理系にゅーす

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エネルギー

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1: 2016/01/23(土) 09:37:44.69 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】体長1mmの小さな生き物 線虫の筋肉も宇宙で育てるとやせ細る -微小重力が個々の細胞レベルに及ぼす影響- - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/42657


【研究概要】

 東北大学大学院生命科学研究科の東谷篤志教授と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の東端晃主任開発員らは、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟での宇宙実験で、モデル生物のひとつである線虫を微小重力下で育てたところ、筋肉がやせ細ることを遺伝子やタンパク質の解析で発見しました。
国際宇宙ステーションでの二度の宇宙実験を通して、宇宙で生育させたモデル生物の一つ、線虫(C. elegans)(1)のからだの変化を分析しました。詳細は以下の通りです。

•運動する頻度が極端に低下する。

•エネルギーの代謝や個々の細胞のなかの骨組み(細胞骨格)も低下する。

•2 回の異なる宇宙実験から、再現性の良い結果が得られた。


 「きぼう」には、同じ細胞を微小重力で育てる実験区(μG 区)と遠心機によって人工的に重力を与えて育てる実験区(1G 区)があります。
上記の結果は、この μG 区と 1G 区の比較によるもので、重力のあるなしを同じ環境で同時に比較したこれまでにない実験です。

 この 2 つの実験結果により、線虫のような大変小さく軽い生き物でも、重力は個々の細胞ごとに影響を及ぼすと考えられ、生物は微小重力環境に応じた“からだ”に変化することが強く示唆されました。

続きはソースで

ダウンロード (5)


引用元: 【動物学/宇宙開発】体長1mmの小さな生き物 線虫の筋肉も宇宙で育てるとやせ細る 微小重力が個々の細胞レベルに及ぼす影響

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1: 2016/01/23(土) 10:17:16.97 ID:CAP_USER*.net
 経済産業省資源エネルギー庁は22日、隠岐諸島周辺(鳥取県など)と新潟県上越沖の計3カ所で実施した調査により、海底の地中から次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」を採取したと発表した。隠岐周辺での採取は初めて。
今春から夏をめどに、専門家の評価を踏まえ商業利用が可能な量が埋蔵されているかどうかを判断する。

 サンプル調査では、メタンハイドレートが存在する可能性がある地層に、深さ約50~100メートルのパイプを突き刺し、海底の埋蔵状況を調べた。

続きはソースで

ダウンロード (1)

http://www.sankei.com/politics/news/160123/plt1601230013-n1.html

引用元: 【社会】メタンハイドレート埋蔵調査 隠岐周辺から初採取

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1: 2016/01/16(土) 20:57:48.21 ID:CAP_USER.net
トヨタ「CO2ゼロ」工場、水素活用し開発へ (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160116-00050067-yom-bus_all

ダウンロード (2)


 トヨタ自動車は、水素をエネルギー源として活用し、二酸化炭素(CO2)の排出をゼロにする次世代生産ラインを開発する。

 実証試験を2020年に始める。燃料電池車(FCV)の開発を通じて技術を蓄積した水素発電と、太陽光発電などを組み合わせた「ハイブリッド工場」を、世界に広げたい考えだ。

 実証試験は、世界初の量産FCV「ミライ」を組み立てている元町工場(愛知県豊田市)で行う。水素は、工場内の空調や、塗装工程の乾燥炉の熱源などに活用する。
電力供給源として水素で発電する燃料電池も設置する。併せて、再生可能エネルギーも活用する。
敷地内の太陽光発電や、田原工場(愛知県田原市)で20年頃の整備を目指す風力発電の余剰電力を送電。水を電気分解して水素を作る。

 製鉄所などでは副産物として出る水素を工場内で燃料として活用する例はあるが、工業製品の生産ラインに活用する例は珍しい。

 水素は原油や液化石油ガス(LPG)などと比べて燃料コストが高く、再生可能エネルギーは天候に左右される課題がある。トヨタはそれぞれのエネルギーを組み合わせ、欠点を補う。

引用元: 【環境/技術】トヨタ「CO2ゼロ」工場、水素活用し開発へ

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1: 2016/01/11(月) 08:51:50.47 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】1次元での電子の振る舞いを固体表面で実証 - 日本の研究.com


本研究成果のポイント

・半導体表面に1次元ナノ金属※1 を作製し、朝永・ラッティンジャー液体(TLL)※2 と呼ばれる1次元系特有の電子状態が実現していることを発見

・これまで、固体表面でのTLLの作製例はほとんどなく、その電子状態の観測範囲(エネルギー・運動量)も限られていた

・次世代の半導体素子における極度に微細化したナノ金属配線の性質予測など、1次元ナノ金属特有の電子物性の解明に役立つと期待


概要

大阪大学大学院生命機能研究科の大坪嘉之助教、木村真一教授、自然科学研究機構分子科学研究所の田中清尚准教授、Synchrotron SOLEIL(仏)のAmina Taleb(アミナ・タレブ)博士らの研究グループは、半導体の結晶表面に作製した1次元ナノ金属において、朝永・ラッティンジャー液体と呼ばれる1次元系特有の電子の状態・動きを初めて観測しました。
 
この研究は、例えば次世代の半導体素子における極度に微細化したナノ金属配線に現れる電子の性質の予測など、これまでよく知られていなかった1次元ナノ金属特有の電子物性の解明に役立つと考えられます。
本研究成果は12月3日(木)(米国東部時間)に米国物理学会(APS)「Physical Review Letters」(オンライン版)で公開されました。

続きはソースで

 
ダウンロード (3)

