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アスファルト

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1: 2016/03/15(火) 07:20:44.29 ID:CAP_USER.net
ソーラー道路の開発進む、仏は5年で1000kmに | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/031400017/


 ソーラーパネルは今や、あらゆる場所で見られるようになった。いっそのこと道路にも敷いてしまったらどうだろう?

 実は今、世界各国でソーラー道路への関心が高まっている。
走っている間に電気自動車を充電できるようにするというプロジェクトまであるのだ。(参考記事:「世界最大の水上メガソーラー、日本で建設」)

 2014年、オランダで世界初のソーラー道路「ソラロード(SolaRoad)」が自転車専用道路として建設された。今年1月には、フランスがさらに大胆な計画を発表した。
今後5年間で1000kmの道路にソーラーパネル舗装材を敷設し、500万人に電力を供給するというのだ。

 米国では、アイダホ州のSolar Roadways社が、自社のソーラー道路技術を検証するため政府から3期にわたって資金提供を受けているほか、ベンチャーキャピタルからも200万ドルを調達している。

 Solar Roadways社の共同設立者であるジュリー・ブルソー氏と技術者のスコット・ブルソー氏夫妻によると、米国だけでなく世界各国が、彼らのソーラーパネルに興味を示しているという。
今は公道でなく、駐車場や歩道などでテストをしている段階だ。
同社の強化ガラスパネルの静止摩擦力はアスファルト並みで、トレーラーの重量に耐え、標識用のLEDや氷雪を解かすためのヒーターを組み込むことができると、ジュリー氏は言う。


既存の道路上に設置できるパネルも

 ソーラーパネルは本当に未来の道路の舗装材になれるのだろうか? 
ソーラー道路の可能性を支持する人々がいる一方で、コストや効率、耐久性を疑問視する人々もいる。(参考記事:「太陽光発電は本当に環境に優しいか?」)

 フランスの道路建設会社Colas社の技術担当取締役で、ソーラーパネル舗装材「ワットウェイ(Wattway)」の技術を開発したジャン=リュック・ゴーティエ氏は、「当社のソーラーパネルは、既存の舗装道路の上に設置するだけです」と説明する。
同社は、実際の道路にパネルを設置する前に、今年の春にフランス国内でテストを行う。

 ブルソー夫妻は自社のウェブサイトで、「どの国でも、広大な面積の土地を道路として利用しています。
この面積を利用して太陽光発電ができれば、気候変動の阻止に大きく貢献できるでしょう」と述べている。
彼らの見積もりによると、もし米国の車道と歩道にソーラーパネルを敷き詰めるとすると、米国内で使用する電力の3倍以上を発電できるという。

 彼らは、自社のパネルで電気自動車を充電することもできると考えている。
まずはソーラー駐車場から始めるが、十分な距離のソーラー高速道路と必要な装置(電磁誘導を利用して道路から受電する装置)を備えた車があれば、走行中の車も充電できるようになるかもしれない。(参考記事:「世界一周ソーラー機不時着、36時間後の決断」)

コストや粉塵など課題はあり 


 再生可能エネルギーのみで米国内の電力需要をまかなう計画をまとめたスタンフォード大学工学部のマーク・ジェイコブソン教授は、「道路を太陽光発電所にするという発想は、理論的にはすばらしいと思います。ただ、問題はコストです」と言う。(参考記事:「再生可能エネルギーだけの未来は来るか」)

続きはソースで

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引用元: 【エネルギー技術】ソーラー道路の開発進む、仏は5年で1000kmに 「道路で発電」の理想と現実

ソーラー道路の開発進む、仏は5年で1000kmに 「道路で発電」の理想と現実の続きを読む

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1: 2015/05/30(土) 08:00:40.56 ID:???.net
<ヒートアイランド現象>熱中症増加 死亡リスク3倍予測も (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000023-mai-sctch

画像
http://amd.c.yimg.jp/im_siggQ_Gk6RUXCs8mTpmuo_4t5g---x600-y282-q90/amd/20150527-00000023-mai-000-1-view.jpg
関東地方の気温30度以上の年間合計時間数


 都市中心部の気温が郊外より高くなる「ヒートアイランド現象」は、今や人の命や健康に関わる問題だ。東京ではここ100年で年平均気温が3度以上も上がった。今世紀末には熱中症などによる死亡リスクが今より2.1~3.7倍に増すとの予測もある。熱から人を守る街づくりが急がれる。

 閉め切った6畳間で1000ワットの電気ストーブを10台つけた暑さ--。気温33度の真夏、直射日光が長く当たるアスファルト舗装道路は、そんな状態になっているという。気象庁によると、この100年の年平均気温は東京で3.2度、大阪で2.7度上がった。これは網走(北海道)など都市化の影響が少ない国内15地点の上昇ペース(約1.5度)を大きく上回る。

 ◇路面が熱を反射

 なぜ都市部は気温が上がりやすいのか。水分を含む土や草木は、表面が温められると水蒸気を放出し、その際に「気化熱」によって周囲が冷やされる。都市部では地面が舗装道路や建物に覆われているため冷却効果がなく、逆に空調や自動車などから人工的な熱が排出される。また、同じ気温でも、アスファルトの上は路面から熱が反射するため、緑地にいる時と比べて体感する暑さは格段に増す。

 総務省消防庁によると、昨夏(6~9月)に熱中症で救急搬送された患者は約4万人。環境省大気生活環境室は「ヒートアイランド現象を深刻化させない取り組みと同時に、気温が上昇してしまった中でもできる限り暑さを和らげて健康への影響を少なくする対策が急務」と指摘する。

 街中での対策で、まず思いつくのが緑地の整備。海洋研究開発機構などが東京・丸の内のオフィス街を調べたところ、ビルの中庭は外より約1度低い傾向があった。

 同機構研究員の松田景吾さんは「コンピューターシミュレーションで緑地の効果を数値で示し、どこにどれくらい樹木を植えれば快適に過ごせるか示せるようにしたい」と話す。

 ◇打ち水など効果

 一時的に温度を下げ、熱中症などを防ぐ方策としては、打ち水や冷却用のミスト(霧)も効果的。2007年に40.9度の国内最高気温(当時)を記録した埼玉県熊谷市では、08年からJR熊谷駅広場に気温28度以上などの条件を超えると自動的に散布されるミスト装置を設けた。同市環境政策課は「付近より2度程度温度が下がったというデータもあり、市民からも好評だ」と話す。

 水をパイプなどの中に通して周囲を冷やす機器の開発も進んでおり、環境省は今年度から雨水や地下水を使った実証実験を始める。効果が確かめられれば、20年東京五輪の会場などで使う計画だ。【大場あい】

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引用元: 【環境/統計】<ヒートアイランド現象>熱中症増加 死亡リスク3倍予測も

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