1: 2015/01/17(土) 03:00:10.09 ID:???.net
掲載日:2015年1月11日

 いわゆる「コレラ」という病気は、ビブリオ・コレラエ(以下、コレラ菌)が小腸に感染を起こして発症する。
水様性の下痢から重篤な脱水症状を起こすことが特徴である。このたびコレラ菌が、スピア(小さな槍の形をしたもの)を使って、周囲の菌を突き刺して◯し、そのDNAを取り込んで自らを強化しているという事実を突き止めた。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が、サイエンス誌2015年1月2日号に報告した。

捕食物の特性を取り込む

 コレラ菌の、スピアで他の細菌を◯す「捕食行動」は、菌の環境によって生じている。コレラ菌は自然界では水中に住んでおり、エビやカニといった甲殻類に生着し、貝殻の成分であるキチンという糖類を食べて生息している。
今回、分かったのは、このキチンを利用し、コレラ菌が攻撃モードを作り出しているということだ。周囲の菌をスピアで攻撃し、そのDNAを獲得しており、「水平転移(horizontal gene transfer)」として知られるメカニズムの一種だ。
コレラ菌はその捕食物の特性を吸収してより毒性を増している。

続きはソースで

<画像>
コレラ菌
http://mededge.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2015/01/150111_YH_cholerae-670x445.jpg

<参照>
Bacterial evolution. The type VI secretion system of Vibrio cholera... - PubMed - NCBI
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25554784

<記事掲載元>
http://www.mededge.jp/a/cold/6887

引用元: 【細菌/感染症】「獰猛なコレラ菌」、周りの細菌を槍で刺し殺し、食べて自らを強化、サイエンス誌より

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