理系にゅーす

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タンパク質

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1: 2015/03/16(月) 22:17:27.09 ID:Hb5ByRpi*.net
2015/03/16 11:57大下 淳一=日経デジタルヘルス

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 東京大学大学院 医学系研究科・薬学系研究科 教授の浦野泰照氏らは、手術時にがんが疑われる部分にスプレーを噴霧するだけで、がん部位を光らせて周辺組織と区別できる蛍光試薬を開発した。
同氏らのグループが従来開発した試薬に比べて、多くのタイプのがんに対応できる。

 がん患者の術後予後を改善する上では、術中に微小がんを発見し、取り残しを防ぐことが重要だ。例えば卵巣がんでは、治療開始段階で患者の半数以上に腹腔内転移が存在するとされる。
その治療には外科手術や腹腔鏡手術が有効で、1mm以下の微小な転移まで切除できるとその予後が改善することが知られている。一方、微小な転移を正常組織と区別して識別することは難しく、術中に微小転移を可視化できる技術が求められてきた。

 浦野氏らは2011年に、患部に噴霧するだけで転移部位を明るく光らせることができるスプレー蛍光試薬「gGlu-HMRG」を開発。がん細胞において、ある種のたんぱく質分解酵素活性が高くなっていることを利用したものだ。
現在、患者由来の外科手術サンプルでその機能を検証中である。

■糖鎖分解酵素に着目

 ただし、この試薬がターゲットとする酵素活性が低いがんも多く、検出できるタイプのがんは限られていた。そこで研究グループは、より幅広いがん種を光らせる試薬の開発を進めてきた。

 今回は、がん細胞中で糖鎖分解酵素活性が高くなっていることを利用したスプレー蛍光試薬を開発。この試薬自身は無色透明で蛍光を発しないが、がん細胞に含まれるβ-ガラクトシダーゼと反応すると構造が変化し、強い蛍光を発する。
β-ガラクトシダーゼは卵巣がんや乳がん、大腸がんなどでその酵素活性が促進されているとされる、糖鎖分解酵素である。

 この酵素に対する蛍光試薬はいくつか開発されているものの、感度が低く、がんの検出は困難だったという。そこで浦野氏らは試薬分子の構造を最適に設計。
β-ガラクトシダーゼと反応すると1000倍以上明るく光り、がん細胞のβ-ガラクトシダーゼ活性を検出できるようにした。

■マウスで転移がんの検出と切除に成功
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:日経テクノロジーオンライン  http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150314/409160/?bpnet

引用元: 【科学】 手術中にがんだけを光らせるスプレー、東大が開発 [日経テクノロジー]

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1: 2015/03/10(火) 07:45:57.46 ID:???*.net
みなさんは“卵”が好きですか? 「コレステロール値を上げるため食べ過ぎないほうがいい」「ヒヨコを育てるための栄養素が詰まっている完全栄養食だ」などという噂もよく聞きますが、「食べ過ぎちゃダメなの?」「卵を食べてりゃ平気なの?」など、気になる部分も多いのではないでしょうか。

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結論から言うと、実は卵は“毎日食べたい超お手軽健康食”なんです。今日は卵の栄養のすごさについてお伝えします。

■卵の栄養はこんなにスゴい!

卵は“完全栄養食”と言われるほど栄養豊富。人間に必要な20種類のアミノ酸をほぼ完璧なバランスで含んでいる優良食材です。

老化防止に役立つ抗酸化物質も含まれていて、身体のサビを改善する効果も期待できます。
さらに、現代人に不足しがちだと言われているカルシウムやビタミン類も豊富ですから、毎日の食事に1つプラスするだけで栄養バランスを整えやすい食材なんです。

また、ダイエット中にも卵はおすすめ。ダイエット中にたんぱく質が不足すると筋肉量が減り、むしろ太りやすい体質を作ってしまいかねませんが、卵にはたんぱく質も豊富に含まれています。
味付けが濃く脂質の多い肉のおかずを控えているという場合にもおすすめですよ。

