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イモムシ

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1: 2016/04/08(金) 07:43:27.06 ID:CAP_USER.net
「尻ドラム」でイモムシが仲間呼ぶ、初の報告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/040700127/


 新しい仲間を探すとなると、ある種のイモムシは決して尻込みしない。むしろ、お尻を使って積極的に誘う。

 カギバガ科のガの幼虫、マスクト・バーチ・キャタピラー(Drepana arcuata)がお尻の毛を葉にこすりつけて振動を起こすことは、以前から科学者の間で知られていた。

 しかし、今週、ウルグアイのモンテビデオで開催された国際神経行動学会議(International Congress for Neuroethology、ICN)で新たな事実が発表された。カナダ、カールトン大学の生物学者ジェイン・ヤック氏によれば、コショウの粒ほどの大きさしかないこの虫は、お尻で葉の表面を叩く「尻ドラム(anal drumming)」と呼ばれる方法で他の幼虫を招き、糸を張ったシェルターに加わらせるのだという。(参考記事:「【動画】人の声で触角を伸ばすイモムシが見つかる」)

 北米に生息するマスクト・バーチ・キャタピラーは、カバの木の葉に糸を張り、身の安全を確保するために繭のようなシェルターを作って、成長するまでその中で過ごす。だが、糸を吐いて隠れ家を維持するにはたくさんの幼虫が必要だ。そこで、仲間探しに精を出すことになる。

 これはイモムシが社会的集団を作るのに振動を利用していることを示す初の証拠だとヤック氏はいう。

「このイモムシたちがいる葉に耳を澄ましても、何も聞こえません。ですが、わずかな振動も感知するレーザー振動計という機器を使うと、ゴロゴロ鳴るような不思議な音が聞こえます。ライオンの声さながらです!」(参考記事:「うんちのふりをするイモムシ 効果のほどは?」)


イモムシたちのにぎやかなおしゃべり

 マスクト・バーチ・キャタピラーの成長には5つの段階がある。そのうち、糸で作ったシェルターの中で共同生活を送るのは第2段階までだ。第3段階になると、それぞれ1匹だけで生きていく。

 ヤック氏ら研究者のこれまでの観察では、集団生活を終えた幼虫たちは、振動を使って自分の縄張りを知らせ、他の幼虫を追い払うことが分かっていた。

 その際、お尻で葉を叩いたりこすったりするのと同時に、幼虫は口器でも葉を叩くか左右にこするかして振動を起こす。

 ヤック氏が不思議に思ったのは、集団生活をする幼いイモムシたちも、会話をするかのように複雑な振動をお尻で作り出していることだった。しかも、この行動はよそ者の接近がないときも観察された。(参考記事:「【動画】絡み合うタコの「会話」を初めてとらえた」)

「餌を食べているとき、イモムシたちは『ムシャムシャムシャ、お尻をゴシゴシ。ムシャムシャムシャ、お尻をゴシゴシ』といった調子なのです」とヤック氏。

「さらに、彼らがシェルターを作っているときも、少し働いては葉をこすって振動音を出していました」

 この理由を確かめようと、ヤック氏は野生のマスクト・バーチ・キャタピラーの幼虫を捕獲。研究室でカバの小枝に載せ、仲間の研究者たちともに振動と行動を記録した。

 ある個体が食事をしたり、シェルターを作り始めたりしているところによそ者の個体が近づくと、シェルターを作っている個体は肛門と口器の振動を強めた。

 ヤック氏らのチームによる研究では、よそ者が接近すればするほど、シェルターを作っている個体は盛んにシグナルを出していた。(参考記事:「【動画】体を点滅させて言葉を交わす巨大イカ」)

 そして、シェルターを作っている個体の振動音が大きく複雑であればあるほど、よそ者の個体がシェルターの仲間に加わる確率が高く、振動が仲間集めに使われているという仮説を裏付ける結果となった。

続きはソースで

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引用元: 【動物行動学】「尻ドラム」でイモムシが仲間呼ぶ、初の報告 会話するかのように複雑な振動をお尻で作り出し、安全な集団生活を実現

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1: 2015/05/08(金) 12:22:41.66 ID:???.net
【動画】人の声で触角を伸ばすイモムシが見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/043000077/

動画
https://www.youtube.com/embed/RoxA1Xy7k5k


 ペルーのアマゾン奥深くで、きわめて珍しい行動を見せるイモムシが見つかった。見た目は木の枝のような姿で、周囲の森林に同化しようと必死の様子だが、おかしなのはその4本の長い触角だ。くるりと丸まり、危険を察知するや否や、すぐにでも飛び出させられるよう待ち構えている。

 と、そこへ突如人間たちが現われた。彼らの発する声が作りだす空気の振動を感じ取り、イモムシはとっさに防御用の武器を繰り出す。4本の触角がびっくり箱のようにボヨ~ン! と飛び出し、四方へ向かって伸びると、またくるりと元に収まった。

