1: 白夜φ ★ 2014/01/23(木) 21:59:42.74 ID:???

白血病治療薬短時間で発見 三重大教授ら 熱帯魚使うシステム

三重大学の田中利男教授(薬理学)らのグループは、白血病の再発や転移の主な原因とされる白血病幹細胞の治療薬を、従来の100倍以上のスピードで発見するシステムを開発したと発表した。
研究成果は米電子版科学誌プロスワンに掲載された。

従来は、マウスに白血病幹細胞を移植した上で、様々な薬を投与して経過を観察してきたが、研究データを得るには1か月程度かかった。

研究グループでは、マウスに代わって熱帯魚の稚魚(ゼブラフィッシュ)を使用。
特殊な顕微鏡で30分間に約100匹を観察し、画像データをパソコンで読み取る方法を開発した。
さらに、転移していく腫瘍の大きさなどを自動計算するプログラムも考案し、治療薬が効くかどうかを判断するスピードを飛躍的に速めた。

このシステムは、他のがんにも応用できるといい、田中教授は「移植する動物を変えることで新しい治療薬が1日でも早く生まれることにつながれば」と話している。

(2014年1月23日 読売新聞)

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▽記事引用元 YOMIURI ONLINE 2014年1月23日配信記事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20140123-OYT8T00015.htm

▽関連リンク
・三重大学
記者会見「新たな白血病幹細胞治療薬の高速探索法開発」を開催しました 2014年1月23日
http://www.mie-u.ac.jp/topics/kohoblog/2014/01/post-805.html
・PLOS ONE
Published: January 15, 2014
DOI: 10.1371/journal.pone.0085439
Quantitative Phenotyping-Based In Vivo Chemical Screening in a Zebrafish Model of Leukemia Stem Cell Xenotransplantation
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0085439



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