理系にゅーす

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コロニー

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1: 2015/02/23(月) 17:37:29.73 ID:???.net
アリが「公衆トイレ」を持つと判明 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版サイト
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150220/436504/

画像
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150220/436504/ph_thumb.jpg
トビイロケアリは巣の中の決まった場所に排泄物を溜める。写真はドイツで撮影された個体。(Photograph by blickwinkel, Alamy)


 アリの排泄習慣を綿密に調べた初めての研究から、数種のアリは複雑に入り組んだ地中の巣で共用の「トイレ」を維持していることが明らかになった。

 亜種が日本にも生息するトビイロケアリ(学名:Lanis niger)を調査した研究者らは、巣の中に排泄物を溜める専用の場所があることを発見した。
これはある意味、道理にかなっている。数千匹ものアリがひしめく狭い空間では整理整頓がカギだからだ。

 ただし、糞は細菌を増やし、病気を蔓延させ、コロニーを危険に曝す可能性もある。

「アリは実にきれい好きな生物ですが、あまり擬人化しないよう注意しなければなりません」と述べるのは、今回の研究を率いたレーゲンスブルク大学の博士研究員トメル・チャチュケスだ。

「きれい好きなのは自己満足のためではなく、種の生き残りにおける選択的優位性があるのでしょう」


2カ月後、あるパターンが浮かび上がった

 チャチュケスと共著者らは、世界中に広く分布するトビイロケアリを対象に、研究室で飼育された21のコロニーで実験を行った。

 研究チームはそれぞれのコロニーに赤、あるいは青色の食用色素で染めた砂糖水を与えた。

 青色の砂糖水を摂取したアリは青い糞を出す。つまり、アリがどこに排泄物――専門用語で「糞粒(frass)」を溜めるかが一目瞭然となる。

 実験開始から2カ月後、あるパターンが浮かび上がった。赤青両方のコロニーで色のはっきりした箇所がいくつか堆積し始め、それらは主に巣の端々に現れるようになった。明らかにアリは糞粒を「トイレ」界隈に集めて、無造作に撒き散らしている様子ではない。しかし、なぜだろう?

「強いて言うなら、危険な巣の外に出たくない消極的なアリなどが住空間をきれいに保っているのかもしれません」と、チャチュケスは推測する。

 2月18日に「PLOS ONE」誌に発表された論文の中で、著者らはミツバチやハダニといった社会性昆虫がコロニーから遠く離れた場所へ排泄物を捨てにいく行動について言及した。

 その一方で、トビイロケアリが糞を巣の中に溜めるということは、彼らの社会にとって何かしら有益な面があるのかもしれない。

続きはソースで

文=Jason Bittel/訳=益永依子

no title
 

引用元: 【生態学/衛生学】アリが「公衆トイレ」を持つと判明 排泄習慣を綿密に調べた初の研究で明らかに

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1: 2015/02/10(火) 20:59:12.96 ID:???.net
掲載日:2015年2月10日
http://www.afpbb.com/articles/-/3039214

 食料調達を始めようとする若いミツバチには失敗して早死にするケースが多くみられ、これがコロニー崩壊の憂慮すべき現象を引き起こす要因の一つとなっているとした研究論文が、9日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academyof Sciences、PNAS)に掲載された。

2


 科学者らは、農作物の重要な受粉媒介者であるミツバチの個体数が世界中で減少している理由を解明するため、◯虫剤の使用から、ハチが好む植物の消失、病気までに及ぶさまざまな要因の研究を進めている。

 英国、米国、オーストラリアの国際研究チームが行った最新の研究では、蜂群崩壊症候群(CCD)のもう一つの新たな要因として「巣の中の社会的崩壊」が指摘された。

 研究チームは、ミツバチ数千匹に無線発信器を取り付け、ハチの行動を調査した。

 ミツバチは通常、生後2~3週間で蜜の採集を始める。しかし、コロニーが病気や食料不足、その他の慢性ストレス要因に見舞われると、高齢のハチから先に死んでいくため、これを補うかたちで若いハチが蜜採集を始める。ただ、若いハチが蜜採集の飛行を完了させる可能性は低く、初回の採集飛行中に死ぬ確率が極めて高いことを研究チームは発見した。

