1: 2014/07/31(木) 18:37:46.20 ID:???0.net
2014年07月30日 15時51分更新

 ウィーン工科大学など複数の研究者から成る研究グループは、「量子チェシャ猫」を実験的に実証したと報告した。

量子チェシャ猫とは、「不思議の国のアリス」の身体が消えても笑いだけが残るチェシャ猫に例えられる。
粒子の物性(スピンや質量など)のみをその粒子から分離できるという近年提唱された量子力学的な理論。
粒子本体がないのにその性質だけが存在する。

 ウィーン工科大の長谷川祐司准教授らが行った実験では、ビームスプリッターと干渉計を使い、中性子を2つの経路にとって飛ぶ装置を用い量子チェシャ猫が実証できたという。

 この量子チェシャ猫は、波動関数を収束させない粒子の計測や、特定の性質のみを粒子から取り出せることから、より精度の高い量子力学的効果の測定や情報技術に役立つ可能性がある。

http://www.tuwien.ac.at/typo3temp/pics/52b5f2f4f4.jpg

http://www.nature.com/ncomms/2014/140729/ncomms5492/images/ncomms5492-f2.jpg

プレスリリース
http://www.tuwien.ac.at/en/news/news_detail/article/8921/
ネイチャー
http://www.nature.com/ncomms/2014/140729/ncomms5492/full/ncomms5492.html

(※元記事より抜粋しています。全部読む。)
本体とは別のところにその性質だけが存在する量子力学の不思議な世界
「量子チェシャ猫」を実験で実証
http://ascii.jp/elem/000/000/919/919450/

引用元: 【技術】「量子チェシャ猫」を実験で実証、ウィーン工科大の長谷川祐司准教授ら

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