理系にゅーす

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コミュニケーション

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1: 2015/02/06(金) 20:43:31.99 ID:???.net
掲載日:2015年2月6日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150205/434505/

画像
セイウチは眠くなると首のまわりを膨らませ、天然の枕を作る (Photograph by Paul Nicklen, National Geographic)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150205/434505/ph_thumb.jpg

 先日、米プロフットボールNFLの試合で、ニューイングランド・ペイトリオッツが規定より空気が抜けた状態のボールを使用していたことが発覚し、注目を集めてしまった。だが自然界の動物は日々自在に空気を出し入れし、膨らんだり縮んだりしている。それも、注目を集めるために。

 キジオライチョウはその一例だ。WWFの生態学者、ケヴィン・エリソン氏は、この大型の鳥が求愛行動の間、喉袋を膨らませているのを目にした。同氏によると、膨らませた喉袋はドラムのような役割をして、雄が雌を引きつけるために出す鈍い音を大きくするという。こうすると、 雄の出す音は最長で5キロ先まで届く。

「ここに雄がたくさんいますよ、と知らせているわけです」とエリソン氏は言う。大勢の歓声が上がっているのを聞いて、フットボールの試合を見ているのだなとわかるのに似ている。

 今回、NFLで発覚した規定外のボールは全部で11個。これにちなんで、膨らんだり縮んだりしている動物を11種紹介しよう。
この動物たちがルールを破っているわけではないけれど。

ゾウアザラシ:ゾウアザラシの雄は競い合って鼻を膨らませて音を立て、雌に自分をアピールする。
30センチ近く鼻を伸ばす個体もある。

ホエザル:喉を膨らませ、動物界でも指折りの大きな鳴き声を出す。大きな鳴き声は雌を引きつけるほか、身を守り、ほかの個体とコミュニケーションを取るためにも重要だ。

パフアダー:毒ヘビで、危険を察知したときに体全体を膨らませる(パフ)ことから、パフアダーと呼ばれる。
また、シューという音を発して捕食者を威嚇する。

セイウチ:眠くなると首のまわりを膨らませ、天然の枕を作る。膨らんだ二つの袋が浮き輪となり、寝ている間、頭は水の上に出る。ほかの動物同様、セイウチの雄もこの袋を求愛に使う。

ナマカフクラガエル:体長5センチに満たない小さなカエルで、ほとんどの時間を地中に潜って過ごす。
敵が来るのを察知すると体を膨らませ、かん高い声で鳴く。

続く

▶ Worlds Cutest Frog - Desert Rain Frog - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cBkWhkAZ9ds


引用元: 【生物】生きるために膨らむ動物たち 雌の気を引くため、身を守るため、動物たちは体を膨らませる

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1: 2014/12/20(土) 22:56:48.50 ID:???.net
自閉症の子は表情の読み取りが苦手か
掲載日:2014年12月19日

自閉症の子どもは、多くの人の顔の中から怒り顔を素早く見つけだすのが苦手なことを、京都大学霊長類研究所の正高信男(まさたか のぶお)教授と大学院生の磯村朋子(いそむら ともこ)さんが実験で示した。
自閉症の子どもたちが直面するコミュニケーションの困難の一因に関係している可能性がある。
幼児らの障害の診断や療育の手段になりそうだ。12月18日付の英オンライン科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。

自閉症のこどもは、他人とのコミュニケーションに困難があることは近年よく知られるようになった。
その原因は、「他者の心情を理解することができない」といった認識や推論に問題があると考えられてきた。
しかし、正高信男教授らは、そういう見方とはまったく反対に、自閉症の子どもは基本的な表情の読み取りが苦手であることが、他人とのスムースな交渉を阻害しているのではないかと考えて、実験をした。

学業に困難はないが、人とのやりとりが苦手な自閉症の小学生20人(平均9歳)を対象に、1枚の図に描かれた12個の顔の中から1人だけ特別な表情をしている者を探し出すという「ウォーリーをさがせ」のような課題をさせて、成績を定型発達の子ども20人と比べた。
定型発達児では、捜しだすのが怒り顔の場合、非常に早く見つけ出せるのに対し、自閉症の子どもは、素早く見つつけだすことが困難だった。
笑い顔を捜す課題では、定型発達の子どもと成績に大きな違いはなかった。

(引用ここまで 全文は記事引用元で)

