理系にゅーす

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スペクトル

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1: 2015/11/03(火) 09:53:11.84 ID:???.net
光で電気の流れを制御する仕組みを開発―東工大・深谷亮氏ら | 研究・開発 - 財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20151102/276454.html
常識を覆し、光で電気の流れを止める | 東工大ニュース | 東京工業大学
http://www.titech.ac.jp/news/2015/032494.html

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http://www.titech.ac.jp/news/img/n001081_fukaya_fig1.jpg
図1. (a)光を使った電気特性制御のスキーム、(b)光で生成した絶縁体状態および(c)金属状態におけるホールペアの流れ。
http://www.titech.ac.jp/news/img/n001081_fukaya_fig2.jpg
図2. (a)実験および(b)理論計算により得られた光照射前後の反射率スペクトル。
http://www.titech.ac.jp/news/img/n001081_fukaya_fig3.jpg
図3.(a)金属状態の試料に単一の光パルスを照射したとき、及び(b)第一光パルスで生成した状態にさらに第二光パルスを照射したときの反射率の時間変化。光照射直後(0ピコ秒)の塗りつぶされている応答が、金属から絶縁体の変化に対応している。(b)では、第一光パルスによる反射率変化を除いている。


 東京工業大学の深谷亮産学官連携研究員らの研究グループは、銅酸化物超伝導体中の電気の流れをレーザー光でオフ・オンする方法を発見した。

 電気的には実現不可能な応答速度で物質の特性を高速に切り替えられれば、次世代の高速光スイッチングデバイスへの応用展開ができる。そのため、光を利用して物質中の電子の動きを自在に制御する技術や、物質の光学的・磁気的・電気的性質などを光で変化させる光機能性材料の開発が世界中で精力的に行われている。

 今回の研究では、金属状態の梯子型銅酸化物結晶(ストロンチウム・カルシウム・銅酸化物)の電気伝導性を0.1ピコ秒の時間幅を持つパルスレーザー光照射で瞬時に抑制することに成功した。

続きはソースで

ダウンロード (1)

 なお、この内容は「Nature Communications」に掲載された。論文タイトルは、「Ultrafast electronic state conversion at room temperature utilizing hidden state in cuprate ladder system」。

引用元: 【技術】常識を覆し、光で電気の流れを止める 10兆分の1秒の高速光スイッチングデバイスに道 東工大など

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1: 2015/10/02(金) 18:12:44.58 ID:???.net
【やじうまPC Watch】時間反転波で光の時間を逆戻りさせ光信号を長距離伝送 ~NTTが技術開発と実証に成功 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20151001_723622.html
NTT HOME > NTT持株会社ニュースリリース > 時間反転波を用いて、波長多重信号の劣化を高密度で一括補償する原理実証に世界で初めて成功
http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/151001b.html

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http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/image/151001ba.gif
図1 光ファイバ通信における伝送距離制限の要因
http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/image/151001bb.gif
図2 位相共役変換による歪み補償の概念図
http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/image/151001bc.gif
図3 位相共役変換器の有無による信号歪み特性の比較
http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/image/151001bd.gif
図4 高効率PPLN導波路デバイス技術
http://www.ntt.co.jp/news2015/1510/image/151001be.gif
図5 相補スペクトル反転位相共役変換技術


 日本電信電話株式会社(NTT)は1日、位相共役変換を用いた新開発の光回路により、大容量光信号の伝送距離を大幅に長距離化できる技術を開発し、世界で初めて原理実証実験に成功したと発表した。

 光信号を伝送すると距離によって信号の劣化(非線形歪み)が生じる。これを補償する技術としてデジタルコヒーレントと呼ばれる技術が実用段階に入っているが、補償性能を上げるにつれ、信号処理回路規模が大きくなるトレードオフがある。

 他方、電気的なデジタル信号処理を用いずに非線形歪みを補償する手段として、位相共役変換により時間反転波を生成する方法がある。これは、光をあたかも時間が逆戻りしたかのように振る舞わせる技術で、伝送路の中間地点で位相共役変換を行なうことで、伝送路の前半で受けた波形歪みを伝送路の後半で修復できる。しかしこの方法にも、変換の際に異なる信号チャネルに光信号が移動して2倍の信号チャネルを占有し、チャネル帯域が半分以下に減少する課題があった。

続きはソースで

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引用元: 【通信技術】時間反転波を用いて、波長多重信号の劣化を高密度で一括補償する原理実証に世界で初めて成功 NTT

