1: 2015/05/06(水) 07:43:22.76 ID:???.net
インド亜大陸の加速原因推定=3倍速で北上、ユーラシア衝突―大地震の背景・米大学 (時事通信) - Yahoo!ニュース
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 かつて独立していたインド亜大陸が南から北への移動速度を約3倍に上げ、約5000万年前にユーラシア大陸に激しく衝突してヒマラヤ山脈を隆起させた二つの要因を米国のマサチューセッツ工科大と南カリフォルニア大の研究チームが推定し、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に5日発表した。

 インド亜大陸のプレートはユーラシア大陸のプレートに衝突後、その下に沈み込んでおり、ネパールの大地震はその沈み込み部分が急にずれて起きた。研究成果はヒマラヤ山脈付近で採集した岩石の分析やコンピューター・シミュレーションに基づいており、この地域の大地震の仕組みを解明するのに役立つと期待される。

 第1の要因は、インド亜大陸のプレートが約8000万年前に分割され、横幅が約1万キロから約3000キロに縮小したことで、北へ移動しやすくなった。
 第2に、当時はこのインド亜大陸とユーラシア大陸の間に「テチス海」があり、インド亜大陸のプレートがテチス海のプレートの下へ沈み込むとともに、テチス海プレートがユーラシア大陸の下へ沈み込む運動が起きていた。このダブル運動により、北へ引っ張られる力が大きくなったという。 

 インド亜大陸は、大昔は巨大な「ゴンドワナ大陸」の一部だった。約1億2000万年前にゴンドワナ大陸の分裂が進み、インド亜大陸が北上し始めたころの移動速度は、年間約4センチだった。しかし、約8000万年前にインド亜大陸が分割されてスリムになり、ダブルのプレート沈み込み運動が強まると、年間約15センチまで加速したという。

引用元: 【地球科学】インド亜大陸の加速原因推定=3倍速で北上、ユーラシア衝突―ネパールの大地震の背景・米大学

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