1: 2017/02/07(火) 02:55:15.77 ID:CAP_USER9
 口の粘膜や皮膚、目などで炎症を繰り返し、失明する場合もある難病「ベーチェット病」について、横浜市立大の水木信久主任教授らは6日、発症に関連する遺伝子を新たに6個発見したと発表した。このうち主要な遺伝子の働きから、細菌などに対する皮膚のバリアー機能が低下し、全身で過剰な免疫反応が起きることが主因の一つと分かった。

 同大などの国際チームが日本とトルコ、イランの患者約3500人と健康な人約3300人を対象に、ベーチェット病では過去最大の遺伝子解析を行った。発症関連遺伝子は計17個となった。水木主任教授は「要因となる遺伝子が出そろい、新たな治療薬の開発が期待できる」と話している。論文は米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に掲載された。 

 この病気は1937年にトルコの医師フルス・ベーチェットが最初に報告した。患者は地中海沿岸から中近東、東アジアにかけて多発しているため「シルクロード病」とも呼ばれる。日本では厚生労働省が難病に指定し、患者数は約2万人。

 発症には患者の遺伝子変異のほか、細菌などの病原体も関与すると考えられているが、解明されていない。厚労省の研究班長を務める水木主任教授は「要因となる遺伝子の研究で、病原体の解明も進むと思う」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170207-00000004-jij-sctch
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引用元: 【医療】バリアー低下、免疫過剰=ベーチェット病解明へ―横浜市大など©2ch.net

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