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デニソワ人

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1: 2019/07/19(金) 05:47:33.32 ID:CAP_USER
「絶滅した2種類の未知の人類」の痕跡が現代に生きるヒトのDNAに存在している(記事全文は、ソースをご覧ください。)
https://gigazine.net/news/20190718-modern-dna-2-unknown-extinct-human/
2019/7/18 20時00分
GIGAZINE

(画像)by geralt
https://i.gzn.jp/img/2019/07/18/modern-dna-2-unknown-extinct-human/00_m.jpg

現生人類はアフリカを起源として世界中に広まったとされていますが、その過程では約2万年前に絶滅したネアンデルタール人や、ネアンデルタール人から分岐したデニソワ人と交雑したことが明らかになっています。さらなるDNA解析の結果、現代のヒトのDNAにはこれまでに確認されていない「2種類の未知の人類」の痕跡が存在し、過去に現生人類と交雑していたことがわかりました。

Using hominin introgression to trace modern human dispersals | PNAS
https://www.pnas.org/content/early/2019/07/11/1904824116

The 'Ghosts' of 2 Unknown Extinct Human Species Have Been Found in Modern DNA
https://www.sciencealert.com/two-unknown-species-of-ancient-extinct-hominids-have-been-identified-in-modern-dna

ヒトがアフリカからユーラシア大陸に広がった際、既に多くの場所にはネアンデルタール人やデニソワ人が、ヒトよりもさらに古くから住んでいたとされています。その中でヒトは交雑を行い、そのDNAが現代のヒトにも受け継がれていることが判明しています。

人類とネアンデルタール人が想定よりも古くからセ◯クスしていたことが判明 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20160218-humans-neanderthals-sex/
https://i.gzn.jp/img/2016/02/18/humans-neanderthals-sex/4750873371_5aaf1069a5_z.jpg

オーストラリアのアデレード大学で生物学を研究するJoão Teixeira氏らの研究チームは、ヒトのDNA中にはネアンデルタール人やデニソワ人以外にも、2種類の「既に絶滅した未知の人類」のDNAが受け継がれていると発表しました。Teixeira氏は「私たちはそれぞれが過去の交雑イベントの遺伝的痕跡を残しています」「今回発見された未知の人類グループは広範囲に存在し、遺伝的に多様であり、私たちのDNAの中に生き残っています。絶滅した人類の物語は、私たちがどうやって進化してきたのかを考える上で必要不可欠な部分です」とコメントしています。

研究チームは現代のヒトのDNAをAIなどの力を借りて注意深く分析することにより、2種類の「絶滅した未知の人類」の痕跡を発見しました。さらにTeixeira氏らはヒトと未知の人類との交雑がどこで発生したのかを調査したとのこと。たとえばTeixeira氏によると現代のヒトのDNAはおよそ2%がネアンデルタール人由来だそうで、「これはヒトがアフリカを出てからすぐにネアンデルタール人との交雑が行われたことを意味しており、交雑イベントは約5万年前~5万5000年前に中東付近で発生したのでしょう」とTeixeira氏は述べました。

続いてヒトの先祖がユーラシア大陸を東の方向へ、つまりインドや東南アジアの方に向かって移動している最中に、ヒトはネアンデルタール人ではない新たな人類のグループと遭遇したそうです。Teixeira氏は、「少なくとも3種類の別の人類が東南アジアに住んでいたようであり、彼らが絶滅する前にヒトとの交雑が行われました」とコメントしています。

(写真)by Gianfranco Goria
https://i.gzn.jp/img/2019/07/18/modern-dna-2-unknown-extinct-human/01_m.jpg

ヒトがアジアで遭遇した3種類の人類のうち1つは以前から存在が知られているデニソワ人でしたが、残りの2つはこれまで存在が確認されていない未知の人類でした。未知の人類はそれぞれ「EH1(extinct hominid 1)」「EH2(extinct hominid 2)」と名付けられています。

続きはソースで

ダウンロード (1)

引用元: 【人類】「絶滅した2種類の未知の人類」の痕跡が現代に生きるヒトのDNAに存在している[07/19]

「絶滅した2種類の未知の人類」の痕跡が現代に生きるヒトのDNAに存在しているの続きを読む

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1: 2019/05/03(金) 18:48:48.31 ID:CAP_USER
【5月2日 AFP】
チベットの山岳地帯で見つかった初期人類デニソワ人(Denisovans)の顎骨の化石から、人類はこれまで考えていたよりもはるかに早い時期に高地での居住に適応していたことが分かったとする論文が1日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。デニソワ人の化石がロシア・シベリア(Siberia)南部以外で発見された例はこれ以外になく、見つかった顎骨は少なくとも16万年前のものと思われる。専門家らは、現生人類(ホ◯・サピエンス)の一部が低酸素の条件に耐えられるよう進化した謎を解く鍵になるとみている。

