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ウナギ

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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/04/28(月) 20:31:51.71 ID:???.net

 ヌタウナギに嫌悪感を抱く者は少なくない。ウナギのように体をくねらせるこの生き物には主に2つの嫌われる理由がある。
1つ目は死にかけている動物をむさぼり食べること、2つ目は瞬時に大量の粘液を分泌することだ。

 しかし、カナダ、オンタリオ州のグエルフ大学に所属する統合生物学の専門家ダグラス・ファッジ(Douglas Fudge)氏がヌタウナギの粘液を受け入れる理由を提示している。
いつか環境に優しい丈夫な布の生産に利用で きるかもしれないというのだ。
「Journal of Experimental Biology」誌に15日付で発表されたファッジ氏らの 研究によれば、ヌタウナギは種ごとに全く異なる方法で身を守るための粘液をつくり出しているという。

 ストレスを受けたときや捕食者から逃れたいときに分泌されるヌタウナギの粘液は2つの部位で構成される。
粘液と微細な繊維だ。いずれも長さ約15センチ、直径はわずか1ミクロンで、人の毛髪や血球よりはるかに細 い。

 このぬるぬるした生き物を1997年から研究しているファッジ氏によれば、粘液に含まれる繊維が捕食者のえら を詰まらせるという。

◆繊維をほどく

 ヌタウナギは77の種が確認されている。ファッジ氏らはそのうちタイセイヨウヌタウナギ(Atlantic hagfish)とタイヘイヨウヌタウナギ(Pacific hagfish)を調べた。

 どちらの種も粘液の繊維は特殊な細胞の内部でつくられる。ちょうど小さな毛糸玉のような形だ。
繊維の玉が 粘液とともに体の外に吐き出されると、粘液の作用とのた打ち回るような体の動きによって繊維がほどける。繊 維の玉は1度に2万5000個ほど放出される。

 ただし、タイヘイヨウヌタウナギの繊維の玉は異なる方法でほどける。
タイヘイヨウヌタウナギの繊維の玉は タンパク質系の接着剤で固められており、この接着剤が海水に触れると溶けるのだ。

続きはソースで
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=20140424003

J Exp Biol
Spontaneous unraveling of hagfish slime thread skeins is mediated by a seawater-soluble protein adhesive
http://m.jeb.biologists.org/content/217/8/1263.abstract?sid=0b35ea13-30ae-444e-a553-df71a02bb838
~~引用ここまで~~



引用元: 【生物】ヌタウナギは種ごとに全く異なる方法で身を守るための粘液をつくり出す


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1: ベンゼン環◆GheyyebuCY 2014/04/17(木)12:46:39 ID:EjfHH4FIM

東京大大気海洋研究所などのグループは、コンクリートで固めた護岸ではニホンウナギの漁獲量の減少が激しいとの解析結果を発表した。

グループの板倉光氏は「ウナギの隠れ場所や餌が減り、生息環境が悪化したのだろう」としている。


詳細はソースをどうぞ。

ソース
日本経済新聞 2014/4/16 11:34
ウナギ、コンクリート護岸増えると漁獲減 東大調査
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1600F_W4A410C1CR0000/



コンクリート護岸増えるとウナギ減る、東大調査の続きを読む

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1: 桂べがこφ ★ 2014/02/16(日) 16:27:34.01 ID:???0

"稚魚が謎の好漁 ウナギ、今年は安い? 養殖業者の仕入れも順調"

ウナギの養殖に使う稚魚シラスウナギの取引価格が、昨年の高騰から一転し急落している。
昨シーズンは1キロ当たり300万円前後だったが、今年は漁獲高が回復し、現在では80万円前後と約3割の水準まで低下している。

