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タンパク質

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1: 白夜φ ★ 2013/06/06(木) 01:14:20.95 ID:???

スギ花粉症:かゆみの原因酵素を特定 京都薬科大
毎日新聞 2013年06月04日 22時29分

京都薬科大の奈辺(なべ)健准教授(薬理学)の研究グループは4日、スギ花粉症による目のかゆみの原因物質として、たんぱく質分解酵素「キマーゼ」が関係していることを動物実験で確認したと発表した。
有機化合物のヒスタミン以外の新たな原因物質の特定で、新薬の開発につながる可能性がある。
眼科の専門誌「エクスペリメンタル・アイ・リサーチ」(電子版)に論文が掲載された。

目のかゆみや充血(アレルギー性結膜炎)は、体内に侵入した花粉が結膜の特定の細胞とくっつき、ヒスタミンが放出されることで起きる。
患者の涙にヒスタミンのほかキマーゼが多く含まれることは知られていたが、症状に関係するかは分かっていなかった。

グループは、スギ花粉症にしたモルモットに、キマーゼの働きを抑制する試薬を投与したところ、症状が改善することを発見。
キマーゼを健康なモルモットに点眼すると、充血することを確認した。

奈辺准教授は「キマーゼによって発症するメカニズムは不明だが、ハウスダストなど他のアレルゲンによる結膜炎にも関係しているか研究を続けたい」と話している。【五十嵐和大】
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▽記事引用元 毎日jp 2013年06月04日 22時29分配信記事
http://mainichi.jp/select/news/20130605k0000m040119000c.html

▽関連
Experimental Eye Research
Involvement of chymase in allergic conjunctivitis of guinea pigs
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0014483513001346
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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/06/07(金) 06:47:56.28 ID:???

アトピー性皮膚炎患者のかゆみなどのアレルギー反応は、カビ由来のタンパク質が人間の汗に溶け込むことが原因であることを、広島大の秀道広教授らのグループが突き止め、6日発表した。
アトピー患者のうち、約8割は汗アレルギーが原因とされる。

このタンパク質は、皮膚に常在するカビ「マラセチア菌」の一種が分泌する「MGL―1304」。
汗に溶け皮膚にしみこむと、皮膚の細胞の一種と反応、アレルギーを引き起こすとしている。

秀教授によると、マラセチア菌が悪化因子であることはすでに報告があったが、
具体的な物質が特定されたのは初めてで、新たな治療法の開発につながると期待される。

ソース:共同通信(2013/06/06 22:49)
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060601002076.html
関連リンク:論文要旨(英文)
「Fungal protein MGL_1304 in sweat is an allergen for atopic dermatitis patients」
http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(13)00587-3/abstract
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【医療】アトピー性皮膚炎のかゆみは、カビのタンパク質が人間の汗に溶け込むことが原因であることが判明/広島大の続きを読む

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