 デニソワ人は、同時代に生きていたネアンデルタール人と同様に、解剖学的現代人である現生人類によって絶滅に追い込まれたとみられているが、デニソワ人の存在が初めて明らかになったのは10年前。シベリア南部のアルタイ山脈(Altai Mountains)にあるデニソワ洞穴(Denisova Cave)で発掘された指節骨の破片1個と臼歯2個によって特定され、約8万年前のものとされた。

 しかし、チベットの僧侶が30年近く前に地元でたまたま発見していた化石から、研究者らは今回、デニソワ人はこれまで考えられていたよりはるかに人数が多く、時代もはるか昔にさかのぼるとの結論を導き出した。

 論文の主著者で、独マックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)の古人類学者ジャンジャック・ユブラン(Jean-Jacques Hublin)氏は、「個人的な見解では、これは私が立てていた作業仮説を裏付けている。つまり、35万年前から5万年前の中国および東アジアの(ヒト族の)化石はおそらく、ほぼ全てデニソワ人のものではないかという仮説だ」と主張している。

続きはソースで

 (c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/-/img_486394fa7d5fa2fbf57548defb08c238138886.jpg
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/-/img_46c85c6a840dca71c698a04f2af002b394359.jpg

https://www.afpbb.com/articles/-/3223362

引用元: 【人類学】デニソワ人のDNAの謎解明か 16万年前にチベット高地に適応 研究[05/02]

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1: 2019/04/16(火) 06:32:08.65 ID:CAP_USER
■現生人類と交配した「旧人」は多様だった、現代人のDNAで判明、インドネシア

 10年近く前、謎に包まれた初期人類の小指のかけらがシベリアで発見された。この未知の人類は、骨が発見されたアルタイ山脈のデニソワ洞窟にちなんでデニソワ人と名付けられた。

 彼らはネアンデルタール人に近い種で、何万年もの間アジアで暮らしていたと考えられている。そこまでわかったのはDNAが採取できたおかげだが、化石は指の骨、数本の歯、頭蓋骨のかけらが1つしか見つかっていない。しかも、発掘された場所はデニソワ洞窟だけと、試料の数自体はきわめて少ない。

 ところが、4月11日付けで学術誌「Cell」に発表された論文により、驚きの新事実が明らかになった。いや、むしろデニソワ人の謎が深まったと言える。東南アジアの現代人のDNAを大規模に調べたところ、デニソワ人は実は1つのグループではなく、独立した3つのグループが存在したことが示唆されたのだ。そのうちの1つは、ネアンデルタール人とデニソワ人の違いと同じくらい、他のデニソワ人と異なっているという。

 さらに、1つのグループは、およそ4万年前に姿を消したネアンデルタール人よりも新しい時代まで生き残っていたかもしれない。論文によると、デニソワ人は少なくとも3万年前、おそらく1万5000年前まで、ニューギニア島で現生人類と共存し、交配していた。この年代が確かなら、デニソワ人は、知られている限り、私たち現生人類以外で最も最近まで生きた人類ということになる。

近年、古代アジアの人類が驚くほど多様だったことを示す発見が相次いでいる。4月10日にも、フィリピンで新種の初期人類ルソン原人が見つかったと発表されたばかりだが、今回の刺激的な発見もそうした流れに連なるものだ。

「初期人類の多様性の中心は東南アジアの島々だということが、突然表面化したようなものです」と、論文の共著者でニュージーランド、マッセー大学のマレー・コックス氏は、フィリピンやマレーシア、アジアの先の広大な海域に浮かぶその他の諸島を指して言った。

2018年、米ワシントン大学のシャロン・ブラウニング氏らが、デニソワ人と現生人類の交配の波が2度起きていたことをすでに明らかにしていた。今回の論文はそれを拡張するものだが、ブラウニング氏は今回の結果と意味に興奮しつつも、こう注意をうながす。

「人類史のほんの一部にすぎません。でも、こうした小さな発見の積み重ねで、全体が明らかになるのです」

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041500228/fig.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041500228/ph_thubm.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041500228/
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引用元: 【人類学】デニソワ人に別グループ、アジアでまた驚きの発見 現生人類と交配した「旧人」は多様だった[04/15]

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1: 2018/08/23(木) 14:02:46.25 ID:CAP_USER
(CNN) 独マックス・プランク進化人類学研究所などのチームは22日、ロシアの洞窟で発見された5万年前の骨の断片について、ネアンデルタール人の母とデニソワ人の父を持つ子どものものであることが判明したと明らかにした。英科学誌ネイチャーに論文を発表した。

ネアンデルタール人とデニソワ人の間の子どもの存在が確認されたのは初めて。

ネアンデルタール人とデニソワ人はいずれもヒト族(ホミニン)で、現生人類に非常に近い。39万年前に系統が分かれたが、両者の出会いがなくなったわけではなかった。

論文の筆頭著者である同研究所のビビアン・スロン氏によれば、ネアンデルタール人とデニソワ人が子どもをもうけていた可能性は以前の調査でも指摘されていた。しかし、実際の子孫を発見できるとは思っていなかったという。

