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インフォームドコンセント

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1: 2016/04/12(火) 23:17:24.60 ID:CAP_USER*.net
近藤誠医師が提唱する“がん放置理論”を信じて、せっかく早期で発見できたがんを進行がんにしてしまう患者が後を絶たない。
学術論文を引用しながら標準的治療の効果を否定し、誤ったインフォームドコンセントを広げる近藤理論に専門家は断固、反論すべきだと勝俣医師は主張する。

――近藤誠先生が書かれた「がん放置療法のすすめ」や「医師に◯されない47の心得」(いずれも文藝春秋)などのいわゆる医療否定本がベストセラーになっています。
勝俣先生は「医療否定本の嘘」(扶桑社)や「『抗がん剤は効かない』の罪」(毎日新聞社)を発表され、近藤先生の主張を徹底的に批判されています。

勝俣 近藤先生の主張は、がんの手術は寿命を縮めるだけ、抗がん薬は効かない、検診は無意味、がんは本物とがんもどきに分かれる――というものです。
がんの臨床試験には不正があるとも言っています。つまりがんの標準治療の完全な否定です。

 トラスツズマブの臨床試験ではカプランマイヤー曲線が上に凸なので不正があったと主張しています。もし事実なら世界中で不正な乳がん治療が実施されていることになりますから大問題なはずです。
僕は近藤先生が根拠として挙げている論文を読みましたが、不正な研究ではカプランマイヤーの曲線が凸になるとはどこにも書いていないのです。

――近藤先生の「医師に◯されない47の心得」という本は140万部売れたそうですが、臨床現場で影響はありますか。

勝俣 ある乳がん患者さんは、最初に近藤先生に診療してもらったときはステージ2だったのですが、検査のみで経過観察しているうちに臓器に転移してステージ4という状況になって、
僕のところへ来院しました。
薬物療法を開始したのですが、それでも時々近藤先生のところに行って、「薬物療法は効かないし、害も大きいので止めるように」と言われると休んでしまう。
でも不安なので僕のところに来て、薬物治療を継続する。結局、その方はがんが悪化し、お亡くなりになってしまいました。

――近藤先生から離れられない患者さんもいるということですね。

勝俣 やはり近藤先生の方針を疑問に思っても、多くの方が半分信じています。治療をしなくてもよいという主張に希望を見いだすのでしょうね。
近藤先生の本にもがんを放置しても治るとは書いていない。治療してもしなくても結果は変わらないから「死を覚悟せよ」と言っているようなものです。
ところが患者さんは手術しなくても、薬物を使わなくても良くなると思っている。偉い先生が治療しなくても良いといっているので治療しなくも良くなると思っている。
近藤先生はそこまできちんと説明していないところが一番の問題だと思います。

 僕のところに来た患者さんで胃がんの男性患者さんがいます。ステージ1で発見され、国立がん研究センター中央病院に行ったら、すぐ手術をしましょうという。
その方は、近藤先生の著書を読んでいたので、近藤先生にセカンドオピニオンを受けに行った。すると近藤先生は「放置するに限る」というのです。放置するとがんはどんどん大きくなって、もともと幽門部近くにできたがんだったので、幽門部を塞いでしまった。
嘔吐はあるし食事もできない。その状況になって、いくつかの医療機関を受診するとやはり手術を勧められる。

 水も飲めなくなった頃に僕の本に出会って、僕のところにやってきた。その方は近藤先生の本を10冊くらい読んでいて、付箋をたくさん貼っている。
つまり精読しているんです。でも苦しいから僕のところに来てなんとかしてくれという。
手術を勧めると手術は嫌だという。もう1時間、押し問答ですよ。これは洗脳を解く作業に近い。最終的に手術に応じてくれたので、外科を紹介しました。

 手術した後で、僕のところにお礼を言いに来てくれました。恥ずかしそうでしたが、食事も取れるようになって体重も増えて、とても元気になっていました。
最初はステージ1でしたが、半年ほど放置して手術した時点ではステージ3でした。
ステージ3ですから本当は術後療法として抗がん薬を使った方がいいのですが、まだ抗がん薬まではどうしても受けたくないというので、手術までしたのだからというので患者さんの意向を尊重して、薬物投与は行っていません。

近藤理論を放置してはいけない:日経メディカル 2016/4/12 小崎丈太郎=日経メディカルCancerReview
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/cr/201604/546480.html 

学術論文を誤って引用する罪 
――トラススツマブも話が象徴的ですが、近藤先生の本を読むといろいろな学術論文を引用しています。

勝俣 そこです。一般の方々は論文をたくさん引用しているからすごいことを言っているのではないかと思う。
我々が見れば論文の読み方が偏っていて、レベルも低い。最初から結論ありきで偏った読み方をするから間違った結論に達するのです。

 標準治療を無視して、しかもお金を取って医療を行っているというのは海外では医師免許剥奪という話になりかねないし、弁護士も黙っていないということです。
僕は患者さんにも訴訟してもいいですよと言っているのですが、患者さんは近藤先生の言う事を聞き入れた自分が悪いと、自分を責める人が多く、訴訟までに至った例はありません。

 近藤先生の独特の診療スタイルなんですが、患者さんには手術は寿命を縮める、抗がん薬は効かないなどの持論を展開した後で、「あなたが決めてください」と言うのです。
自分が決めたのだから、がんが進行しても、近藤先生を責める気にはなり難いようです。

