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ミドリムシ

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1: 2014/11/16(日) 16:08:44.59 ID:???0.net
2014.11.16
text : 海老塚 土史木
tag : pickup, バイオ燃料, バス, メカ, 燃料

バスの燃料で主に使用されている軽油。現在ではCNG(圧縮天然ガス)を燃料に用いるバスも走っていますが、なんと「ミドリムシ」を燃料とするバスが登場しました。いったいどのようなバスなのでしょうか。

■一石二鳥ミドリムシ

 「ミドリムシ」、理科の授業で習った記憶がありながら、よく覚えていない方も多いのではないでしょうか。

 ミドリムシは0.1mmに満たないほどの単細胞生物で、植物でありながら鞭毛運動をする動物的性質があります。しかし、葉緑体を持ち光合成を行う小さな藻の一種なので、「ムシ」という名称がつきながらも植物なのです。

 このミドリムシに関連した商品を研究開発する株式会社ユーグレナが、ミドリムシの育成過程においてその体内に軽油に近い油をつくらせる技術を確立。ミドリムシが作り出した油分を抽出して精製することで、バイオディーゼル(生物由来のディーゼル燃料)を産出することができるようになりました。ミドリムシの大量培養技術は日本だけの技術だそうで、石油を輸入に頼っている日本では、大きな期待を背負っていく技術となりそうです。

 このミドリムシ由来のバイオディーゼルを、いすゞ自動車のバスが試験的に採用。街中でミドリムシで走るバスが見られるようになりました。

 そもそも、こうした植物を由来とするバイオディーゼルの利点とはなんでしょうか。

 植物は光合成するので、二酸化炭素を吸収できます。つまりバイオディーゼルを造り出しながらその過程で二酸化炭素を吸収できるため、温暖化対策として理想的なのです。

 特にミドリムシは光合成の効率が良いほか、藻の一種なので、トウモロコシやサトウキビなど食糧となるバイオディーゼル原料と違い、市場価格の変動に左右されないという経済的利点もあります。

【次ページ】 「ミドリムシバス」が走っている場所は?

引用元: 乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/36500/

引用元: 【科学】 「ミドリムシ」で走るバス [乗りものニュース]

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1: 2014/09/08(月) 22:01:11.71 ID:???0.net
神鋼環境、ミドリムシの量産技術確立 16年度にも食品向け
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ0805U_Y4A900C1TJ2000/
日本経済新聞 2014/9/8 20:46


 神戸製鋼所の子会社で環境装置大手の神鋼環境ソリューションは8日、栄養素などを大量に含むミドリムシ(ユーグレナ)の量産技術を確立したと発表した。小さなフラスコを使った培養が一般的だったが、1立方メートル(1000リットル)の培養槽で安定して量産できるようにした。2016年度にも食料品向けに供給し、その後はジェット燃料などとしても売り込む。

 同社が量産に成功したミドリムシは他社が研究開発するものよりも増殖速度が重量ベースで2倍以上という。水槽にブドウ糖をとかしながら育てる技術を採用し、天候に左右されず深い大型水槽でも培養できる。太陽光で光合成をさせながら育てる場合と比べて、単位面積あたりの生産量は数百倍になる見通しだ。顧客企業には1キログラム単位でサンプルを供給できるようになった。

 神鋼環境は培養方法や水槽の設計などの改良を続け、15年度には10立方メートルの大型培養槽で量産を目指す。ミドリムシにはアミノ酸やビタミンなどが多く含まれており、食品や化粧品の原料として販売していく。

 ミドリムシは油脂分も多く含む。将来はジェット燃料に使える可能性があるとされ、国内外のベンチャー企業などが量産技術の開発を急いでいる。現状では価格がジェット燃料の2倍以上で、生産コストの低減が普及への課題になっている。

引用元: 【技術】神鋼環境、ミドリムシの量産技術確立 16年度にも食品向け供給へ [9/8]

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/11/28(木) 22:57:51.87 ID:???

 ごく小さな藻類、ミドリムシの特有の成分に大腸がんを抑える効果があることを、兵庫県立大環境人間学部(姫路市)などのグループがマウスの実験で解明した。
がんの予防薬として使える可能性があるといい、成果が英国の学会誌「フードアンドファンクション」電子版に掲載された。

 ミドリムシはユーグレナとも呼ばれ、べん毛を動かして水中を泳ぎ、葉緑体で光合成をする生物。ビタミンやアミノ酸など栄養素が豊富で、腸内環境を整える働きもあるとされ、健康食品としても利用されている。

 大腸がんは食事の欧米化などに伴い増加傾向にあり、国内では年間約4万5千人(2010年)が死亡。肺がん、胃がんに続き、がんによる死因で3番目に多い。

 同学部先端食科学研究センターと、ミドリムシを活用した機能性食品を開発している会社「ユーグレナ」(東京)のグループが大腸がんを起こす物質をマウスに投与して実験。
ミドリムシの成分のうち食物繊維「パラミロン」を切り刻んで食べさせた結果、食べさせていないマウスの大腸と比べ、がんになる前段階の異常細胞の数が約7割減った。

