理系にゅーす

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コバルト

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1: 2014/08/07(木) 19:40:30.82 ID:???0.net
 日本大学理工学研究所の露木尚光上席研究員らは、ストロンチウムを半日で90%以上回収する技術を開発した。独自開発した高濃度のケイ酸含有溶液を用いた。使用後は安定的な沈殿物となり、管理処分しやすい。東京電力福島第一原子力発電所の事故によって発生、土壌中に沈着した放射性ストロンチウムを回収する手法として提案する。

独自開発したケイ酸溶液により、ストロンチウムを沈殿・固化した(日大提供)
 研究グループは、ガラス原料などに使うケイ酸塩の高濃度溶液を調整し、イオン交換膜を用いた特殊な手法によってケイ酸塩から陽イオンを除去。次に水溶液にストロンチウムやコバルトなど電子を2個放出した状態の陽イオンを持つ物質を入れた。

溶液中のケイ酸の陰イオンと反応し、沈殿物を形成する。最後にカルシウムを入れると、セメントと同様に結晶水として水も取り込んだ安定的で強固な沈殿物となる。

 非放射性の塩化ストロンチウムをこの溶液に入れて実験したところ、30分で約60%が吸着。
12時間後には90%以上が吸着した。時間をかければほぼ100%の回収も可能。また、コバルトやニッケルであれば30分でほぼ100%吸着した。沈殿物は水で洗浄してもストロンチウムなどが溶出しない。

掲載日 2014年08月07日 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140807aaaq.html
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引用元: 【技術】 日大、ストロンチウムを半日で90%以上回収-独自開発のケイ酸含有溶液を使用 [日刊工業新聞]

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1: TEKKAMAKI(茨城県) 2014/01/31(金) 16:51:10.39 ID:SiJ3FPl50 BE:318768285-PLT(12647) ポイント特典

東京工業大学(東工大)は1月30日、ペロブスカイト型コバルト酸化物(Pr0.5Ca0.5CoO3)に光を照射することで新しい磁性金属状態を創製するとともに、それがドミノ的に試料奥行き方向に伝播していく様子を可視化することに成功したと発表した。
同成果は、同大 理工学研究科の沖本洋一准教授らによるもの。

現在、レーザーパルス光照射による固体の電気的、磁気的性質の高速制御の研究が注目を集めている。
これは、光誘起相転移現象と呼ばれ、基礎物理学的観点、および高速スイッチングデバイスへの応用の観点から興味深い現象であるという。

今回の研究では、スピンクロスオーバー転移を示すコバルト酸化物に注目し、その光照射効果を調べた。スピンクロスオーバー転移とは、鉄やコバルトなどの遷移金属原子中の電子のスピン状態が、強い電子-格子相互作用により磁性状態と非磁性状態間を変化する現象で、特に鉄の有機錯体系などで光照射によるスピンクロスオーバー変化(光磁性効果)がよく知られており、研究されている。
今回、有機錯体系よりはるかに安定・堅牢であるセラミック化合物であり、スピンクロスオーバー物質として知られるコバルト酸化物Pr0.5Ca0.5CoO3に注目し、光で創られる光磁性相生成の探索的研究を行った。

つづく

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http://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_916980



東工大、コバルト酸化物に光を照射し相転移現象のドミノ効果を可視化の続きを読む

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1: ジャンピングDDT(家) 2013/08/03(土) 06:53:49.09 ID:RLaIWOykP BE:1294628292-PLT(12000) ポイント特典

http://www.asahi.com/tech_science/update/0801/OSK201307310186.html
【鍛治信太郎】磁石の性質を持たないのに、磁場をかけると電気抵抗が大きく変わる金属を見つけたと、京都大などのグループが7月31日、発表した。これまでは磁石の性質を持つ(磁性体)金属でないと、こうした現象は起きないと考えられていた。将来、ハードディスクの読み取り部分に使うことで小型化につながるかもしれない興味深い成果だ。

8月2日発行の米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に掲載される。

この金属はコバルトとパラジウムの酸化物。電気を伝える電子をたくさん持つ一方で、磁気的な性質はない。京都大の米沢進吾助教(低温物理学)らは、この金属に強い磁場をかけた。すると、電気抵抗が零下271度で350倍に増え、室温でも6%増えた。

ふつうの金属酸化物は磁性がないので磁場をかけても電気抵抗に変化はないと考えられていた。だが、この金属は、内部で動き回っている電子に磁場によって力が加わり、それぞれ一定方向に向きが変えられることで、電気抵抗を増していた。この力は磁場で動く電子が受けるごく一般的な法則に基づくローレンツ力と呼ばれるもので、「フレミングの左手の法則」といわれる。

グループの前野悦輝(よしてる)・京都大教授は「こんな単純な法則で効果が出ることに、これまで誰も気付かなかった。金属の種類を変えるなどの工夫で実用的なものがつくれる可能性がある」と話している。
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