―インフォームドコンセントの方法に問題がありそうですね。

勝俣 インフォームドコンセントを日本に広げたのは近藤先生という人もいますが、僕から見れば間違ったインフォームドコンセントを日本に広げたのが近藤先生です。
20年前に近藤先生が広めたインフォームドコンセントはいわば「患者の自己責任型インフォームドコンセント」です。医師が責任逃れのために使うといっても言い過ぎではありません。

――正しいインフォームドコンセントをどのように考えていますか。

勝俣 簡単にいうとソムリエに近いと思いますね。患者さん任せにするのではなく、患者さんの話を聞き、個人個人の状況の違いを押さえた上で、この患者さんに一番適切な治療はこれでは
ないかと示す。患者さんとうまくコミュニケーションを取りながら、一緒に考えて結論を出すことが重要です。
医学的な事実はこうだ、後はあなたが決めなさいという“医師責任逃れ型インフォームドコンセント”がはびこってしまっています。

医学は不確実なもの

勝俣 抗がん薬による術後補助療法を行っていない先の胃がんの患者さんのケースでもそうですが、医学は不確実なものです。
術後薬物療法を行ったからといって、再発が完全に予防できるものではありません。手術も絶対ではなく、1%の手術関連死があるということも説明しなければなりません。
患者さんは怖がるし、迷うと思います。そこに絶対駄目という断定的な言い方をされれば患者さんは信じてしまう。

―迷っている最中に断定されると人間は弱いですね。

勝俣 放置していいというのは患者さんにとっては楽な選択肢です。手術にも薬物療法にも放射線治療にもメリット、デメリットがありそれを天秤にかけながら患者さんに説明して、治療を進めているのが我々です。
ですから断定的なことは本来、患者さんに言う事は出来ないはずです。言う事が決まっていれば、患者さんの言う事に耳を傾けることすら必要なくなります。

続きはソース先で

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引用元: 【医療】“がん放置理論”を提唱する「近藤理論」を放置してはいけない 専門家は反論すべきだと医師主張

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1: 2015/02/10(火) 12:44:54.26 ID:CZxuW83F*.net
毎日新聞 2015年02月10日 09時44分(最終更新 02月10日 11時17分)

001

http://mainichi.jp/graph/2015/02/10/20150210k0000e040166000c/image/001.jpg ※主治医が玲子さんにサインを求めた「同意書」のコピー(一部画像加工しています)

 「ここにサインをしてもらえますか」

 2013年8月、奈良県内にある公立病院の乳腺外来の廊下。3週間前、この病院で乳がんを告知された玲子さん(68)=仮名=は、看護師からA4判の紙1枚を渡された。

 <今後乳がんに関する□□病院での治療につき自己意思でもって一切受けないことに同意をし、転移・病状の悪化時および緩和治療などの一切の当院での治療については今後受けられないことについても同意するものである>

 今後、病院が玲子さんの乳がんに関する一切の治療を行わないことを明記した同意書だった。文書の末尾に、男性主治医の名前と押印があった。

 3週間前、右乳首からの出血が3日間続き、玲子さんはこの病院の乳腺外科を受診した。診察後、すぐに超音波検査(エコー)を受けたが、主治医は画像を見たまま、「右だけでなく、左にもがんがあります」と淡々と告げた。
「両側乳がんで、全摘出手術が必要」と診断されたが、全摘出の理由や詳しい治療方針など十分なインフォームドコンセントはなかった。

 ◇方針反対の直後に

 1週間後の再診察。医師は組織検査の結果を告げると、すぐに手術の手続きを進めようとした。日取りもすでに決まっている。拙速な対応に不安を感じた玲子さんは、いったん退室。廊下で夫(68)に相談のメールを送ると、
「手術はするな」と返信が届いた。夫と1時間ほどやり取りを続けたが結論は出ず、その日は手術の仮予約だけして帰宅した。

 玲子さんの手術をめぐり、夫や長女(42)、長男(38)、兄弟らが集まり家族会議を開いたが、夫だけが猛反対した。がんの告知後、夫は抗がん剤など従来のがん治療を否定する本を読んでいた。
迷った玲子さんは、旧知の乳腺外科の開業医を訪ねた。セカンドオピニオンを受けるつもりではなく、ただ相談しようと思った。開業医はエコー検査後、すぐに手術はせず、経口剤によるホルモン治療で経過観察することを勧めた。

 年齢を考えれば手術は避けたいし、夫の気持ちにも添いたい。開業医の言葉が背中を押した。

 「手術を受けるのはやめようと思います」

 数日後、診察室で玲子さんは主治医に伝えた。夫の反対や、ほかの医師の診察を受けたことも話した。主治医は一瞬、驚いた様子だったが、パソコンに向き直ったまま「廊下で待つように」と言った。

 看護師から同意書を渡されたのは、その直後だった。玲子さんは戸惑いながらもサインに応じるしかなかった。「看護師からは何の説明もなかった。同意書を取られる理由も理解できないまま、気がつけばサインをしていました」

 ◇病院に報告なく

 医師はなぜ同意書への署名を求めたのか。

 病院に取材を申し込むと、主治医は退職していた。

(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150210k0000e040166000c.html

引用元: 【医療】 がん:全摘出手術に迷う患者 医師から「治療拒否」同意書 [毎日新聞]

がん:全摘出手術に迷う患者 医師から「治療拒否」同意書の続きを読む
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