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ミトコンドリア

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1: 2018/06/25(月) 09:46:17.26 ID:CAP_USER
順天堂大学は、同大大学院の研究グループらが、細胞内のミトコンドリア呼吸鎖複合体Iに対する阻害剤が、再発性/難治性白血病に対する新しいがん治療薬になりうることを発見したことを発表した。

この成果は、同大大学院医学研究科臨床病態検査医学の田部陽子特任教授らの研究グループと、米国MD Anderson がんセンターのJoseph R. Marszalek 博士、Marina Konopleva 教授らとの共同研究によるもので、6月11日、英国科学雑誌「Nature Medicine」のオンライン版に掲載された。

IACS-010759によるミトコンドリア呼吸鎖複合体Iの阻害とエネルギー産生抑制IACS-010759によるミトコンドリア呼吸鎖複合体Iの阻害とエネルギー産生抑制がんの治療において、 抗がん剤が効かなくなる耐性の獲得が問題となっている。
がん細胞が存在するがん微小環境では、異なる性質をもつ細胞の集団として存在するため、抗がん剤の特異的な分子異常を標的とした治療に対して生き残ったがん細胞は、変異しながら次々と耐性を獲得していく。

そこで研究グループは、この耐性の獲得を避けるため、細胞が共通してエネルギーを依存するミトコンドリア呼吸を標的とした抗がん剤の開発が有効ではないかと考えた。
まず、がん微小環境においてがんの生存を助ける低酸素誘導因子(HIF1a)を抑える分子に着目し、新しい医薬品の候補となり得る化合物薬剤のスクリーニングを開始した。

その化合物の中から、ミトコンドリア呼吸鎖複合体Iを標的とする酸化的リン酸化阻害剤のIACS-010759を選出し、次にこの阻害剤の抗がん作用について複数の培養がん細胞を用いて調べたところネルギー産生に必要なアスパラギン酸を抑えて、 がん細胞の増殖を抑制することを発見した。

続きはソースで

■IACS-010759投与前後の脳のMRI画像と抗腫瘍効果
https://news.mynavi.jp/article/20180625-652692/images/002.jpg
■IACS-010759によるミトコンドリア呼吸鎖複合体Iの阻害とエネルギー産生抑制
https://news.mynavi.jp/article/20180625-652692/images/001.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180625-652692/
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引用元: 【医学】順天堂大、がん細胞のエネルギーを枯渇させる新しい抗がん剤を発見[06/25]

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1: 2018/05/30(水) 18:03:38.26 ID:CAP_USER
【5月30日 AFP】
すしバーでマグロと偽って客に出されているテラピアを暴くために使われた携帯型の遺伝子検査機器。
この機器が進化に関する深い洞察をもたらす可能性があるなどと、いったい誰が想像しただろうか。

 あるいは、世界中の研究者数百人が10万種の動物から採取し、米政府の遺伝子データベース「ジェンバンク(GenBank)」に蓄積した遺伝子の断片。
「DNAバーコード」と呼ばれるこの短い遺伝子マーカー500万個を徹底的に調べ尽くそうなどと、いったい誰が考えついただろうか。

 これを考えつき、実行したのは、米ロックフ◯ラー大学(Rockefeller University)のマーク・ストークル(Mark Stoeckle)氏とスイス・バーゼル大学(Basel University)のデービッド・セイラー(David Thaler)氏の研究チームだ。
2人が先週発表した研究結果は、進化の過程に関する複数の定説を、覆すとまではいかずとも揺るがすことは間違いない。

■揺らぐ定説

 例えば教科書的な生物学の定説では、アリ、ネズミ、ヒトなど広範囲に分布する大規模な個体群を持つ生物種は、時間がたつほど遺伝的多様性が増すという。
だが、これは真実なのだろうか。

 人類進化学の国際専門誌
「ジャーナル・オブ・ヒューマン・エボリューション(Journal of Human Evolution)」に掲載された論文の主執筆者であるストークル氏は「答えはノーだ」と述べる。世界に分布するヒトは76億人、イエスズメは5億羽、イソシギは10万羽に上るが、遺伝的多様性はどれも「ほぼ同じくらい」だと同氏はAFPの取材に語った。

 今回の研究の最も驚くべき結果は、今日地球上に生息する生物種のうち、ヒトを含む全体の9割が20万年前~10万年前に出現したことが明らかになったことだろう。
ストークル氏は「この結論は極めて予想外なので、私は可能な限り厳しい反論を試みた」と述べた。

 ストークル氏のこの反応は無理もない。動物種の90%が遺伝学的見地から言えばほぼ同年齢だという事実を、どのように説明できるだろうか。生物種をほぼ全滅させるような何らかの壊滅的事象が20万年前に発生したのだろうか。

■簡単かつ安価なDNAバーコード解析

 この結果を理解するには、DNAバーコードについて理解する必要がある。
動物は細胞核内にある「核DNA」とミトコンドリア内にある「ミトコンドリアDNA」という2種類のDNAを持っている。 (c)AFP 

続きはソースで

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/320x280/img_fd700db884249312e70b811c6a91322969931.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3176567

ダウンロード (1)


引用元: 【人類学】「DNAバーコード」大規模解析、進化の新事実が浮き彫りに[05/30]

「DNAバーコード」大規模解析、進化の新事実が浮き彫りにの続きを読む

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1: 2017/11/08(水) 14:28:27.99 ID:CAP_USER
DNA研究技術の進化により、永い眠りについていた化石などを用い、太古のDNAにアプローチする論文の発表が相次いでいます。

 先月、マンモスと同じく氷河期に栄えて絶滅した、巨大な犬歯を持つ「サーベルタイガー(剣歯虎)」のmDNA(ミトコンドリアDNA)を初めて見つけ、分析したという論文が学術雑誌に発表されました。DNAの分析から何が明かされたのか。
映画のようにクローン技術でサーベルタイガーを現代によみがえらせることは可能なのか?