「とにかく変てこな光景でした」と語るのは、イモムシを発見したエコツーリズム会社「レインフォレスト・エクスペディションズ」の昆虫学者アーロン・ポメランツ氏だ。イモムシは、ペルー南東部にあるタンボパタ研究センター付近にある1本の木の、地上30メートル付近で見つかった。

 ポメランズ氏がキャノピータワー(樹上の動物や鳥を観察するためにジャングルに建てられた背の高いタワー)を上ってきた仲間に声をかけたとたん、イモムシの触角が飛び出したという。

 あまりの珍しさに、動画を撮影した。恐らく、触角が飛び出す瞬間を撮影したものとしては世界初だろう。

「イモムシがこのような行動をとるのは、見たことがありません」ドレクセル大学自然科学アカデミーのコレクションマネージャーであるジェイソン・ワイントラウブ氏は、動画を見て感想を述べた。


仮説の証明 

 昆虫学者らは、このイモムシがシャクガ科Nematocampa属の一種だろうと見ている。シャクガは南北アメリカ大陸に広く分布する蛾で、その幼虫は特異な突起物を持つイモムシとして 
知られている。 

続きはソースで

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文=Nadia Drake/訳=ルーバー荒井ハンナ

引用元: 【昆虫学】人の声で触角を伸ばすイモムシが見つかる イモムシが音を『聞く』ことができるという仮説が証明

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1: 白夜φ ★ 2013/12/06(金) 22:55:00.13 ID:???

ミカンハダニは何故逃げずにイモムシに食われるのか? -ひとつ覚えの防災策が招く悲劇-
2013年12月3日

矢野修一 農学研究科助教、城塚可奈子 同大学院生らの研究グループは、防御網を持たないハダニは防御毛を背負って伏せることで身を守ることを発見しました。

本研究成果は、2013年11月28日付(日本時間)の欧州科学誌「Springer Plus」誌に掲載されました。

背景と概要

サバンナで草食獣と肉食獣が命がけの攻防を繰り広げるように、葉っぱの上では葉を食べる害虫と、それを餌にする天敵との攻防がみられます。
ミカンの葉を吸汁するミカンハダニは、ほとんどいつも葉面に伏せていますが(図1左)、葉が劣化した時や産卵する時には体を持ち上げて歩きます(図1右)。
一方で、同じくミカンの葉を食べるアゲハチョウのイモムシ(体長数十ミリ)は、体長が0.5ミリ以下のハダニを気にかけず葉ごと食べてしまいます。
ところが、ハダニは命を奪うイモムシの襲撃から逃げずに食べられます。
それが滅多に起きない災害だとしても、野生動物が山火事から逃げるように、ハダニがイモムシの襲撃から逃げないのは何故でしょうか。
葉面に伏せるハダニの背には、葉面以外のあらゆる方向に長い毛が突き出し、毛のない胴体下部は葉面に密着して隙がありません(図1左)。

図1:隙がない匍匐時(左)と脇が甘い歩行時(右)のミカンハダニ
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/images/131203_3/02.jpg

ハダニの主要な天敵はイモムシではなく、ハダニとほぼ同じ大きさのカブリダニです。
葉面に伏せたハダニにカブリダニがどの方向から近づいても、ハダニの胴体に触れるよりも先に毛に触れます。
ハダニは相手が生物であれ人工物であれ、毛に触られると伏せた姿勢を崩しません。
ハダニの毛が邪魔になって大半のカブリダニは退散しますが、力ずくでハダニの胴体に近づくカブリダニは、自分がしならせたハダニの毛によって弾き飛ばされます(図2左)。

図2:葉面に伏せるひとつ覚えの防御法は、主要天敵のカブリダニに有効である反面(左)、巨大なイモムシに食われる悲劇を産む(右)。
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/images/131203_3/03.jpg

ハダニの伏せる姿勢と毛の防御力を確かめるため、伏せることが出来ないハダニと毛の無いハダニ(図3)を作り出してカブリダニに襲わせると、正常時よりも死亡率が劇的に高まりました。
したがって、「毛に触られると伏せた姿勢を崩さない」ことがカブリダニに対する防御になることがわかりました。

図3:脱毛処理の前(上段)と後(下段)のミカンハダニ
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/images/131203_3/04.jpg

その一方で、この防御方法は巨大なイモムシには通用しないので、イモムシに触られても逃げないハダニは食べられる羽目になります(図2右)。
このハダニのひとつ覚えの防災策が招く悲劇は、イモムシに葉ごと食われるという、ハダニの生涯に一度あるかどうかの巨大災害への備えよりも、カブリダニによる日常的な脅威への備えが優先された結果だと思われます。


▽記事引用元 京都大学 2013年12月3日公開記事
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131203_3.htm

▽関連リンク
SpringerPlus 2013, 2:637 doi:10.1186/2193-1801-2-637
Lying down with protective setae as an alternative antipredator defence in a non-webbing spider mite
http://www.springerplus.com/content/2/1/637



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