引用元: ・【物性物理学】1次元での電子の振る舞いを固体表面で実証 朝永・ラッティンジャー液体が実現していることを発見

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1: 2016/01/11(月) 22:00:34.10 ID:CAP_USER*.net
 先日、NASAが公開した4Kカメラで撮影された太陽の姿をご覧になっただろうか。
活発に燃焼している様子が鮮明に確認でき、地球にたくさんの光を降り注いでいる太陽の、あふれ出るエネルギーを感じさせてくれる。

 この光エネルギーを利用する科学反応の一つが「光合成」であるが、今月1日に科学雑誌「Science」に掲載された論文によると、なんと、葉緑素を持たないバクテリアに手を加えて光合成をさせることに成功したのだという。

 今回のシステムでは、低コストの生体触媒であるバクテリアで人工光合成をすることができた。また、自己複製機能を持つバクテリアを使用していることもあり、数日間にわたり、二酸化炭素から酢酸を効率よく作ることにも成功し、エコ社会に向けて一歩前進したとして、注目されている。

■光合成ができるようになったバクテリア
 植物がすることでおなじみの光合成は、光エネルギーを化学エネルギーへと変換する化学反応である。
今回、カリフォルニア大学バークレー校による研究では、光エネルギーを使用して二酸化炭素から酢酸を生成することに成功した。

 その立役者となったのが、バクテリアと無機半導体である硫化カドミウムだ。今回実験で扱われたバクテリアは光合成をしない好熱性の酢酸産生菌である、ムーレラ・サーモアセチカ(Moorella thermoacetica)だが、半導体である硫化カドミウムのナノ分子の力を借りることで、光合成を成功。酢酸を生成したのだという。それも自然界の光合成と同等以上の効率であったとのことだ。

 このバクテリアと無機半導体のハイブリッド光合成システムでは、バクテリアが、自身にまとわりついた半導体のナノ分子による集光作用を利用し、代謝を持続している。
つまり無機化学の応用によって、この生物が本来持っていない光増感(光の取り込み)機能を拡張し、新たな結果を得たということだ。

続きはソースで

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http://tocana.jp/2016/01/post_8531_entry.html

引用元: 【話題】生物と非生物の成分が一体化する未来がきた!? 光合成ができるようになった“サイボーグバクテリア“が誕生

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1: 2016/01/08(金) 22:18:02.22 ID:CAP_USER.net
陽子内部のグルーオンの向きを精密測定 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160108_4/

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要旨

理化学研究所(理研)仁科加速器研究センター理研BNL研究センター実験研究グループの秋葉康之グループリーダー、後藤雄二理研BNL研究センター研究員、尹寅碩(ユン・インソク)国際プログラム・アソシエイトらが参画する国際共同研究グループは、米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)の偏極陽子衝突型加速器「RHIC(リック)」[1]を使って、これまでで最高の衝突エネルギー510 GeV(ギガエレクトロンボルト、ギガ=10億)で陽子内部のグルーオンの向きを精密測定することに成功しました。

陽子には内部構造があり、クォークとグルーオンと呼ばれる素粒子により構成されています。グルーオンはクォークを結びつける「のり」の役割をする素粒子です。
全ての粒子は地球の自転に似た「スピン」と呼ばれる「向き」を表す固有の性質を持っており、陽子の向きは“陽子内部のクォークの向きの合計で決まっている”と考えられていました。
しかし1980年代に、光を用いて陽子内部のクォークを調べたところ、その向きだけでは陽子の向きを説明できないことが分かり、「陽子の向き(スピン)の謎」として原子核物理学の大きな問題となりました。

この謎を解明するためには、陽子の内部にあり光とは直接反応しないグルーオンを調べることが必要でした。
これを実現したのが向きを揃えた陽子(偏極陽子)同士を高エネルギーで衝突させることができるRHICです。RHICでの偏極陽子加速は理研とBNLの国際協力により実現しました。
陽子同士を衝突させると陽子内部のグルーオンの衝突が起こり、中性π(パイ)中間子[2]が生成されるため、これを用いて内部のグルーオンを調べることができます。

理研の実験研究グループが参画するRHIC加速器のPHENIX実験[3]では、中性π(パイ)中間子の陽子の向きによる非対称度(アシンメトリ)[4]を測定しており、2003年~2009年には、陽子を200 GeVのエネルギーで衝突させる実験を行いました。
この結果から摂動QCD(Quantum Chromodynamics、量子色力学)[5]という理論により内部のグルーオンの向きを計算することができますが、このエネルギーでの衝突実験の測定だけでは、陽子内部の全てのエネルギーのグルーオンを測定したことにはなりません。
そのため、2012年~2013年にかけてRHICの最高衝突エネルギーである510 GeV、55%以上の陽子偏極度(陽子の向きが揃っている割合)による衝突実験を行いました。

衝突エネルギーを高くすると、逆に陽子内部のエネルギーの低いグルーオンに対する感度が高くなるため、今回の実験ではこれまでで最もエネルギーの低いグルーオンを測定したことになります。
510 GeVの実験データは、200 GeVでの測定よりも大きい正の非対称度を示しました。
これは、摂動QCD計算からも予測されたことで、低いグルーオンのエネルギー領域でも摂動QCDが有効な理論であり、グルーオンの向きの精密測定に利用できることを示しました。
これは、陽子の向きの謎の全容解明に向けた大きな一歩です。

本研究は、米国の科学雑誌『Physical Review D Rapid Communications』オンライン版(1月7日付け)に掲載されました。

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引用元: 【素粒子物理学】陽子内部のグルーオンの向きを精密測定 陽子の向きの謎を解明するための大きな一歩

陽子内部のグルーオンの向きを精密測定 陽子の向きの謎を解明するための大きな一歩の続きを読む

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