◯虫剤として使っていたネオニコチノイド系農薬を使わずに済むようになった。
この農薬はミツバチの大量死や群れの消失を招くという研究結果もあったが、◯虫剤の不使用で、神鳥さんが趣味で飼っていたミツバチは1個しかなかった巣箱が17個にまで増えたという。

 海藻肥料を活用する農家が増え、地元の海藻では足りなくなった昨年、神鳥さんたちは博多湾でアオサを駆除していることを知った。

 福岡市港湾局によると、人口増に伴う生活排水の増加で富栄養化が進み、9~11月にはアオサが大量発生するようになった。
悪臭の原因になることから市は毎年秋に駆除し、13年は7日間で約680立方メートルを回収した。
うち約24立方メートルはNPOが堆肥(たいひ)化する取り組みをしているが、残りは埋め立て処分するほかないのが現状だった。

 神鳥さんたちは市の許可を得て昨年10月、約6立方メートルを持ち帰り、畑にまいた。港湾局の担当者は「埋め立てにも費用がかかる。肥料としてどんどん利用してほしい」と話している。

 神鳥さんは「地域の環境のバロメーターであるミツバチも増えた。海藻肥料の効果を更に確かめ、全国で使われるようになってほしい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000012-mai-soci

引用元: 【生物】博多湾の厄介者のアオサ、肥料にしたらミツバチ増えた…一石二鳥の活用法として注目

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