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シダ

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1: 2017/06/18(日) 01:22:24.36 ID:CAP_USER
シダ植物と種子植物の「根」は別の器官であることが分かった!
登録日:2017年6月14日

理工研究域自然システム学系の山田敏弘准教授は,京都教育大学および日本女子大学との共同研究について,根の先端の成長点である「根端分裂組織」の細胞分裂の動態をシダ植物と種子植物で比較することで,両者に明確な違いがあることを見いだし,それぞれの根が別の器官であることを明らかにしました。

植物の根端分裂組織の細胞は,根の細胞を作り出すために活発に分裂します。種子植物の根端分裂組織には,細胞の分裂が活発に起こらない「静止中心」と呼ばれる部分があり,根端分裂組織で作られた細胞が使い尽くされないように働き,根の無限成長性(>>0�を支えています(図1)。

一方,シダ植物のシダ類や小葉類について,根端分裂組織における細胞分裂を調べてみると,どの細胞も同じように分裂しており,静止中心がないことが分かりました(図2)。
しかし,シダ類や小葉類の根にも無限成長性が見られることから,シダ植物の根は,種子植物とは異なる仕組みで無限成長性を実現していることを示しています。

また,シダ植物の中で,小葉類の一部の植物が,静止中心のような組織を有していることも明らかにしました(図3)。
静止中心のような組織を持つこのグループは,静止中心を持たないグループから進化したものと考えられます。

本研究成果は,平成29年6月6日付けで,イギリスの専門誌『New Phytologist』に掲載されました。

続きはソースで

▽引用元:金沢大学 2017年6月14日
http://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/47804
ダウンロード


引用元: 【植物】シダ植物と種子植物の「根」は別の器官であることが分かった!/金沢大など©2ch.net

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1: 一般人φ ★ 2013/10/05(土) 16:13:24.59 ID:???

顕花植物(Flowering plants)は、針葉樹、銀杏、ソテツ、および種子シダに近い現在は絶滅した植物から進化したものと考えられている。顕花植物の最古の化石は花粉となる。花粉は、小型で、堅牢で、無数に存在していたため、花や葉よりも簡単に化石化して残ることができたのである。

顕花植物は、こうした花粉の化石の存在により、約1億4000万年前の白亜紀前期まで遡ることができる。そして、これらの化石の存在から最初に花を咲かせた植物は白亜紀前期に誕生したものだと考えられてきた。しかし、新しく見つかった花粉の化石により、顕花植物は、従来の学説よりも1億年も古い、三畳紀初期(約2億5200~2億4700万年前)に起源をもつことが判った。

これまで多くの先行研究において、分子データを使って顕花植物の年齢を推定しようとする試みがなされてきたが、これまでに合意には達したことはなかった。使用したデータセットと分析手法によって、得られた年代起源は三畳紀から白亜紀までバラつきが生じていたのである。

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▽記事引用元 ScienceNewsline(October 1, 2013.)
http://jp.sciencenewsline.com/articles/2013100123100018.html

▽チューリッヒ大学プレスリリース(英文)
http://www.mediadesk.uzh.ch/articles/2013/bluetenpflanzen-sind-100-millionen-jahre-aelter-als-bisher-angenommen_en.html

▽Frontiers in Plant Science
「Angiosperm-like pollen and Afropollis from the Middle Triassic (Anisian) of the Germanic Basin (Northern Switzerland)」
http://www.frontiersin.org/Plant_Evolution_and_Development/10.3389/fpls.2013.00344/full



【古生物】顕花植物の起源はこれまでの考えよりも1億年も古い三畳紀初期、新しい化石の発見により判明/スイス・チューリッヒ大学の続きを読む

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