▽記事引用元
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/12/20141219_01.html
SciencePortal(http://scienceportal.jst.go.jp/)2014年12月19日

▽関連リンク
・京都大学
自閉症児童は表情のよみとりが苦手 -コミュニケーション困難の一因か?-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/141218_1.html
・Scientific Reports 4, Article number: 7525 doi:10.1038/srep07525
Received 03 July 2014 Accepted 28 November 2014 Published 18 December 2014
Absence of Predispositional Attentional Sensitivity to Angry Faces in Children with Autism Spectrum Disorders
http://www.nature.com/srep/2014/141218/srep07525/full/srep07525.html

引用元: 【認知心理】自閉症の子は表情の読み取りが苦手か/京都大

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1: 2014/12/16(火) 15:39:37.00 ID:???.net
掲載日:2014/12/16

 ラットが仲間に危険を伝える際に分泌される2種類のフェロモンを特定することに、東京大などの研究チームが初めて成功した。嗅覚を使ったコミュニケーションの仕組みの解明や、ネズミなどの害獣駆除に応用が期待される。
論文は15日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 昔から「一度ネズミが掛かったネズミ捕り器には二度と掛からない」と言われてきたが、その理由は解明されていなかった。

 東大大学院農学生命科学研究科の武内ゆかり准教授らは、ラットが危険を感じた際に肛門付近から発するさまざまな匂い分子を分析。
ラットにかがせて反応を見ることで、どの分子が「危険」の情報を伝えているかを調べた。

 その結果、4メチルペンタナールとヘキサナールと呼ばれる二つの分子が、フェロモンとして機能していることが判明。
どちらか一つでは機能せず、二つそろって初めて機能することも分かった。

<参照>
日経プレスリリース - 東大、ラットが危険を伝えるフェロモンを同定
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=375972&lindID=5

Proceedings of the National Academy of Sciences - Identification of a pheromone that increases anxiety in rats[PDFファイル]
http://www.pnas.org/content/early/2014/12/10/1414710112.full.pdf

<記事掲載元>
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014121600083

引用元: 【生物】「危険」伝えるフェロモン=ラットで初特定-東大など

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1: 2014/11/11(火) 22:22:34.46 ID:???.net
イヌはしっぽで何を語る?
Liz Langley
for National Geographic News
November 10, 2014

大きく揺れるイヌのしっぽは喜びのサインだ。

人間の最良の友であるイヌは主にしっぽで気持ちを表すが、それを持たない犬種はどのようにコミュニケーションを図っているのだろうか?

今回は、犬種や事故、見栄えを良くするための断尾によってしっぽを持たないイヌが他のイヌや人間と問題なくコミュニケーションをとれるのか、イヌの専門家モニク・ユーデル(Monique Udell)氏に話を聞いた。

フロリダ州ゲ◯ンズビルにあるフロリダ大学のイヌ認知・行動研究所(Canine Cognition and Behavior Lab)を創設したユーデル氏は、「(しっぽの有無が)彼らのコミュニケーションに影響を及ぼすことは間違いない」と語る。

例えば、しっぽを切られた犬やしっぽが短く丸まったパグなどの犬種は、長いしっぽを持つイヌに比べて表現の幅が狭まってしまうという。

しかし幸いなことに、体の他の部位を使って感情を表現することも可能だ。

◆しっぽを解読する

イヌは服従を示す際にしっぽを体の下に巻き込むが、「生殖器部を隠す目的もあるため、コミュニケーションだけでなく実用的な面もある」とユーデル氏は言う。

相手のイヌをまだ信頼できていないとき、イヌはしっぽで生殖器部を覆う。
彼らは別のイヌの情報を肛門部にある臭腺から嗅ぎとるため、その部位を露出させているかどうかが信頼の物差しになるのだそうだ。

「(このような状況下で)しっぽをたくし込む動作は、人間が腕組みをして距離をとるようなもの」とユーデル氏。

しっぽ振りも忘れてはならない。
ユーデル氏は「振り方にも種類がある」と言い、必ずしも好意を示すものではないと説明する。

しっぽの力が抜けていて、熱狂的に円を描くように振られている場合は友好的ではしゃいでいることを意味する。
一方、ゆっくりと控えめに振られ、体が緊張している場合は人間や他のイヌに対して「近寄るな」とサインを送っているのだという。

-----------引用ここまで 全文は引用元参照----------

▽記事引用元
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141110003
National Geographic(http://www.nationalgeographic.co.jp/)November 10, 2014

引用元: 【動物行動学】イヌはしっぽで何を語る?

