理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

イオン

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/02/12(木) 22:49:33.77 ID:???.net
掲載日:2015年2月12日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150212/235375.html

 東北大学の八尾寛教授らによる研究グループは、緑藻クラミドモナスに見られる光応答性イオンチャネルの改変体を筋芽細胞に組み込むことで、光に対して感受性を持つ筋細胞を開発すること、さらにその細胞に光を照射することで収縮能力を獲得した骨格筋細胞に成熟させることに成功した。

images


 未分化な細胞が分化・成熟する過程には、電気刺激や張力などの外部からの刺激が必要であることが知られている。
しかし、従来のタンパク質による細胞培養法では刺激に対して収縮運動する細胞が少なく、骨格筋を対象とした研究は主に動物実験で調べられてきた。

 今回の研究では、チャネルロドプシングリーンレシーバー(ChRGR)の遺伝子を筋芽細胞に組み込むことで、光に対して感受性を持つ筋細胞を開発した。そして、培養中の細胞に対して継続的に青緑色光を照射したところ、細胞内にある収縮の最小構成単位であるサルコメア構造の発達が促進されることが分かった。

続きはソースで

<画像>
光照射による筋細胞のトレーニング前の未熟な細胞(左)、とトレーニング後の収縮構造(サルコメア)が構築された細胞(右)。緑:ChRGR、マゼンタ:サルコメア(東北大学の発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015021215172230big.jpg

<参照>
光で筋肉を再生! ~ALSなどの難病治療に対する新... | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/02/press20150205-01.html

Optogenetic induction of contractile ability in immature C2C12 myotubes : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150209/srep08317/full/srep08317.html

引用元: 【光遺伝学】東北大、光で筋肉を再生する技術を開発 ALSなどの治療法開発に期待

【すごい】東北大、光で筋肉を再生する技術を開発 ALSなどの治療法開発に期待の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/01/17(土) 01:47:34.58 ID:???.net
掲載日:2015年1月16日

 遺伝子のDNAの損傷の測定に新しい手法が登場した。炭素イオンビームをDNAに照射したところ、X線やガンマ線に比べて、遺伝子のDNAの傷がナノ(ナノは10億分の1)メートルオーダーで塊になっていることを、原子力研究開発機構(原子力機構)関西光科学研究所の赤松憲(あかまつ けん)副主任研究員と鹿園直哉(しかぞの なおや)グループリーダーらがこの新手法で発見した。

 重粒子線の高いがん治療効果が、DNAの複数の傷が互いに近接、密集して生じるためであることを示す重要な根拠といえる。また、放射線や化学物質などによるDNA損傷と修復の研究に新しい手がかりを与えた。
1月15日付の米放射線科学会誌Radiation Researchオンライン版に発表した。

 研究グループは、DNAの傷のうち、アルデヒドやケトン構造を含むものに蛍光分子の目印を付け、DNAの二重らせんの2、3回転ほどの10ナノメートル以内に近接した蛍光分子の間で生じる蛍光共鳴エネルギー移動を利用して、蛍光強度の変化からDNAの傷の分布を観察できる新手法を初めて開発した。この手法でDNAの傷のミクロな分布測定に道を開いた。

 原子力機構高崎量子応用研究所のイオン照射研究施設(TIARA)で発生させた炭素イオンビームをDNAに照射して、新手法でDNAの傷の分布を測定した。その結果、X線やガンマ線に比べて、蛍光共鳴エネルギー移動の効率が大きく、DNAの傷が塊となっていることを確かめた。「DNAの傷が密集するほど、傷の修復が難しくなり、細胞死に至る確率が高まる」とする従来の説を裏付けた。

続きはソースで

<画像>
図. DNAの傷が近接していると、蛍光共鳴エネルギー移動として観測できる原理(提供:日本原子力研究開発機構)
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/16/170/images/001l.jpg

グラフ. ガンマ線に比べて、炭素イオンビームの照射で、DNAの傷が密集して生じていることを示すデータ(提供:日本原子力研究開発機構)
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/16/170/images/002l.jpg

<参照>
重粒子による高いがん治療効果をもたらす 「DNAの傷の塊(かたまり)」を発見 ~放射線によって生じる
DNAの傷の微視的分布の観測に世界で初めて成功~ | 関西光科学研究所
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/press-3277.html

Radiation Research: Official Journal of the Radiation Research Society - Localization Estimation of Ionizing Radiation
-Induced Abasic Sites in DNA in the Solid State Using Fluorescence Resonance Energy Transfer
http://www.rrjournal.org/doi/abs/10.1667/RR13780.1?=

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/16/170/

引用元: 【医療/放射線】DNAの傷の塊発見、重粒子線効果に根拠

DNAの傷の塊発見、重粒子線効果に根拠の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/23(火) 00:09:57.16 ID:???0.net
筑波大学は地方自治体や企業が持つビッグデータの解析を手がける研究拠点を来年1月1日付で開設する。日本IBMやイオン系ドラッグストア大手のウエルシア薬局(東京・千代田)、産業技術総合研究所、統計数理研究所などと連携し、新しいサービスや業務改善策を提案する。
サービス業を科学的に分析するサービス工学の専門家の育成にもつなげる。

スーパーと薬局を兼ねた店舗を展開するウエルシア薬局からはPOSデータを提供してもらって総合的に分析し、新サービスを提案。実際に薬局で導入し、効果を数カ月かけて検証する。

茨城県常総市とは市民の声などを解析し、少子高齢化や人口減少が進むことを前提にした新たな行政サービスを探る。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO81224170S4A221C1TJM000/

