1: キャプチュード(WiMAX) 2013/10/04(金) 20:13:56.98 ID:7YAhX1kA0 BE:535757142-BRZ(11072) ポイント特典

●ノンシリコン神話~シリコンが悪いわけではない
 最初に、地味だけど大事なことをひとつ。

 シャンプーの成分としての「シリコン」は、厳密にはシリコーンオイルといいます。
中心となる構成元素であるシリコン(silicon)を含む油状物質で、英語では silicone と書くため、シリコーンオイルないしはシリコーンというのが正確な呼び名です。
ただ、本記事では、便宜上シリコンと呼ぶことにします。

 最近のシャンプーコーナーに行くと、ノンシリコンシャンプーが一角を占拠し、さもノンシリコンがブームのように思わせられます。そして宣伝ポップでは、シリコンを配合していないことを強調しています。他の棚の商品はシリコン入り、この棚のは入っていませんよ、と。なんだかシリコン入りのシャンプーは頭皮や毛髪に悪く、シリコンなしは正義といわんばかりです。

 しかし、商品説明のどこを見渡しても「シリコンは悪いです」とは書いてありません。

 それもそのはず、シリコンは無害です。まず、アレルギーすら起こしません。この点では、界面活性剤など他のシャンプーの成分で、シリコンより刺激がないものは存在しません。
油と界面活性剤で刺激性を比べるのはナンセンスですが、少なくとも皮膚刺激性はありません。

 ちなみにシリコンは、シャンプーに使われるあらゆる成分の中で、最も高額な素材だったりします。
1kg当たりの値段で比較すると、植物油は200~300円程度、ラウリル硫酸塩やラウレス硫酸塩なども300~400円以下ですが、シリコンは4000円前後もします。故に、安物商品ほどシリコンを入れると原価率が上がってしまうので、シリコンを悪者にしたいという誰かの思惑が見え隠れします。

 実際に、美容院などで使われるコンディショナーには、うまくコントロールされた粘度のシリコーンオイルが多く入っており、お値段も相応にしますが、ドラッグストアで売っている安物製品に比べ、髪の毛が驚くほどしっとりするのは、ご存じのとおりです。
http://biz-journal.jp/i/2013/10/post_3038.html
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ノンシリコンシャンプーは安物成分を使ったぼったくり商品だと判明の続きを読む