時間反転波を用いて、波長多重信号の劣化を高密度で一括補償する原理実証に世界で初めて成功 NTTの続きを読む

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1: 2015/08/30(日) 01:37:53.12 ID:???.net
X線天文衛星「すざく」が観測終了
引用元:AstroArts 2015年8月27日
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/08/27suzaku/index-j.shtml

JAXAは26日、X線天文衛星「すざく」の科学観測を終了すると発表した。
2005年7月に打ち上げられた「すざく」は、2年の目標寿命を大きく超えて観測を行ってきた。

【2015年8月27日 JAXA】
「すざく」は2005年7月10日に内之浦宇宙空間観測所からM-Vロケット6号機で打ち上げられたX線天文衛星だ。
広いX線波長にわたり世界最高レベルの感度を達成するという優れた観測能力をもち、銀河団外縁部に至るX線スペクトルを初めて測定するなど、
宇宙の構造形成やブラックホール直近領域の探査を中心に重要な科学的成果を挙げてきた。

目標寿命である約2年を大幅に超え約10年にわたって運用が続けられてきたが、近年では劣化したバッテリーの使用方法を工夫しながら運用されていた。
そして今年の6月1日以降、衛星の動作状況を知らせる通信が間欠的にしか確立できない状態が続き、復旧が目指されたものの
通信、バッテリー、姿勢制御の状況から観測再開が困難な状態にあると判断され、科学観測終了の発表に至った。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

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▽関連
JAXA プレスリリース
X線天文衛星「すざく」の科学観測終了について  平成27年8月26日
http://www.jaxa.jp/press/2015/08/20150826_suzaku_j.html

▽関連スレッド(過去ログ)
【天文学】X線天文衛星「すざく」目標寿命を大幅に超えて運用するも遂にバッテリが機能不全に [転載禁止]c2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1434109135/l50

引用元: 【天文】X線天文衛星「すざく」が科学観測を終了 目標寿命を大きく超えて運用/JAXA

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1: 2015/05/23(土) 18:08:10.93 ID:???.net
クモが赤やオレンジ色を見分ける仕組みを解明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/052000003/

画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/052000003/ph_thumb.jpg
H. pyrrithix の雄は鮮やかな色と目を引くダンスで交尾相手を誘う。(Photograph by Daniel B. Zurek)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/052000003/01.jpg
Habronattus 属のハエトリグモの仲間には、鮮やかな体色を持つものが多い。(Photograph by Daniel B. Zurek)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/052000003/02.jpg
雌の前でディスプレイ行動をする H. pyrrithrix の雄。(Photograph by Daniel B. Zurek)


 クモ、とりわけハエトリグモの中には、派手な色をした体を激しく動かしてダンスを踊るものがいる。その目的は、雌をひきつけること。つまり、彼らは必然的に、燃えるような赤や鮮やかな緑色を見分ける能力を持っていると考えられる。

 しかしハエトリグモの目がどうやって色を見分けているのかについては、これまでよくわかっていなかった。


フィルターを使っていた

 ハエトリグモの一種(学名 Habronattus pyrrithrix)が、8つの目のうちの2つを使って、緑色の光と紫外線(UV)を認識していることは以前から知られており、おそらくは赤とオレンジ色も見分けているだろうと推測されていた。そうでなければ、雄に赤い模様がある理由が説明できないからだ。そしてついに先日、上記の H. pyrrithrix を使った実験により、ハエトリグモが色を認識する仕組みが判明した。
彼らは目に備わったフィルターを使っていたのだ。

 5月18日に学術誌「Current Biology」のウェブサイトに公開された論文によると、H. pyrrithrix の目のうち、緑色の光を感知する目の細胞の前に、赤いフィルターが付いていることが分かったという。

このフィルターは、劇場の照明にかぶせて光の色を変えるフィルターのようなものだが、色素でできていて取り外しはできない。

 この作り付けのフィルターのおかげで、H. pyrrithrix は緑色と紫外線に続く第3の色を認識する能力を得ているわけだ。(参考記事:「クジャクみたいに派手なクモの新種、3種を発見」)

「原理上、彼らは人間よりも広い範囲の色を見ることができます」。論文の共著者である米ピッツバーグ大学の進化生物学者ネイト・モアハウス氏は言う。なぜなら H. pyrrithrix は「我々に見える光のスペクトルに加えて、紫外線も感知するからです」

続きはソースで

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引用元: 【動物学/神経科学】クモが赤やオレンジ色を見分ける仕組みを解明 目の細胞にフィルターを発見