ただし、いくら完全栄養食とはいえ、本当に“完全に”全ての栄養素を含んでいるか?というとそんなことはありません。

たとえばビタミンCはあまり含まれていませんので、野菜や果物もしっかりと食べることが重要。卵に偏ることなく、さまざまな食材を摂取することは健康維持に必須です。

続きはソースで

画像
http://toyokeizai.net/mwimgs/a/c/700/img_acbf143a4732c441f654d997ebd299c4237603.jpg

http://toyokeizai.net/articles/-/62343?display=b

引用元: 【食】卵は完全栄養食か、それとも危険な食べ物か

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1: 2015/03/05(木) 20:44:43.45 ID:???.net
掲載日:2015年3月5日
http://www.afpbb.com/articles/-/3041582

no title


 クモの毒には、高い効果が持続する鎮痛薬をつくるために必要な「秘密の成分」が含まれている可能性があるとの研究論文が、4日の英薬理学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(British Journal of Pharmacology)」に掲載された。

 培養皿での実験では、クモの毒から採取された7種類の化合物が、人間の脳への痛覚の伝達に重要な働きをするタンパク質を阻害することが確認できた。クモの毒に含まれる分子は、神経と脳の間でやり取りされる信号を運ぶタンパク質の機能を損なわせる働きを持つ。

 毒の作用の標的を定めて制御できれば、この「オフスイッチ」は慢性痛に苦しむ数百万人の人々にとっては朗報となる。

 特に「Nav1.7」と呼ばれるタンパク質は、人体の痛覚信号の伝達に極めて重要な働きをする経路(チャンネル)と考えられている。

 今回の研究を率いた豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のグレン・キング(Glenn King)氏は「自然発生の遺伝子変異が原因でNav1.7チャンネルを持たない人は、痛みに対して無感覚があることが、これまでの研究で分かっている。その理由から、このチャンネルを遮断することで、正常な痛覚伝達経路を持つ人の痛みを消せる可能性があると考えられる」と説明した。

 研究チームは、クモ206種の持つ毒を選別し、実験室の試験で人間のNav1.7チャンネルを遮断できた化合物7種を特定。
また、この7種のうちの1つは、特に作用が強力な上に「新薬投与の必須条件とされる、高レベルの化学的、熱的、生物学的安定性を持っていることがその化学構造から示唆されている」と、論文掲載誌発行元の英ワイリー(Wiley)から発表された声明で明らかにした。

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
タランチュラ。ニカラグアの首都マナグアで(2014年11月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/Inti OCON
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1024x/img_f2e775d132b31f8640e79c75ddc8aae6133287.jpg

<参照>
Spider venom may have legs as future painkiller - UQ News - The University of Queensland, Australia
http://www.uq.edu.au/news/article/2015/03/spider-venom-may-have-legs-future-painkiller

Seven novel modulators of the analgesic target NaV1.7 uncovered using a high-throughput venom-based discovery approach - Klint - 2015 - British Journal of Pharmacology - Wiley Online Library
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bph.13081/abstract

引用元: 【薬理学】クモ毒成分に強力な鎮痛作用の可能性、研究

クモ毒成分に強力な鎮痛作用の可能性、研究の続きを読む

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1: 2015/02/27(金) 07:42:32.35 ID:???.net
掲載日:2015年2月27日
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022601001629.html

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 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、膝などの関節の「軟骨組織」を作り、軟骨を損傷したミニブタの関節に移植して体重を支えることに京都大の妻木範行教授(細胞誘導制御学)らのチームが成功し、26日付の米科学誌電子版に発表した。iPS細胞から軟骨組織を作製したのは世界初としている。

 妻木教授は「さらに安全性を確認する必要があるが、人に移植する方法の基礎を確立した」と話す。関節軟骨の新たな再生医療として4年以内に臨床応用したいという。

 軟骨組織は、膝などの関節の骨を覆い衝撃を吸収する働きがあり、軟骨細胞とそれを支えるタンパク質などから構成される。

<画像>
iPS細胞から変化させた軟骨細胞(上、白い部分)と、軟骨組織の塊(京都大の妻木範行教授提供)
http://img.47news.jp/PN/201502/PN2015022601001632.-.-.CI0003.jpg

<参照>
Scaffold-free iPS cell-based hyaline cartilage for joint repair | EurekAlert! Science News
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-02/cfic-sic022315.php

KAKEN - 妻木 範行(50303938)
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/50303938.ja.html

引用元: 【再生医療】iPS細胞から軟骨作製、京大 ブタで有効性を確認

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1: 2015/02/21(土) 10:34:38.05 ID:???.net
掲載日:2015年2月20日
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/20/075/

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 遺伝病の家族性自律神経失調症の新薬候補となる化合物を、京都大学大学院医学研究科の萩原正敏(はぎわら まさとし)教授らが培養細胞の実験で見つけた。遺伝子本体のDNAではなく、タンパク質を作るRNAの段階に操作する方法で、遺伝病の根本的な薬物療法に道を開いた。東京大学、東京医科歯科大学との共同研究で、2月9日付の米科学アカデミー紀要オンライン版に発表した。

