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セルロース

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1: 2014/07/14(月) 22:53:06.73 ID:???.net
シロアリのセルロース代謝経路、共生バクテリアを介した全体像が明らかに

2014年7月14日 20:57

シロアリによる炭素・窒素循環と生物多様性維持のイメージを示す図
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2014071420593580big.jpg

 理化学研究所と琉球大学による研究グループは、シロアリのセルロース代謝経路を可視化することに成功した。

 シロアリは、森林生態系の物質循環に貢献する生物で、多様な共生微生物が体内に生息することからも共生系のモデル生物として知られている。これまで、DNA解析や共生微生物を1種ずつ解析する研究はおこなわれていたものの、宿主の社会構造や腸内の共生微生物など、多階層に渡る代謝経路の全体像は明らかになっていなかった。

 今回の研究では、オオシロアリにC13同位元素で作られたセルロースを与え、2次元核磁気共鳴法によってその代謝経路を観察した。

続きはソースで

ソース:財経新聞(2014年7月14日)
シロアリのセルロース代謝経路、共生バクテリアを介した全体像が明らかに
http://www.zaikei.co.jp/article/20140714/204161.html

原論文:Proceedings of the Royal Society B
Gaku Tokuda, Yuuri Tsuboi, Kumiko Kihara, Seikou Saitou, Sigeharu Moriya,
Nathan Lo and Jun Kikuchi. Metabolomic profiling of 13C-labelled cellulose
digestion in a lower termite: insights into gut symbiont function.
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/281/1789/20140990

プレスリリース:琉球大学(2014年7月9日)
シロアリの後腸に共生バクテリアによる新たな代謝経路を発見
-シロアリのセルロース代謝経路の全体像が明らかに-
http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/announcement/data/press2014070901.pdf (PDF)

引用元: 【代謝】シロアリのセルロース代謝経路、共生バクテリアを介した全体像が明らかに

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~管理人の周りの声~

1.日本の技術者はホントにすごいなぁ、今度は木の年代の特定か。2000年前までって書いてあったけど、それ以上前の木の化石なんかがあれば木を見るだけでいつの時代の物なのか特定できるってことか。それはほんとにすごいなぁ。

2.これわかったからってなんかに役立つのか?ただの自己満足なんじゃないのか。木の年代が特定できたからってなんの役に立つんだろうな。ようわからんわ、こいつらの考えてることは。

3.50年経ってる木があればその年代のを特定できるってのはすごいんだろうな。この文読んでると、すごいなんか伝わってくるわ。やっと見つけたんだって感じが。

4.これで木を測定するとここにあった木やその辺に埋まってた木がどの年代のものなのか、そしてその地層も同時に知ることができそうだな、そうすると、同じ場所から見つかる化石なんかは時代を特定すんのが早くなりそうだ。

5.この人たちはこれからどこに向かって進んで行くんだろうな。この人たちがみてる未来はどんなものなのか?何を目標としているんだろうか。

~周りの声おわり~
1: 一般人φ ★ 2013/06/04(火) 23:45:23.50 ID:???

 遺跡や遺物の年代を、樹種を問わず、少量の試料で測定できる画期的な木材の年代測定法を、名古屋大大学院環境学研究科の中塚武教授(気候学)が考案した。1年単位の高精度で安く短時間に、年代測定ができるという。
論争が続く弥生や古墳時代の開始時期など、考古学や歴史学に多大な影響を与えそうだ。7月に開かれる日本文化財科学会の年次大会で発表される。【伊藤和史】

 新しい測定法は、木材の年輪に含まれるセルロースの酸素同位体比が、年ごとの降水量に左右される現象を応用した。

 雨が多い年は軽い酸素同位体の比率が高くなり、少ないと重い同位体の比率が高くなる。このためセルロースには、年輪が成長する夏季の降水量の多寡の情報が1年ずつ保存されている。

 中塚教授は現代から2000年前までの木材を測定し、1年ごとの変動パターンを突き止めた。さらに、
北海道などの一部を除き、日本列島の各地域で樹種を問わず、同様の変動パターンが表れる見通しも立った。

 これにより、50年ほどの年輪が残る木材の酸素同位体比の変動パターンを測定し、データと照合すれば、ほぼ100%の確率で年代が特定できるという。

 遺跡や遺物の年代測定法としては、樹木年輪の1年ごとの幅を測る年輪年代法があるが、100年以上の年輪が必要で樹種も杉やヒノキなどに限られる。また、放射性炭素14年代法は測定費が高く、必ず誤差を伴う。

 新測定法にはそうした弱点がない。現在、3500年前までの木材を測定しデータを集める作業も進めている。

 ◇ことば:酸素同位体比
 酸素には原子核に含まれる中性子の数により、重さの異なる3種の安定同位体がある(質量数16、17、18)。
地球化学では、質量数18の数量を16の数量で割った数値を「酸素同位体比」として盛んに利用している。

.▽記事引用元 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130603k0000e040107000c.html
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【考古】遺跡・遺物の木材の年代測定に1年単位の新測定法、確率ほぼ100%/名大の続きを読む

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