 グループは、パラミロンが発がん性物質を吸着、体外への排出を促した可能性があるとみて、詳しい仕組みを解明したいという。

 渡辺敏明・先端食科学研究センター長は「パラミロンは大腸がんだけでなく、その機能から花粉症や糖尿病を抑える可能性がある。これらについても研究していきたい」と話す。

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神戸新聞 2013/11/28 07:20
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201311/sp/0006530857.shtml

Food Funct
Antitumor activity of the β-glucan paramylon from Euglena against preneoplastic colonic aberrant crypt foci in mice
http://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2013/FO/c3fo60256g



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1: ナガタロックII(茸) 2013/10/12(土) 10:16:12.27 ID:H7AG7VlW0 BE:1772256588-PLT(13131) ポイント特典

協同乳業は15日、ミドリムシが入った「ユーグレナ&ヨーグルト」を全国のコンビニやスーパーで売り出す。
59種類の栄養素を含む微細藻類ミドリムシを、ベンチャー企業のユーグレナ(東京都)が沖縄県石垣島で培養し、原料に供給した。
アロエ入りマスカット風味の100g入りが税込み128円。

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http://www.asahicom.jp/business/update/1012/images/t_TKY201310110457.jpg

http://www.asahi.com/business/update/1012/TKY201310110461.html



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1: 依頼35-129@pureφ ★ 2013/06/09(日) 12:28:53.86 ID:???

神鋼環境ソリューション、油脂多いミドリムシで燃料

 神鋼環境ソリューションは30日、バイオ燃料の原料となるミドリムシで体内に油脂を多く含む種類を発見したと発表した。現在有望とされている種類の2倍以上という。ミドリムシの培養からバイオ燃料の精製までの一連のシステムとして、2018年度をメドに実用化したい考えだ。

 筑波大学と共同でミドリムシの培養に成功した。有機物を含む排水で培養すると増殖が早く進み、水を浄化できることも確認した。体内に含む油脂は従来有望とされてきたユーグレナ・グラシリスZ株の2倍以上で、石炭と同程度の燃焼力を持つとみている。

 今後は油脂を抽出する技術の改良に取り組む。排水処理とバイオ燃料の精製を組み合わせたシステムの開発につなげる。

 ミドリムシは水中の有機物を取り込み、油脂に変換する特性がある。食糧資源に負荷をかけない次世代バイオ燃料として期待されている。

日本経済新聞 2013/5/30 20:02
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300GB_Q3A530C1TJ1000/

バイオマス生産性に優れ、油脂含有率の高い微細藻類の培養に成功しました

 株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:重河和夫)は、国立大学法人筑波大学(渡邉信教授)と共同でバイオマス生産性に優れ、かつ油脂含有率の高い微細藻類を発見し、培養に成功しました。

 微細藻類は、石油の代替となる油脂を生産すること、食料と競合しないこと、パーム・菜種等の油脂植物と比較して10倍以上の油脂生産能力を持つことから、次世代のバイオマス燃料として国内外で活発な研究が行われています。

 微細藻類を原料としたバイオ燃料化技術の開発において、生物種の選択は重要な課題となります。当社は、筑波大と共同で各種微細藻類の増殖速度、油脂含有率等を、培養条件を変更して評価してまいりましたが、このたび、バイオマス生産性に優れ、かつ油脂含有率の高いユーグレナ(*1)の新規株を見出しました。

 当社と筑波大が共同で見出した新規の株は、従来からバイオ燃料として有望ではないかと考えられてきたユーグレナ・グラシリスZ株(国立環境研究所保存株:NIES-48)と比較して、バイオマス生産性および油脂含有率が共に2倍以上であることを、培養実験にて確認致しました。また得られたバイオマスは、石炭と同程度の燃焼カロリーを有することも確認しております。

 有機物を含んだ排水においても良好な増殖を確認できており、排水を浄化しながらバイオ燃料を生産する技術の可能性が見出されており、培養条件のさらなる最適化を推進中です。

 当社は今回の成果を生かして、排水処理を兼ねたエネルギー生産技術の確立を目指して、引き続き筑波大と共同で研究を推進していきます。さらに、筑波大との共同研究を通じて、「つくば国際戦略総合特区」および「東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト」にも貢献していく予定です。

 また、ユーグレナの場合は、ユーグレナ自体の栄養価が高いことを活用した健康食品生産、及びパラミロン(*2)と呼ばれる独自の貯蔵物質が持つ免疫賦活作用(*3)の機能性を生かした商品生産の可能性についても検討して行きたいと考えています。

株式会社神鋼環境ソリューション 2013.05.30
http://www.kobelco-eco.co.jp/topics/news/2013/20130530.html

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