1: 16文キック(家) 2014/02/26(水) 09:48:01.05 ID:+qn8VnMoP BE:2589257366-PLT(22223) ポイント特典

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140226/bdy14022609010002-n1.htm
注意力の欠如や落ち着きのなさ、衝動性を主な症状とする注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療薬「メチルフェニデート塩酸塩」(製品名・コンサータ、製造販売元・ヤンセンファーマ)が、18歳以降に診断された成人期ADHDの患者にも使えるようになった。

これまでは18歳未満で診断された場合に限定されていたが、昨年12月、厚生労働省が適応の拡大を承認した。成人期ADHDの治療薬としては「アトモキセチン塩酸塩」(製品名・ストラテラ)に次ぐ2剤目。

WHO(世界保健機関)の調査によると、大人のADHDの世界的有病率は3・4%。国内では1・65%、約100万人の患者がいると推定されている。この中には小児期に診断されて症状を持ち越している人のほか、大人になってから初めて症状が表面化し、診断された人が含まれる。

治療ではまず、対人関係能力や社会性を身に付ける心理社会的治療を施し、改善しなかった場合に薬物療法を組み合わせる。しかし、平成21年発売のストラテラが成人期ADHDに使えるようになったのは24年8月、19年発売のコンサータは昨年末で、子供に比べ、大人の患者の治療環境は十分でなかった。

コンサータは、19年頃に乱用が社会問題化し、規制が強化された向精神薬「リタリン」と同成分だが、服用後、約12時間かけて徐々に成分が放出される構造を採用、安全性を高めている。斉藤卓弥・日本医大准教授(精神医学)は「2つの薬は特徴が異なり、患者によって選択できる。症状が改善し、社会参加できる人が増えることが期待される」と話している。
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多動性障害治療薬「コンサータ」 大人も使用可にの続きを読む