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ジャイアントパンダ

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1: 2015/07/10(金) 17:15:50.22 ID:???*.net
中国に生息しているジャイアントパンダが、竹ばかり食べているのに、大きな体を維持して生息できるのは、同じような体の大きさの動物と比べて、 肝臓や腎臓などの臓器が小さく、少ないエネルギーで活動できるためであることが分かりました。

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これは、中国の研究機関やイギリスの大学などの研究チームが9日、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表したものです。
ジャイアントパンダは、竹の幹や葉を主食とすることはよく知られていて、研究チームは、なぜ、パンダがエネルギー効率の悪い竹ばかり食べているのに、大きな体を維持して生息できるのかを調べようと、飼育しているパンダ5頭と野生のパンダ3頭の体や生態を詳しく調べました。
その結果、パンダは、1日のエネルギー消費量が同じような体の大きさの哺乳類と比べて4割程度と、少ないことが分かりました。

続きはソースで

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146371000.html

引用元: 【科学】パンダが竹しか食べずに生きられる理由を解明

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1: 2015/05/20(水) 12:08:30.10 ID:???.net
ジャイアントパンダの消化器系、タケ食適応に進化せず 中国研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000007-jij_afp-sctch

画像
http://amd.c.yimg.jp/im_siggFi5U5V172ReH7TIxj5q8Mw---x600-y399-q90/amd/20150520-00000007-jij_afp-000-3-view.jpg
ベルギー・ブリュージュレットのペリダイザ動物公園で竹を食べるジャイアントパンダ(2014年4月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ジャイアントパンダは200万年間、主にタケを食べ続けてきたにもかかわらず、その消化器官は草食に適合していないとの研究結果が19日、発表された。この研究結果から、パンダが「進化のジレンマ」に陥っていることがみえてくるという。

 米国微生物学会(American Society for Microbiology)のオンラインジャーナル「mBio」に発表された論文によると、今回の研究では、ジャイアントパンダ45頭を対象に1年間にわたる調査が行われた。その結果、パンダが「他の草食動物とは完全に差別化された」消化器系を持っていることが明らかになったという。

 論文の要約では、ジャイアントパンダが祖先である雑食性のクマの腸内バクテリアをいまだに保持していることが説明され、また「他の草食動物は、繊維質の植物を効率的に分解するための解剖学的に分化した消化器系への進化を成功させているが、パンダの消化管は、典型的な肉食動物のものだ」と記されている。そして、このことが「この草食動物の共進化適応度にマイナスの影響を及ぼす可能性がある」と指摘された。

 ジャイアントパンダは、1日14時間で最大12.5キロのタケやササを食べるが、消化できる量は摂取量の約17%にとどまる。

 中国国営新華社(Xinhua)通信によると、論文共同執筆者で、中国・上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)の? 小燕(Pang Xiaoyan)氏は「今回の結果は予想外で、極めて興味深い。ジャイアントパンダの腸内微生物群は、その特徴的な食べ物に対して十分に適合していない可能性があり、パンダを進化のジレンマに陥らせていることを示唆しているからだ」と話しているという。

 中国には、野生のパンダが約1600頭生息しており、他に300頭が飼育されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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引用元: 【進化生物学】ジャイアントパンダの消化器系、典型的な肉食動物のもの タケ食適応に進化せず 中国研究

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~~引用ここから~~

1: 伊勢うどんφ ★ 2014/04/01(火) 10:22:12.05 ID:???.net

ジャイアントパンダの味覚を検査した結果、対象となった8頭中8頭が「甘いもの」を好む傾向にあったとの研究報告が、26日の米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された。

甘党増加で世界が砂糖不足に

「一般的に草食動物は、植物に含まれるエネルギー源の糖分を判別するために甘みを感じる味覚を備えている」と、研究を実施した米モネル化学感覚研究所(Monell Chemical Senses Center)のゲーリー・ビューチャンプ(Gary Beauchamp)所長は説明した。

 しかしパンダは他の草食動物と異なり1種類の植物──竹──しか食べない。そして竹に含まれる糖分は極めて少ない。

 そこで研究チームは、糖分をほとんど摂取しないパンダは肉食動物と同様に甘みの味覚を失っているはずとの仮説を立てて検証を行った。

 だがその結果、パンダは他の草食動物と同じく、「甘党」であることが判明した。

■果糖とショ糖が好き

 研究チームは、甘い液体と甘くない液体の入った2つの容器をパンダに与えた。すると8頭のパンダの全頭が甘い方の液体を飲んだ。

 糖の種類を変えて試験を繰り返した。結果、全ての試験で甘い液体が好まれ、特に人間も最も甘みを感じる果糖とショ糖が最も好まれた。

 さらに研究チームは細胞レベルの分析を実施し、パンダの味細胞が糖に反応することを示した。

 パンダが甘みを感じる味細胞を今も持っている理由について、研究チームは、味覚以外の要因として、脾臓や胃腸で植物の消化に役立てられている可能性があると結論づけた。

AFP=時事 3月27日(木)15時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000031-jij_afp-sctch