骨は13歳の少女のもので、シベリアのアルタイ山脈にあるデニソワ洞窟で2012年に発見された。

続きはソースで

https://www.cnn.co.jp/storage/2018/08/23/d3fa5b801dd8f13a991b713891ceb7e2/t/768/432/d/001-neanderthal-denisovan-child-discovery.jpg

CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35124475.html
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引用元: 【人類学】ネアンデルタール人とデニソワ人の子ども、DNA解析で初めて確認 2012年に発見された4万年前の人類の骨から[08/23]

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1: 2016/02/23(火) 07:18:13.49 ID:CAP_USER*.net
とうとう今年も花粉症の「季節」がはじまった。2月にはいると首都圏でもスギ花粉が観測されはじめ、ドラッグストアでは対策商品の陳列に余念がない。

花粉症を含めたアレルギーは、もともと体に侵入した細菌やウィルスなどから体を守る免疫システムが過剰に反応しておこる。

花粉症も大変だが、生物が生きていくには欠かせないシステムである。この免疫に関わるいくつかの遺伝子はネアンデルタール人とデニソワ人からの「プレゼント」だったと今年の1月に明らかになった。

遺伝学の科学誌「The American Journal of Human Genetics」で独の研究チームが発表した。

人類の進化でエポックメイキングな最近の発見といえば、ヒトが絶滅させたと考えられているネアンデルタール人と人間が交配していたことと第3の人類デニソワ人の発見だ。
この3種は50万年前に共通祖先から分かれたと考えられ、ネアンデルタール人はヒトより数十万年前にアフリカを出て主にヨーロッパに広がった。

ネアンデルタール人をヒトが滅ばして、人類の中でヒトだけが今の繁栄を築いたわけだ。

独・マックスプランク研究所のJanet Kelsoのチームは現代人の遺伝子の中に、ネンデルタール人やデニソワ人との交配によって残り続けている「彼ら」の遺伝子をさがしていた。

目をつけたのがTLRの遺伝子。これまでの研究データもとにピックアップした。TLR(Toll Like Receptor)は
細胞の表面にニョキニョキと生えているタンパク質。免疫で非常に重要な役割を果たす。

体を外敵から守るには、まず外敵の侵入を関知しなくてはならない。
この防犯センサーの役割を担うのがTLRというタンパク質なのだ。

体内に侵入した細菌や菌類、寄生虫の一部がこのTLRにくっつくとセンサーが作動し、外敵をやっつける細胞が集まったりと、さまざまな免疫システムが動く仕組みだ。

複数あるTLRのうちTLR1とTLR6、TLR10は染色体上に隣接している。
ネンデルタール人やデニソワ人の3つのTLRを含む領域を現代人と比較する。

ヨーロッパ人と東アジア人、アフリカ人など現代人の14集団のこの領域を調べると7つのタイプに分類された。
このうち2つがネンデルタール人由来、ひとつがデニソワ人由来だと判明する。

理論的にはヒトより数十万年先にアフリカを出て、中東を経由してヨーロッパに広がったネアンデルタール人の遺伝子は、アフリカに残った祖先由来のアフリカ人には存在しない。

調べると、確かにアフリカ人にはネンデルタール人由来のTLRを含む領域がほとんどみられなかった。

このように、現代人のTLRを含む領域のゲノム配列を詳細に調べ比較してネンデルタール人とデニソワ人由来だと突き止めた。

そして、機能が非常に重要性なので、数万年という自然選択を受けてもほとんど変わらずに高頻度で残っていたと考えた。

実はこのネアンデルタール人由来のTLR1とTLR6、TLR10遺伝子を最も多く持つのが日本人。
どの集団よりも高く、約51%が持っていた。

続きはソースで

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取材・文 山下 祐司
http://sciencenews.co.jp/2016/02/22/post-1042/


引用元: 【科学】ネアンデルタール人に最も近いのは日本人★3

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1: 2016/01/14(木) 12:24:31.69 ID:CAP_USER.net
時事ドットコム:19万~11万年前の石器発見=インドネシア中部の島-国際チーム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016011400089&g=int


 インドネシア中部スラウェシ島の南西部で、19万4000年前から11万8000年前と推定される石器を発見したと、オーストラリア・ウーロンゴン大などの国際研究チームが13日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 石器を作った人類の化石は見つかっていないが、同島の南のフローレス島では小柄なフローレス原人の化石が発見されている。
ジャワ原人のようなアフリカから進出してきた大柄な原人や、ネアンデルタール人に近く、ロシア南部で化石が見つかったデニソワ人なども候補として考えられるという。

続きはソースで

images
※画像はイメージで本文と関係ありません

(2016/01/14-07:03)

引用元: 【古人類学】19万~11万年前の石器発見=インドネシア中部の島-国際チーム

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