中国や台湾と取引する商社などによると、昨年11月時点のシラスウナギの輸入価格は1キロ当たり250万円以上と高止まりしていたが、今年に入り100万円を切った。

国内でも九州、四国を中心に好漁で、養殖業者の仕入れは順調。
昨年は、4月までに稚魚12トンが全国の養殖池に入ったが、今年はその量をすでに上回っているという。ただ、ウナギの生態は謎が多く、漁獲高が回復した理由も不明だ。

活ウナギの卸価格は昨夏以降、1キロ当たり6千円前後と過去最高の水準。
価格高騰に耐えきれず、閉業するウナギ店も相次いでいただけに「まずは一息付けた」
(全国鰻蒲焼商組合連合会)との声が上がる。

とはいえ、7月の最需要期にウナギが安価に出回るかどうかは微妙だ。
養殖ウナギの飼育には約半年かかる。多くの業者は「土用の丑の日」に間に合うよう、稚魚が高値のまま一定量仕入れたとみられるからだ。

大手スーパーのサミットは現在、レトルトパック入りのウナギかば焼き(国産、約100グラム)を1580円で販売。仕入れ価格が低下し、消費者が値下がりを実感できるようになるのは「秋口以降になるのでは」(広報)という。

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2014.2.16 16:16
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140216/fnc14021616170002-n1.htm



ウナギの稚魚、謎の好漁、取引価格1キロ当たり300万円→80万円に低下の続きを読む

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1: エルボーバット(茨城県) 2014/02/12(水) 15:37:32.12 ID:55io5aDP0 BE:95630562-PLT(12647) ポイント特典

稚魚の減少などにより、卵からの養殖技術の開発が進められているウナギについて、一度に大量に育てることができる新たな手法が見つかり、将来、ウナギの安定供給につながるのではないかと期待が寄せられています。

日本食に欠かせないウナギは、稚魚であるシラスウナギを捕獲し、それを育てることで生産されていますが、近年は乱獲などから漁獲量が大幅に減少し、日本では去年、絶滅危惧種に指定されています。
このため、国内ではウナギを卵から養殖する技術の開発が進められていますが、これまでは水をきれいに保たないと死んでしまうため、20リットルほどの小さな水槽でないと育てることができませんでした。

こうしたなか、独立行政法人の水産総合研究センターのグループは、水の入れ替え方法を工夫することにより、これまでの50倍の1000リットルの水槽で、卵からふ化したものをシラスウナギにまで育てることに成功したということです。

水産総合研究センターの和田時夫理事は、「今回の成果は、近年、減少が著しいシラスウナギを人工的に大量生産するための1つの壁を越えたと考えています。安心してウナギを食べていただけるよう今後も研究を続けたい」と話していました。
水産総合研究センターは、今後、シラスウナギの生存率を上げながら生産コストを下げる研究を進め、実用化につなげたいとしています。

ダウンロード

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140212/k10015187431000.html



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1: ジャーマンスープレックス(東京都) 2013/07/31(水) 09:58:36.09 ID:/onlrrp3P BE:782961326-PLT(12113) ポイント特典

ウナギの完全養殖、実用化へ 「餌の謎解明」幼生の9割生育
ウナギ・マグロ取引の世界的な規制強化が確実視される中政府は、天然資源に頼らない完全養殖の大規模な商業化を実現する方針を決定、国を挙げた研究が進んでいる。

[産経新聞]

日本人に親しまれてきたウナギとマグロが近い将来、食べられなくなるかもしれない。生息数の激減で漁獲や取引の世界的な規制強化が確実視されているからだ。そんな状況を打開しようと、政府は天然資源に頼らない完全養殖の大規模な商業化を平成32年までに実現する方針を決定、国を挙げた研究が進んでいる。

 国際自然保護連合(IUCN)は7月、乱獲で激減しているニホンウナギを、絶滅危惧種としてレッドリストに載せるか本格的な検討を開始した。
クロマグロは22年のワシントン条約締約国会議で国際取引の全面禁止が提案され、日本などの反対で否決されたが、漁獲量管理の厳格化を求める国際世論は強まっている。日本の食文化を絶やさないためには養殖が不可欠だが、天然の稚魚を育てる普通の養殖は、結局は天然資源の動向に左右されてしまう。抜本的な解決策は成魚から採卵して人工授精し、また成魚に育てる完全養殖の実用化だ。

