1: 2014/11/07(金) 02:07:26.78 ID:???.net
元寇の神風、本当に吹いた?
Devin Powell
for National Geographic News
November 6, 2014

1200年代、モンゴル帝国の皇帝フビライが日本に攻め込んだとき、嵐が船団を壊滅に追い込んだと伝えられている。
湖の堆積物を調べた結果、この伝説が事実である可能性が出てきた。

皇帝フビライが治めるモンゴル帝国の船団に攻め込まれた日本は、2度も神風に救われたという言い伝えがある。

マサチューセッツ大学アマースト校の生態学者ジョン・ウッドラフ(Jon Woodruff)氏は、13世紀に日本を守った台風並みの強風、“神風”の伝説の一部が事実である証拠を見つけたと主張している。

ウッドラフ氏は神風の証拠を突き止めるため、沈没した大船団の一部と考えられている残骸が発見された場所からほど近い湖の底を調べた。

「大気や海の状態が地政学的に重大な影響を及ぼした最古の事例の1つだ」とウッドラフ氏は述べている。

◆神風の伝説

13世紀、モンゴル帝国の初代皇帝チンギスの孫フビライは既に中国の大部分を征服し、帝国の拡大を企てていた。
そして、九州に攻め込むため、中国と朝鮮の軍勢を従えて巨大な船団を組んだ。
ウッドラフ氏によれば、14万人以上で構成される史上最大級の船団だったという。

1274年と1281年の2度にわたって対馬海峡を渡ったが、圧倒的な力を誇る船団は2度とも壊滅した。
言い伝えによれば、天皇が神風と呼ばれる巨大な嵐を呼び、フビライの船団はそのほとんどが沈没したという。

2度の嵐が神の定めだったかどうかはさておき、この伝説には1つの問題点がある。
船団に攻め込まれた九州は現在、強力な台風が比較的少ないという事実だ。
歴史学者たちはむしろ国を守った日本軍を称賛している。

ウッドラフ氏のチームは沿岸部の湖の底から、500年前の九州は現在より台風が多かったことを示唆する堆積物を発見した。
しかも、そのうち2つの堆積層は神風の伝説の基となった台風によってつくられた可能性がある。

「13世紀後半に2度の大洪水が起きたことを示すかなり強力な証拠だ」とウッドラフ氏は自信を見せる。
ウッドラフ氏は10月21日、アメリカ地質学会の会合で研究成果を発表した。

-----------引用ここまで 全文は引用元参照----------

▽記事引用元
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141105004
National Geographic(http://www.nationalgeographic.co.jp/)November 6, 2014配信記事

引用元: 【地政学】元寇の神風、本当に吹いた?この伝説が事実である可能性/マサチューセッツ大学アマースト校__

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