プロワン
The Bamboo-Eating Giant Panda (Ailuropoda melanoleuca) Has a Sweet Tooth: Behavioral and Molecular Responses to Compounds That Taste Sweet to Humans
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0093043
~~引用ここまで~~


引用元: 【生物】ジャイアントパンダは「甘党」と判明、米研究


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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/09/12(木) 09:55:32.58 ID:???

ジャイアントパンダの糞には、環境に優しい未来の輸送燃料の開発に寄与する可能性があるという。
そこに含まれる腸内細菌には、廃棄植物を効率良くバイオ燃料に転換できる可能性があるというのだ。
この研究は、パンダの保護活動にとってもメリットがある。

「持続可能なエネルギー源を新たに探す試みは、パンダの糞に含まれる細菌によって解決できるかもしれないと分かった」と、研究を率いたミシシッピ州立大学の生化学者アシュリー・ブラウン(Ashli Brown)氏は、アメリカ化学会(ACS)の会合で9月10日に発表した。
「絶滅危惧種(のパンダ)から学べることはまだたくさんある。このことから、絶滅危惧種の保護の重要性は明らかだ」。

トウモロコシや大豆などの食用穀物から作られるバイオ燃料は、食料の供給量と価格に影響を及ぼす可能性が懸念されている。
また、生産過程を考慮すれば、こうしたバイオ燃料は結局、石油の場合よりも多くの二酸化炭素(CO2)を排出しているのではないかという議論もある。

そこでバイオ燃料の原材料として注目されるようになったのが、トウモロコシの軸などの廃棄植物だ。
しかし、これらの原材料を効率的かつ経済的にエタノールに転換できるようにならない限り、セルロース系バイオ燃料は主流とはなりえない。この問題に、パンダの消化器官が有益なヒントをくれる可能性がある。

「(パンダの腸内の)細菌は、(バイオエタノールの原材料となる)バイオマスの分解にきわめて適している可能性がある」と、共同研究者のキャンディス・ウィリアムズ(Candace Williams)氏は言う。
この研究はもともとウィリアムズ氏が数年前に始めたものだ。

◆パンダの消化器官は強力

現在、廃棄植物からバイオ燃料を生成する場合は、植物の茎や軸などの堅い組織に、熱や圧力を加えるか、酸で処理するなどして分解して単糖類を作り、これを発酵させて完成となる。コスト効率を上げるのが難しい工程だ。

細菌の利用によって、この工程をより速く、より安価に行える可能性がある。
特に効果的だと目されているのが、パンダの体内に住むバクテリアである。
何しろこれらのバクテリアは、おとなのパンダが1日に食べる約9~18キロもの竹や笹を処理しているのだ。

ブラウン氏とウィリアムズ氏は、テネシー州のメンフィス動物園で暮らす2頭のジャイアントパンダの糞から、これまでに40種類以上もの腸内細菌を特定している。

「パンダに注目したのは、その食生活のためだ。パンダは非常に珍しい動物で、生理的には肉食動物に近いのに、草食動物と同じようなものを食べている。竹のセルロースからの栄養摂取を可能にしている微生物について研究すれば、バイオ燃料の最大の問題の1つを解決するのに利用できるかどうか確認できる」とウィリアムズ氏は言う。

パンダは体の大きさの割に消化管が短く、ウシなどと違って胃が1つしかないとウィリアムズ氏は言う。
「つまり、バクテリアがそれだけ速やかに食物を分解できているはずだ。きわめて効率が良いはずで、バイオ燃料の生成にも期待が持てる」。

パンダは竹や笹の堅い茎も柔らかな葉も、どちらも口にする。腸内にはさまざまな種類の細菌が存在し、
食生活の変化に応じて、それぞれ数が増減するとウィリアムズ氏は言う。実験室環境では、これらの細菌の一部は、糖類を生成するだけでなく脂質も蓄積したが、これは脂肪酸の生成につながるため、バイオ燃料の生成にとって必要だ。

腸内細菌だけでなく、そのはたらきに作用する酵素も、バイオ燃料の工業的生成のコスト削減に利用できる可能性があると研究チームは話している。

>>2以降に続きます)[1/2]

ソース:ナショナルジオグラフィック(September 11, 2013)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130911001
画像:ジャイアントパンダ
fd194d46.jpg

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/panda-poop-biofuel_71510_600x450.jpg



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