 遺伝病はDNAの変異で起こされる。全身の細胞でDNAの遺伝情報を書き換えることはできないため、根本的な治療が難しい。DNAは主にタンパク質の設計図としての機能を果たす。設計図の情報はイントロンという配列で分断されているため、このイントロンを除いて、意味のあるRNAの部分をつなぎ合わせるスプライシングの過程が重要な役割を果たしている。

 家族性自律神経失調症は、IKBKAP遺伝子のイントロンにある1塩基変異でスプライシングの異常が生じ、設計図通りにタンパク質が作られなくなって発症する。この遺伝病患者は日本には少ないが、東欧系ユダヤ人は20~30人に1人の割合でその遺伝変異を持っているという。

 研究グループは、この遺伝病のDNA変異を持っていても、正しくスプライシングを起こさせる低分子の新規合成化合物レクタスを発見した。この化合物を患者由来の細胞に投与すると、変異を持っていても正しい設計図コピーが作られ、正常なタンパク質が作られることを確かめた。マウスの動物実験では、経口投与で血中や脳にいきわたり、毒性もなく、この化合物が新薬になり得ることを示した。国内外の特許も出願した。

続きはソースで

<画像>
図. 家族性自律神経失調症の発症原因と、新規合成化合物レクタスによるスプライシング正常化で治す仕組みの概略図
(提供:萩原正敏・京都大学教授)
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/20/075/images/001l.jpg

<参照>
遺伝疾患を治療できる薬剤の開発 — 京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/150210_2.html

Rectifier of aberrant mRNA splicing recovers tRNA modification in familial dysautonomia
http://www.pnas.org/content/early/2015/02/03/1415525112

引用元: 【医学/遺伝学】遺伝病をRNA操作で治せる新薬を開発 - 京大

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1: 2015/02/15(日) 23:16:41.03 ID:???.net
ウミウシ光合成、謎に迫る=藻類から葉緑体、遺伝子も?-取り込み利用・米大チーム
引用元:時事ドットコム 2015/02/15-14:40配信記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015021500092&g=int

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米東海岸に生息するウミウシの一種が藻類を食べて葉緑体を体内に取り込み、光合成でも生きられるのは、葉緑体を機能させる遺伝子も大昔に取り入れて代々受け継いでいるためである可能性があることが分かった。
米サウスフロリダ大のシドニー・ピアース名誉教授らが15日までに米生物学誌バイオロジカル・ブレティンに発表した。
 
ウミウシは貝殻のない貝の仲間。
葉緑体を取り込み利用する現象は1960年代に発見され、日本を含む各地のさまざまな種で確認された。
餌がないと光合成だけで半年以上生きることもある。
 
葉緑体はかつては独立した細菌であり、DNAを持つが、藻類や植物の細胞小器官となってから遺伝子が減少し、細胞核の遺伝子群がないと機能を維持できない。このためウミウシが葉緑体をなぜ維持できるかが謎とされる。
 
研究対象は学名が「エリシア・クロロティカ」と呼ばれる体長2~3センチ程度のウミウシ。
黄緑藻類の「バウケリア・リトレア」から葉緑体を取り込んで体が緑色となる。
 
ピアース名誉教授らは詳細に解析し、クロロティカが大昔にリトレアから細胞核の遺伝子を取り入れ、自らのDNAに組み込んで代々受け継いでいると結論付けた。
ただ、細胞核の遺伝子群や、これらの遺伝子が生み出すたんぱく質の取り入れ方をめぐっては異論を唱える論文もあり、解明には時間がかかりそうだ。(2015/02/15-14:40)

(引用ここまで)

▼関連リンク
Discovery News
Sea Slug Uses Gene from Algae to Live Like a Plant
Feb 4, 2015 04:00 PM ET // by Discovery News
http://news.discovery.com/animals/sea-slug-uses-gene-from-algae-to-live-like-a-plant-150204.htm
http://static.ddmcdn.com/gif/sea-slug-steals-algae-gene-150204-670.jpg

引用元: 【生物】ウミウシ光合成、謎に迫る 葉緑体を機能させる遺伝子も取り込み利用か/米サウスフロリダ大

ウミウシ光合成、謎に迫る 葉緑体を機能させる遺伝子も取り込み利用か/米サウスフロリダ大の続きを読む

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