1: 2015/09/24(木) 07:42:59.09 ID:???.net
カフカス最古の文字発見、ジョージア古代神殿で | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091800265/
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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091800265/ph_thumb.jpg
ジョージア(グルジア)、グラクリャーニの古代神殿跡から出土した、石の側面に彫られた謎の文字。カフカス地方で発見された文字のうち、最古のものと見られる。(Photograph by Shalva Lejava)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091800265/01.jpg
紀元前4世紀以降のものと見られる絵付けされた水差し。ジョージアの首都トビリシにほど近い、グラクリャーニの墳墓から発見された。(Photograph by Emzar Lomtadze)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091800265/map.jpg
紀元前600年前後のイベリア(カルトリ)地方。 実線は現在の国境線。グレー部分は国境線紛争中の地域。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091800265/02.jpg
グラクリャーニで発掘作業中の、トビリシ国立大学の学生たち。碑文はここで発見された。紀元前7世紀以降のもので、文字の一部が見られる。これ以前にジョージアで発見された最古の文字は、紀元5世紀以降のものだった。(Photograph by Suliko Kokhreaidze)
ジョージア(グルジア)のトビリシ国立大学で考古学を学ぶソフィア・パータシュビリ氏は先月、鉄器時代のグラクリャーニ遺跡の古代神殿の発掘作業中に、変わったものに気づいた。崩れた祭壇下の石板に彫られた一連の模様だ。
ほかの神殿で見つかった碑文とは違い、ここに記されているのは動物や人間でも、不規則な装飾でもなかった。
トビリシ大学考古学研究所の所長で、これまで8年にわたりグラクリャーニ調査団を率いてきたバフタング・リチェリ氏によれば、これはカフカス地方で生じた最古の文字と考えられ、これまでに発見されていたこの地域独自の文字よりもゆうに1000年は古いという。(参考記事:「欧州最古の文字が刻まれた粘土板を発見」)
「この発見は、ジョージアの歴史にとって重要なだけではありません。文字の歴史においても重要なのです」と、リチェリ氏は言う。
発掘された碑板(約80センチ×8センチ)の一部には、岩を深くえぐって刻まれた文字が、少なくとも5種類見てとれる。リチェリ氏は古代ギリシャ語やアラム語の文字との類似点を指摘する一方で、全体的に見て、ほかのどの文字体系とも関連性がないという。
これは装飾ではなく、文字体系の一部であるのは疑いようがないと、リチェリ氏は考える。「装飾なら、2つか、4つか、6つおきに、繰り返しがあります。ここに繰り返しはありません」。なめらかに仕上げた彫刻者の腕についても「とても手慣れていますから、これが初めてということはないでしょう」と指摘する。
続きはソースで
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ジョージア(グルジア)、グラクリャーニの古代神殿跡から出土した、石の側面に彫られた謎の文字。カフカス地方で発見された文字のうち、最古のものと見られる。(Photograph by Shalva Lejava)
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紀元前4世紀以降のものと見られる絵付けされた水差し。ジョージアの首都トビリシにほど近い、グラクリャーニの墳墓から発見された。(Photograph by Emzar Lomtadze)
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紀元前600年前後のイベリア(カルトリ)地方。 実線は現在の国境線。グレー部分は国境線紛争中の地域。
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グラクリャーニで発掘作業中の、トビリシ国立大学の学生たち。碑文はここで発見された。紀元前7世紀以降のもので、文字の一部が見られる。これ以前にジョージアで発見された最古の文字は、紀元5世紀以降のものだった。(Photograph by Suliko Kokhreaidze)
ジョージア(グルジア)のトビリシ国立大学で考古学を学ぶソフィア・パータシュビリ氏は先月、鉄器時代のグラクリャーニ遺跡の古代神殿の発掘作業中に、変わったものに気づいた。崩れた祭壇下の石板に彫られた一連の模様だ。
ほかの神殿で見つかった碑文とは違い、ここに記されているのは動物や人間でも、不規則な装飾でもなかった。
トビリシ大学考古学研究所の所長で、これまで8年にわたりグラクリャーニ調査団を率いてきたバフタング・リチェリ氏によれば、これはカフカス地方で生じた最古の文字と考えられ、これまでに発見されていたこの地域独自の文字よりもゆうに1000年は古いという。(参考記事:「欧州最古の文字が刻まれた粘土板を発見」)
「この発見は、ジョージアの歴史にとって重要なだけではありません。文字の歴史においても重要なのです」と、リチェリ氏は言う。
発掘された碑板(約80センチ×8センチ)の一部には、岩を深くえぐって刻まれた文字が、少なくとも5種類見てとれる。リチェリ氏は古代ギリシャ語やアラム語の文字との類似点を指摘する一方で、全体的に見て、ほかのどの文字体系とも関連性がないという。
これは装飾ではなく、文字体系の一部であるのは疑いようがないと、リチェリ氏は考える。「装飾なら、2つか、4つか、6つおきに、繰り返しがあります。ここに繰り返しはありません」。なめらかに仕上げた彫刻者の腕についても「とても手慣れていますから、これが初めてということはないでしょう」と指摘する。
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引用元: ・【考古学】カフカス最古の文字発見、ジョージア古代神殿で 石版に刻まれた謎の文字が、カフカスの歴史認識を変える
カフカス最古の文字発見、ジョージア古代神殿で 石版に刻まれた謎の文字が、カフカスの歴史認識を変えるの続きを読む