「この若いハチの集団が蜜採集に向かうことで、食料調達の成果が不振になる上、食料調達係の死を早める事態を招いた。
結果、コロニーの個体数減少を劇的に加速させることにもつながった。これは世界中でみられるCCD現象の観察結果に酷似している」と論文は述べている。

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
米メリーランド州ベルツビルのハチ研究施設で飼育されるミツバチ(2007年8月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1024x/img_409a934ea8769a9f0e0fde1bedb6a37a239252.jpg

<参照>
‘Stressed’ young bees could be the cause of colony collapse
http://www.qmul.ac.uk/media/news/items/se/147864.html

Rapid behavioral maturation accelerates failure of stressed honey bee colonies
http://www.pnas.org/content/early/2015/02/04/1422089112

引用元: 【生物/環境】ミツバチのコロニー崩壊、若バチの早死にも要因か 国際研究

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1: 2015/01/12(月) 21:02:57.85 ID:???0.net
金星の雲の上に浮かぶ宇宙ステーション計画、HAVOC
【WIRED】 2015/1/12 MON

NASAの計画において人類は、次の数十年で、宇宙探査を次の段階へ進める。太陽系の他の惑星へのコロニー(居住地)の設置である。

この議論でよく話題になるのは火星だが、実はもうひとつ、可能性のある目的地が存在する。その惑星は到達するのがより簡単で、大気があり、大きさも重力もわたしたちの惑星と近い──。金星だ。

金星は、おそらくは人が居住するコロニーを建設するのに理想的な場所だ。もし、地表の極限的な状況という問題がなければの話だが。金星上の気温は、平均462度に達する。大気圧は地球の92倍だ。そして(至るところに存在する)雲は、硫酸で構成されている。

そこでNASAのSystem Analysis and Concepts Drectorateの新しいプロジェクトが目指すのは、金星の雲の上に浮かぶ一種の雲上都市を実現することによって、この障害を乗り越えるというものだ。

10月に発表されたヴィデオで説明されているように、プロジェクトは、HAVOC(High Altitude Venus Operational Concept)と名付けられた特殊な乗物の利用を想定している。特殊なモジュールで、惑星に到達後に飛行船に変身して、地表から高度50kmに滞在することができる。

この高度であれば、金星の大気は宇宙飛行士たちを、放射線からも危険な硫酸の雲からも守ってくれる。
大気圧も重力も地球のものと近く、気温は75度前後になる。

このモジュールは、約1,000平方メートルの太陽光パネルを備え、電力供給についても対応できる。さらに言えば、いまある技術を用いて建設可能だ(もっとも、これを開発するのには数十年必要だろうが)。

HAVOCが実現すれば、乗組員たちは金星に約1カ月滞在できるようになる。
その旅は、全体で440日(金星に到達するために110日、金星滞在が1カ月、その後地球に戻るために300日)かかる。長期間だが、それでも火星へのミッションよりは短い(こちらは650?900日が必要となるだろう)。

問題は、どのようにHAVOCとその乗組員を運ぶか、ということだ。現在のところは、データを集め、HAVOCの機能を検証するためのミッションが予定されている。それに続けて、まずは軌道上での測定とテストが実施され、最終的にHAVOCに居住して実験を行うことになるだろう。

続きはソースで

ソース: http://wired.jp/2015/01/12/havoc/

関連サイト:
HAVOC
http://sacd.larc.nasa.gov/branches/space-mission-analysis-branch-smab/smab-projects/havoc/
http://sacd.larc.nasa.gov/files/2014/08/Cloud_City-300x168.png
http://www.youtube.com/watch?list=PLOuu0akB6CSgtJFVVN2UWaHM0ZzrEUW59&v=0az7DEwG68A


引用元: 【科学】金星の雲の上に浮かぶ宇宙ステーション計画、HAVOC - NASA [15/01/12]