 ウナギの完全養殖は22年、水産総合研究センター(横浜市)が世界で初めて成功した。ただ、卵から幼生のレプトセファルス、稚魚のシラスウナギ、成魚へと育てる養殖サイクルのうち、幼生は餌が不明なため9割以上が死んでしまい、実用化には至らなかった。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/31/news045.html

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1: 白夜φ ★ 2013/06/15(土) 23:54:19.38 ID:???

2013年6月14日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構

ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー
-ウナギが光る仕組みを解明、その特性を利用して臨床検査蛍光試薬を開発-

ウナギの季節です。土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは江戸時代から。
なんでも、博識で発明家でもあった平賀源内が、夏場にウナギが売れなくて困っているウナギ屋に頼まれ、窮余の一策として出したアイデアと言われていますが…。
すると元々は夏に食べるものではなかったんですね。昨今は、稚魚のシラスも値上がり気味。食通もため息の状況といったところです。

ところで、2009年に、鹿児島大の林征一教授が、ニホンウナギの筋肉に緑色蛍光タンパク質が存在することを報告しました。
ただ、どうして光るのか、その仕組みは解明されてはいませんでした。
理研の研究チームは、その緑色蛍光タンパク質に対応する遺伝子を突き止め、「UnaG(ユーナジー)」と名付けました。
また、UnaGの蛍光の仕組みを調べた結果、UnaGに低分子化合物が特異的に結合して初めて蛍光を出すことが分かりました。
さまざまな哺乳類サンプルを使って探索試験を行ったところ、「ビリルビン」がその低分子化合物であることが分かりました。

ビリルビンは赤血球に含まれるヘモグロビンの代謝産物の1つで、この量が異常に増えると黄疸(おうだん)症状が表れます。
血清ビリルビン濃度は血液や肝臓の機能を評価する指標であり、一般の健康診断の項目にも含まれ、新生児黄疸を診断するうえでも必要な測定値です。
そこで、研究チームはUnaGとビリルビンの結合を利用して、血清に含まれるビリルビンを簡単かつ迅速に測定ができ、既存の測定法に比べて3桁以上も高感度で、1桁以上高精度な定量法を開発しました。
UnaGをビリルビンセンサーとして活用した蛍光測定法で従来の測定法はビリルビンを直接測ることができず、複雑な工程が必要であり、時間がかかる上に感度が悪いなどの難点がありました。
今回研究チームが開発した方法は、これらの問題をすべて解決しました。さらに、UnaGの凍結乾燥試料は輸送や保管に冷凍・冷蔵の必要がなく、簡便にビリルビンを定量することが可能なので発展途上国や辺地での医療に役立ちます。

今後は、血清ビリルビン濃度の高精度測定を持続的に行うことや、測定を血液以外のサンプルに広げ、ヒト体内のビリルビンの動態の理解などにつなげていきます。

独立行政法人理化学研究所
脳科学総合研究センター 細胞機能探索技術開発チーム
チームリーダー 宮脇 敦史 (みやわき あつし)
基礎科学特別研究員 熊谷 安希子 (くまがい あきこ)
____________

▽記事引用元 理化学研究所 60秒でわかるプレスリリース 2013年6月14日配信記事
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130614_1/digest/
(報道発表資料)
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130614_1/
画:シラスウナギの全身(左)と胴体横断面(右)の蛍光像
1 (2)

http://www.riken.go.jp/~/media/riken/pr/press/2013/20130614_1/digest.jpg
動画:rikenchannel
ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー
http://www.youtube.com/watch?v=y_P1vzZwGXo




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