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1: 2015/05/21(木) 18:20:25.93 ID:???.net
木星の衛星「エウロパ」の茶色いシマシマの正体は「塩」? (THE PAGE) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000002-wordleaf-sctch

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http://amd.c.yimg.jp/im_siggrJ0Z5Ipi34o0zBd4QXIs5g---x600-y443-q90/amd/20150520-00000002-wordleaf-000-7-view.jpg
[写真]木星探査機「ガリレオ」が撮影したエウロパ(提供:NASA/JPL-Caltech/SETI Institute)
http://amd.c.yimg.jp/im_siggI3dZlSvbxk41dIOTXU0XVg---x600-y399-q90/amd/20150520-00000002-wordleaf-001-7-view.jpg
[写真]実験で変色した塩(提供:NASA/JPL-Caltech)



 木星の衛星「エウロパ」の表面には、長く伸びた無数の茶色いシマシマ、つまり筋模様があります。その筋模様の正体は長らく分かっていませんでしたが、最近の研究で、その正体は「海の塩」かもしれないということがわかってきました。しかし、真っ白いはずの塩が茶色をしているって、どういうことなのでしょうか?
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 太陽から遠く離れたエウロパの表面は、分厚い氷で覆われています。そこに無数の引っ掻いたような、あるいは毛細血管のような茶色い筋が走っているのが観察されています。さらに、地表から100キロメートルの地下には広大な海が広がっていると考えられていて、NASAの探査機「ガリレオ」のデータなどから、これまで表面の筋模様は、その海から噴出した硫黄とマグネシウムを含む化合物によるものと考えられていました。

 そんななか、NASAジェット推進研究所のKevin Handさんらは、温度や圧力、そして放射線量を「エウロパ」の表面そっくりにまねた環境を地球上で再現。摂氏マイナス173度に設定された真空中で塩のサンプルを放射線にさらす実験を始めました。
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 そうすると、塩が放射線にさらされれば、さらされるほど、より濃い色になっていくことを発見しました。そして、塩は、ガリレオが撮影した画像に見られるような筋模様そっくりの茶色に変色したのです。
実験で変色した塩とエウロパの塩の光の波長を比較(スペクトル分析)してみると、ほぼ同じものに。

 そういう実験を経て、茶色いエウロパの筋は、おそらく「塩」だということが判明したのです。この色の濃さの違いを観察することで、エウロパの表面に見られる模様や、地下から噴き出した物質がどれだけ古いかを知るのに役立つとみられています。

 しかし、1994年から2003年まで木星を観測した探査機「ガリレオ」以降、「エウロパ」の詳しい探査は行われていません。将来の探査機による直接探査が待たれるところです。

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(監修:アストロアーツ(http://www.astroarts.co.jp/news/2015/05/19europa/index-j.shtml))

引用元: 【天文学】木星の衛星「エウロパ」の茶色いシマシマの正体は「塩」? 変色した塩とエウロパの塩の光の波長を比較

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1: 2014/12/31(水) 14:03:13.15 ID:???.net
名大、鉛不使用で耐高温の強誘電体を開発-150度C超、二価のスズ原子を単独使用:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141229eaam.html


 名古屋大学の長谷川正教授らの研究グループは村田製作所と共同で、鉛を使わず150度C超の高温まで使用できる電子制御機器材料(強誘電体)を開発した。鉛の代わりに二価のスズ原子を単独で安定的に入れることに世界で初めて成功。同大エコトピア科学研究所の武藤俊介教授らが、最先端のナノ分析装置を使い、スズ原子が電子を2個放出する二価の状態であることを証明した。鉛の代替物質として二価スズが有効とされるが、スズは酸化物中では四価で安定し二価の状態で入れることは極めて難しかった。

 長谷川教授らは、物質に10万気圧以上の超高圧力をかける装置を使い、スズを二価の状態でバリウムと置き換えることに成功した。超高圧で結晶を圧縮することによって原子間距離を縮め、スズの価数変化を防いだ。
 またスズは価数を示す吸収スペクトルが酸素とチタンの吸収スペクトルに挟まれているため、精度良く測定することが難しかった。武藤教授らはナノメートルレベルの分解能を持つ超高圧電子顕微鏡と電子エネルギー損失分光器(EELS)を利用。スズが二価であることを証明した。

引用元: 【材料科学】鉛の代替物質として二価のスズ原子を使用し、耐高温(150度C超)の強誘電体を開発 名大

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