 古生物学者の池尻武仁博士(米国アラバマ自然史博物館客員研究員・アラバマ大地質科学部講師)が、論文著者に直接尋ねた話をまじえて報告します。

 以前、「イエネコの起源」と近縁の「ネコ科の仲間の進化関係」にスポットをあて、紹介してみたことがある(主に現生の種に焦点をあてた)。
 「イエネコ起源の謎(上中下)」参照 https://thepage.jp/detail/20170706-00000007-wordleaf

 しかし今回取り上げるネコは、そのスケールが桁違いだ。

 その名も「サーベルタイガー(剣歯虎)」。すでに絶滅しているため、現在その姿を直接見かけることはできない。
(しかし、ペットには、まるでむいていなかったはずだ。サーカスなどで芸を教えることもかなわなかったはずだ。)

このサーベルタイガーの横顔のイメージに「ピン」と来る方がいるかもしれない。

 上アゴから突き出した、独特の長く鋭い犬歯(=「剣歯」!)。この哺乳類の進化史上でも斬新な武器を使って、まず間違いなく多くの獲物を仕留めてきたはずだ。その犠牲者(=生物)の中には、我々人類の直接の祖先も(数々の証拠により)含まれていたと考えられている。
(大きく開いた二つの穴を持つ頭蓋骨を前にされると、私の開いた口はしばしふさがらない。)

続きはソースで

THE PAGE
https://thepage.jp/detail/20171106-00000003-wordleaf
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引用元: 【古生物学/DNA】絶滅種サーベルタイガーDNA分析に初成功 氷河期化石からクローンは可能?

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1: 2017/08/28(月) 23:26:49.93 ID:CAP_USER
日本のハツカネズミのルーツを解明 日本人起源の考察上重要と北大グループ
掲載日:2017年8月23日

実験用動物やペットとしてなじみの深い日本のハツカネズミの詳しいルーツを解明した、と北海道大学などの研究グループが、このほど英国の生物学術誌に発表した。約4000年前には中国南部から、約2000年前には朝鮮半島からそれぞれ日本列島に移入したと考えられるという。ハツカネズミは人間の家屋を住みかとすることなどから研究グループは、日本人の起源を考える上で重要な発見としている。

ハツカネズミのルーツについては、これまで「南アジア亜種系統」と「北ユーラシア亜種系統」の2系統があることが明らかになっていたが、それぞれどの時代にどの地域から移入したか、など詳しいことは分かっていなかった。

北海道大学院地球環境科学研究院の鈴木仁(すずき ひとし)教授らと理化学研究所バイオリソースセンターによる研究グループは、国内に収蔵保管されているハツカネズミ約80匹のミトコンドリアDNAを解読した。これらは、著名な遺伝学者だった故森脇和郎博士らが世界の野生ハツカネズミのDNAを収集したもので現在でも「森脇コレクション」と呼ばれている。現在の保管先は国立遺伝学研究所と理化学研究所バイオリソースセンター。

続きはソースで

▽引用元:サイエンスポータル 掲載日:2017年8月23日
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/08/20170823_01.html

図 遺伝的解析に基づき想定された主要2亜種系統の日本列島への移入。過去の研究成果も踏まえ、日本列島への野生ハツカネズミは以下のような流れで移入・展開したと考えられる。(1)南アジア亜種系統はインドに起源地を持ち、約8000年前に放散。その後(2)中国南部に移入した系統が珠江流域において4000年前に放散し、日本列島及び南サハリンまで波及した(3)北ユーラシア亜種系統は朝鮮半島にとどまっていた系統が約2000年前に放散現象を起こし、日本列島に九州経由で移入した。移入後しばらく時間が経過した後(例えば1000年前)北ユーラシア亜種系統は東北及び北海道に南アジア系統と交雑しながら北方移動した(図説明・鈴木仁北海道大学教授ら研究グループ)(提供・北海道大学)
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/170823_img1_w600.jpg
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引用元: 【生物学】日本のハツカネズミのルーツを解明 日本人起源の考察上重要と北大グループ©2ch.net

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1: 2017/06/22(木) 06:21:36.25 ID:CAP_USER9
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011026151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_022

本人の細胞の一部を卵子に移植する新しい方法を使って、国内で初めて4人の女性が体外受精での出産に成功したと、大阪市にある不妊治療専門のクリニックなどで作るグループが発表しました。
これは大阪市北区にある不妊治療専門の「HORACグランフロント大阪クリニック」などで作るグループが21日発表したものです。

この方法は、加齢などで老化した卵子を体外受精させる際、本人の細胞から取り出した「ミトコンドリア」というごく小さな器官を移植することで卵子の質が改善し、妊娠しやすくなるとされるものです。

続きはソースで

6月22日 4時40分
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引用元: 【医療】“卵子の質を改善“ 新不妊治療で4人が出産成功 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/06/21(水) 17:17:36.72 ID:CAP_USER9
新たな不妊治療で5人誕生 ミトコンドリアを注入 - 共同通信 47NEWS
https://this.kiji.is/250160885735063553?c=39546741839462401
2017/6/21 16:29
 体外受精の際に、精子と一緒に母親本人の細胞内にあるミトコンドリアを卵子に注入する新たな手法で、4人の女性から5人の健康な子どもが生まれたと大阪市の不妊治療クリニックが21日発表した。

 海外では200例を超す実施例があるが国内で子どもが生まれたのは初めて。

続きはソースで

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引用元: 【医療】新たな不妊治療で5人誕生 ミトコンドリアを注入 [無断転載禁止]©2ch.net

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