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1: 2014/11/06(木) 12:47:30.65 ID:???0.net
 コミュニケーション障害などがある「自閉スペクトラム症」(ASD)の人は、同じASDの人に対しては共感しやすい傾向があることが京都大白眉センターの米田英嗣准教授らのグループの研究で分かり、英科学誌で5日発表された。ASDの人は従来、広く共感性に乏しいとされていた。

 グループは、ASDの成人15人に「日常会話の流れに乗ることが得意だ」と「興味の範囲が著しく狭い」などASDでない人とそうである人の特徴を示した48パターンの文章をそれぞれ示して脳の反応を調べた。ASDの特徴を示した場合には、共感をつかさどる部位の働きが活発化することを確認した。

 これまでの研究は、ASDの人に、そうでない人の行動などを記した文章を示して反応をみる研究がほとんどだったという。

 米田准教授は「ASDの特性を解明する大きな手掛かりになる。ASDに似た傾向を示す人が支援者にふさわしいかもしれない」と話している。

ソース(京都新聞) http://kyoto-np.jp/environment/article/20141105000159

引用元: 【科学】コミュニケーション障害の「自閉症」(ASD)の人は、同じ「自閉症」の人に共感を持ちやすい傾向…京大研究グループが解明

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1: 2014/08/11(月) 21:47:35.46 ID:???.net
ウマは耳で意思疎通?
Carrie Arnold, August 5, 2014

 最新の研究報告によると、ウマは大きくてよく動く耳を使って仲間の注意を一定方向へ向かせることができ、食料のありかを教えたり、敵の居場所を知らせているのではないかという。

鼻をこすりあうウマたち。アラブ首長国連邦ドバイで撮影。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/horses-communication-expression-01_600x450.jpg

 この研究は、例えば動く耳など、人間には備わっていない動物のコミュニケーション能力に焦点を当てた点としては草分けで、研究を主導したイギリス、サセ◯クス大学の博士課程学生ジェニファー・ワーサン(Jennifer Wathan)氏は、社会性動物がどのように意思疎通を図るのかを理解する上で重要なステップであるとしている。

 動物の意思疎通に関する過去の研究では、主にボディランゲージなど人間も持っている特性に焦点があてられてきた。

 しかし、ウマの目を通して世界を見てみれば、こうした動物たちがどのように情報を共有しているのかがより深く理解できるようになるだろうと、ワーサン氏は期待する。

 人間と同じように、ウマも社会性動物である。同じ種同士の群れで暮らすことは、難しい面もあるが、利点も大きい。互いに助け合い、群れの一部が敵の見張り役をしている間、他の仲間は食べたり食料探しに専念できる。

 しかし、このシステムが機能するためには、同じ種の他のメンバーたちに情報を伝える手段を持っていなければならない。

 そこでワーサン氏は、ウマたちが耳の向きを変えて仲間に方向を指し示したり、周囲に何か注意を払うべきものがあるかを知らせているのではないかと仮説を立てた。

◆ウマの識別力

 この仮説を実証するために、ワーサン氏とそのアドバイザー、カレン・マコンム(KarenMcComb)氏は、牧場で餌の入った2つのバケツを置き、そのうちの1つを覗き込むウマの姿を写真撮影した。

 それらの写真をグループ分けし、第1グループの写真ではウマの耳をマスクで覆い、第2グループではウマの目をマスクで覆った。第3グループの写真は、頭のどの部分も隠されていない。次に、これらの写真を等身大に拡大し、別のウマに見せてから、餌のバケツ2つを選ばせた。

 過去に行われた実験で、ウマは写真に写っている別のウマを認識できることが証明されている。

 目と耳が覆われていない第3グループの写真を見せられた時、ウマは75%の確率で写真のウマが覗いていた方のバケツを選んだ。

 目または耳のどちらかが覆われている写真を見せられた時、バケツの選び方は不規則だったが、耳が出ている写真を見た時の方が、目が出ている写真の時よりは少しだけ好成績を出した。

(つづきはソースを見て下さい)

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(August 5, 2014)
ウマは耳で意思疎通?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140805003

論文:Current Biology
Jennifer Wathan, Karen McComb. The eyes and ears are visual indicators of attention in domestic horses.
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822%2900739-8

引用元: 【動物行動学】ウマは耳で意思疎通?

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