1: 2014/07/08(火) 07:36:00.39 ID:???.net
大昔の鳥はストレッチ・リムジンより大きな翼幅を持っていた
Sid Perkins, 7 July 2014 3:15 pm

新種として記載された大昔の海鳥ペラゴルニス・サンデルシの翼幅は6.4メートル以上あったらしい。
http://news.sciencemag.org/sites/default/files/styles/thumb_article_l/public/sn-flyingbirdsH.jpg

サウスカロライナ州の建築事業の最中に発掘された化石が、これまで知られている中でもっとも大きな翼幅を持つ鳥類のものだったことが新しい研究で分かった。この動物は翼の端から端まで6.4メートルもあった。これは10人乗りのリムジンの長さとほぼ同じで、現在の翼幅記録保持者のワタリアホウドリの2倍に達する。新種として記載された本種は現代のアホウドリと同様に、誰にも負けない帆翔能力の持ち主だったと考えられている。

新種の断片的化石(ほぼ完全な頭骨と片側の翼と脚)は1983年、チャールストン国際空港新ターミナル建設のための掘削工事が始まったときに発見された。この化石は2500万年前から2800万年前までのあいだに海底堆積物としてたまった岩石の中に埋まっていた、と現ブルース博物館(コネティカット州グリーンウィッチ)の古脊椎動物学者、ダニエル・セプカ(Daniel Ksepka)は話した。セプカはノースカロライナ州立大学(レイリー)で研究していたときに、チャールストン博物館のコレクションの一つだった当標本を調べるよう依頼された。(本種の記載が30年遅れたのは、繊細な化石を岩石から取り出すのに時間がかかったという理由も一部ある。)

それらの化石の中で最大の骨は、長さ81センチメートルの上腕骨の断片だった(ヒトだと肩から肘までの骨)。完全な状態の上腕骨は長さが約91 cmだったとセプカは分析した。
彼はこの種の近縁種の骨格比率に基づいて、各翼がほぼ2.5メートルだったと推測した。
翼端の羽と体の幅を加えるとこの鳥の翼幅は6.4 m以上になると、セプカは今日、米国科学アカデミー紀要オンライン版に報告した。現生のワタリアホウドリ(Diomedeaexulans)の最大の野生捕獲標本でも、翼幅は3.5 mにすぎない。

ペラゴルニス・サンデルシ(Pelagornis sandersi)と名づけられた新種は、ペラゴルニス属(古代ギリシア語で「外洋の鳥」を意味する)に属する数種の鳥のうちの一つだ。これらの巨大な海鳥(全て絶滅種で全て現生アホウドリと同じかそれ以上の大きさ)は世界中に分布していて、この属の化石はすべての大陸から見つかっている。かつてペラゴルニス科はペリカンとアホウドリに近縁だと提唱されていたが、最近の研究ではこのグループはカモ、ガン、ハクチョウにむしろ近縁だと推測されている。

P・サンデルシの後肢の体重を支える骨の比率から、この鳥は体重およそ22~40キログラムだったことが分かった。セプカはこの推定体重範囲と翼幅の推定範囲を合わせて、P・サンデルシの滑空能力を見積もることに成功した。彼が分析した体重と翼比率の組み合わせのほとんどで、P・サンデルシの能力はグンカンドリとハゲワシ(帆翔能力が高いことで知られる2種類の鳥類)を上回り、ハイガシラアホウドリ(Diomedea chrysostoma)も打ち負かすことが多かった。セプカによると、この鳥は滑空中に平均して1メートル落ちるあいだに22メートル前進することができたという。
>>2以降につづく)

これまで見つかった中で最大の飛翔する鳥類とおもわれる動物の頭骨化石を調査する古生物学者ダン・セプカ。
http://media.eurekalert.org/multimedia_prod/pub/web/75682_web.jpg
ペラゴルニス・サンデルシの復元図(発見された骨の断片は白く示されている)。
http://media.eurekalert.org/multimedia_prod/pub/web/75683_web.jpg

ソース:Latest News - sciencemag.org(7 July 2014)
Ancient bird had wingspan longer than a stretch limousine
http://news.sciencemag.org/paleontology/2014/07/ancient-bird-had-wingspan-longer-stretch-limousine

原論文:PNAS
Daniel T. Ksepka. Flight performance of the largest volant bird.
http://www.pnas.org/content/early/2014/07/02/1320297111

プレスリリース:National Evolutionary Synthesis Center/EurekAlert!(7-Jul-2014)
Scientist identifies world's biggest-ever flying bird
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-07/nesc-siw070214.php

引用元: 【古生物学】史上最大の飛翔鳥類の化石が発見された 翼幅6.4メートル

史上最大の飛翔鳥類の化石が発見された!?の続きを読む