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1: 2014/10/16(木) 00:04:49.50 ID:???.net
【10月15日 AFP】火星への移住を計画している人に「待った」がかかるような研究報告書がこのたび発表された米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究者らが発表した報告書によると、現状では火星への移住後68日以内に「移住者らの死」が始まる可能性があるという。

報告書で研究者らは、火星のコロニーでは開始から約2か月後に酸素レベルに問題が発生するとしており、永住のためには新たな技術が必要と指摘している。

今回の研究では、2024年からの開始が予定されている、火星への移住計画を進める非営利企業「マーズ・ワン(Mars One)」のデータが用いられた。

最初の移住計画に参加するメンバー24人は、応募者20万人から選抜した約1000人の候補者のなかから選ばれる。

しかし、火星の諸条件と人類の技術では、少なくとも現時点での火星移住は難しいかもしれない。

移住に必要となる酸素、食糧、技術について解析した35ページの報告書には、「開始から68日あたりで最初のグループから死者が出るだろう」と記されている。

コストの面では交換部品輸送が大きな課題となり、移住計画では少なくとも450億ドル(約4兆8000億円)の費用が必要となると推定されている。

マーズ・ワンの共同創設者で最高経営責任者、バス・ランスドルプ(Bas Lansdorp)氏も、この輸送をめぐる問題を認めている。しかし、今回の研究では不完全なデータが使用されており、「火星に行く技術がまだ準備できていないというのには同意できない」とAFPの取材に語った。

同プロジェクトには多くの人が懐疑的な声を上げているが、1999年にノーベル物理学賞を受賞したオランダのヘーラルト・トホーフト(Gerard 't Hooft)氏は支持を表明している。(c)AFP/
http://www.afpbb.com/articles/-/3028927

引用元: 【人体】人は火星で68日間の命、米研究

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1: 2014/07/10(木) 00:12:44.84 ID:???.net

生き残るために仲間の死骸を捨てるアリ
Katie Langin, July 9, 2014

 少なくともアリのような社会的な動物にとって、巣の清掃は生きるか死ぬかの問題だ。

ヨーロッパ、アジア原産のキイロクシケアリが、水滴から水を飲む。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/tidy-ants-death-colonies-red-ant_81512_990x742_600x450.jpg

 最新の研究によれば、仲間の死骸の搬出を阻止されたキイロクシケアリ(学名:Myrmica rubra)のコロニーは、自由な搬出を許されたコロニーより生存率が低いという。

 中くらいの米粒ほどのキイロクシケアリは、岩や木の下に巣を設けて暮らしている。
1つの巣に1000匹以上の働きアリが密集している巣もあるという。

 互いに協力してエサを集め、女王の世話をしながら巣を守る集団生活は、彼らのライフスタイルにとって非常に都合がよい。

 ただし、病気の蔓延というリスクもついて来る。1匹でも病気にかかれば、たちまち拡大する恐れがあり、良好な衛生状態の維持が欠かせない。

◆死骸は命取り

 多くの昆虫には、仲間の死骸を巣から搬出する習慣がある。残された個体の健康を守るためと考えられてきたが、確証を得るための実験が特に行われたわけではない。

 ベルギーのブリュッセル自由大学とリエージュ大学の研究者の共同実験では、人口の巣で飼育中のキイロクシケアリが仲間の死骸を運び出した場合の健康への影響を調べた。

 まず、死骸の搬出に条件を課すために、出入り口が広い巣と狭い巣を用意する。

 コロニーごとに10匹の働きアリを凍死させて巣に戻し、残された働きアリの生存状況を見守った。

続きはソースで

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(July 9, 2014)
生き残るために仲間の死骸を捨てるアリ
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140709004

原論文:Biology Letters
Lise Diez, Philippe Lejeune and Claire Detrain.
Keep the nest clean: survival advantages of corpse removal in ants.
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/10/7/20140306


引用元: 【行動生態学】生き残るために仲間の死骸を捨てるアリ


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