引用元: 【IT】筑波大、ビッグデータの研究拠点開設 日本IBMやイオン系ドラッグストアと連携

筑波大、ビッグデータの研究拠点開設 日本IBMやイオン系ドラッグストアと連携の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/19(金) 22:19:11.60 ID:???.net
掲載日:2014/12/19

新しいイオン液体リチウム二次電池の地球周回軌道上での充放電試験に、関西大学化学生命工学部の石川正司(いしかわ まさし)教授と山縣雅紀(やまがた まさき)准教授がイオン液体電池として初めて成功した。このイオン液体リチウム二次電池は、石川教授と山縣准教授が2006年、独自に設計と開発を行った。通常の電解液の代わりに「イオン液体」を用いており、揮発・引火成分を一切使っていない。
軽量で薄く、コンパクトな新型蓄電池で、宇宙用や極限環境用として期待が集まっている。関西大学が12月17日発表した。

このリチウム電池は、東京大学大学院工学系研究科の中須賀真一(なかすか しんいち)教授らが6月にロシアのヤスネ基地から打ち上げて地球周回軌道に乗った超小型衛星「ほどよし3号」に搭載された。地球からの指令で8月に、イオン液体電池として軌道上での充放電に初めて5分間ほど成功し、10月には1時間の充放電試験にも成功した。試験では、衛星の太陽電池の電気で充電し、衛星内部の発熱蛍光体によるヒーター用に放電した。

この電池は、電解系の蓄電池に含まれている溶媒がなく、塩と同じイオン液体を電解液としているため、揮発や引火する心配はない。
柔軟で薄いアルミのラミネート外装のみで、超真空の宇宙環境でも使えるようにした。厚さは3~4ミリで、衛星の狭い隙間に置くことができる。
実験データからは、頑丈な外装なしで、長期宇宙滞在にもかかわらず、劣化がほとんどなく、地上に設置した同型の電池と全く変わらない性能を発揮した。

続きはソースで

<画像>
写真. 石川正司関西大学教授らが開発し、ほどよし3号機に搭載されたたイオン液体リチウム二次電池(写真上)。
簡素なラミネート外装のみにもかかわらず、超高真空下で作動が可能(写真下)。(提供:関西大学)
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/057/images/001l.jpg

<参照>
「イオン液体リチウム二次電池」の宇宙実験へ|トピックス|大学紹介|関西大学
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2014/06/post_985.html

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/057/

引用元: 【技術】衛星でイオン液体電池の充放電に成功

衛星でイオン液体電池の充放電に成功の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/12/22(月) 22:04:44.56 ID:???.net
掲載日:2014年12月22日

 東京工業大学は12月22日、火星の地下に新たな水素の貯蔵層が存在することを発見したと発表した。

 同成果は同大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻の臼井寛裕 助教らによるもので、2015年1月15日付(現地時間)の欧州科学誌「Earth & Planetary Science」に掲載される予定。

 近年、約30億年より古い地質体を中心に、多くの流水地形や多種類の含水粘土鉱物が相次いで発見され、火星がかつて液体の水が存在しうるほど温暖で湿潤な環境にあったことが示唆されている。一方、現在の火星では少量の氷が発見されるのみであり、「いつ・どのように」水が火星の表面から失われ、現在「どこに・どのような形態で・どのくらい」存在しているのかははっきりとした結論が出ていない。

 臼井助教らは、今回、二次イオン質量分析を用いた低汚染での水素同位体分析法を開発し、火星隕石の衝撃ガラスに含まれる微量な火星表層水成分の高精度水素同位体分析に世界で初めて成功したという。

続きはソースで

<画像>
今回発見された水素貯蔵層の場所を表した火星の模式断面図。水素貯蔵層は含水鉱物として
地中殻に取り込まれるか(上)、氷として凍土層として存在する。
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/289/images/001l.jpg

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/22/289/

引用元: 【惑星科学】東工大、火星の地下に大量の水素を発見

火星の地下に大量の水素を発見の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2014/09/13(土) 21:32:06.33 ID:???.net
脳の働きに必要なカルシウムチャネルを阻害して、制御する新しい仕組みを、理化学研究所脳科学総合研究センターの御子柴克彦(みこしば かつひこ)チームリーダーと濱田耕造(はまだ こうぞう)研究員らが発見した。
認知症など脳の病気の発症原因を探るのにも役立つ成果として期待される。
9月8日の米科学アカデミー紀要オンライン版に発表した。

このカルシウムチャネルはイノシトール3リン酸(IP3)受容体。
細胞内の小器官である小胞体の膜上に局在するタンパク質で、神経伝達や記憶・学習を担っている。
この受容体は4つサブユニットが組み合わさって、中心部にカルシウムイオンを1つだけ通す小さなイオン透過口を形成し、カルシウムチャネルとして働く。

脳の神経細胞に信号が伝わると、細胞膜からIP3が切り出され、細胞内に遊離してIP3受容体に結合する。
IP3が結合すると、チャネルの構造が変化して、小胞体からカルシウムイオンが細胞内にどっと放出され、記憶や学習などに必要なさまざまな生化学反応が起こす。
この立体構造(アロステリック)変化に不具合があると、脳の機能に障害が発生すると考えられている。しかし、その制御の詳細はまだ謎だった。

http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/09/20140912_02.html

引用元: 【生物】カルシウムチャネル制御の仕組み発見

カルシウムチャネル制御の仕組み発見の続きを読む

このページのトップヘ