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メモリ

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1: 2015/12/10(木) 21:59:34.44 ID:CAP_USER.net
共同発表:電圧書込み方式不揮発性メモリーの安定動作の実証と書込みエラー率評価~超低消費電力の電圧書込み型磁気メモリー「電圧トルクMRAM」の実現に道筋~
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20151210/index.html


ポイント
不揮発性メモリーMRAMの新しい書込み方式「電圧書込み」の安定動作を実証。
実用上重要な書込みエラー率の評価法を開発、実用化に必要なエラー率実現に道筋。
電圧書込み型の不揮発性メモリーによる情報機器の超低消費電力化の可能性。


国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)スピントロニクス研究センター【研究センター長 湯浅 新治】
電圧スピントロニクスチーム 塩田 陽一 研究員は、電圧を用いた磁気メモリー書込みの安定動作を実証し、実用化に必要な書込みエラー率注1)を実現する
道筋を明らかにした。

非常に薄い金属磁石層(記録層)をもつ磁気トンネル接合素子(MTJ素子)注2)にナノ秒程度の極短い時間電圧パルスをかけると、磁化反転注3)を誘起できる。これを利用すると磁気メモリーへの情報の書込みができる。今回、この電圧書込み方式の安定動作を実証し、また書込みエラー率の評価法を開発して、エラー率を4×10-3と評価した。

さらに、実験結果を再現できる計算機シミュレーションを用いて、磁気摩擦定数注4)の低減と熱じょう乱耐性Δ注5)の向上、あるいは書込み後のベリファイ注1)の実行により、メモリー用途に求められる10-10~10-15というエラー率を実現できる可能性があることを示した(下図(b))。電圧書込み方式は電流が不要なので消費電力が非常に小さくなる。今回の成果により、超低消費電力の電圧書込み型不揮発性メモリー注6)「電圧トルクMRAM注7)」の研究開発の加速が期待される。

この成果の詳細は、2015年12月10日に日本の科学誌Applied Physics Expressのオンライン速報版に掲載される。

続きはソースで

ダウンロード
 

引用元: 【技術】電圧書込み方式不揮発性メモリーの安定動作の実証と書込みエラー率評価 超低消費電力の電圧書込み型磁気メモリーの実現に道筋

電圧書込み方式不揮発性メモリーの安定動作の実証と書込みエラー率評価 超低消費電力の電圧書込み型磁気メモリーの実現に道筋の続きを読む

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1: 2015/12/01(火) 09:18:06.52 ID:h9smNHyH*.net
(2015/11/30 13:02)

 日本電気株式会社(NEC)は30日、ベクトル型スーパーコンピューター「SX-ACE」を、ドイツのキール大学、アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所、シュツットガルトハイパフォーマンス計算センターに納入し、SX-ACEを活用した本格的な研究が開始されたと発表した。

 SX-ACEは、マルチコア型ベクトルCPUを搭載し、CPUコアあたり64GFLOPSの演算性能および64GB/秒のメモリ帯域を実現したベクトル型スーパーコンピューター。
単一ラックあたりの性能は前機種に比べ10倍となるラック演算性能16TFLOPS、メモリ帯域16TB/秒で、科学技術計算や大規模データの高速処理を得意としている。

 キール大学では、SX-ACE 256ノード(最大理論性能65.5TFLOPS)を導入。地球温暖化に伴う海洋気候の変化などのモデル計算に利用する。

 ドイツ研究センターヘルムホルツ協会の1つであるアルフレッドウェゲナー極地海洋研究所では、SX-ACE 32ノード(最大理論性能8.2TFLOPS)を導入。
カップリング地球システムモデルによる古気候、海氷の生成・消滅、地球規模あるいは地域レベルでの気候変化との相互作用の数値モデリングなどに利用する。

(続きや関連情報はリンク先でご覧ください)

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引用元:クラウドwatch http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20151130_732856.html

引用元: 【科学】 NEC、ベクトル型スーパーコンピューター「SX-ACE」が独キール大学、海洋学研究機関、計算センターで利用開始 (クラウドwatch)

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1: 2015/11/05(木) 21:40:35.82 ID:???.net
5インチディスクで2TBを達成 - 東京理科大が大容量ホログラムメモリを開発 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/05/053/
世界初、情報アーカイブに適した2テラバイト容量のホログラムメモリーの技術開発に成功 東京理科大学
http://www.tus.ac.jp/today/20151105000.pdf

画像
http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/001l.jpg
従来技術と今回の技術の比較。角度多重記録方式の場合、角度は0.1度ずつだが、その制御の精度は0.01度以下と、1桁異なる精度が求められ、メカニカルな機構での実現が難しかった。
一方のコリニア方式はスペクトルパターンを用いるが、光学系を変更した際に、同じスペクトルパターンを出せない場合があり、媒体の互換性という観点で課題があった。今回考案された方式は、そこまで制御精度が必要なわけでもなく、媒体互換性の確保も容易であるという

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/002l.jpg
同じ場所に角度を変えることで、別の情報を記録させることが可能

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/003l.jpg
同じ場所に角度を変えることでも別の情報を記録させることも可能

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/004l.jpg
こうした技術を組み合わせると、1つのホログラム(0.5mmの円)あたり1Mビットながら、5.5cm長で10μmシフトだと5500個となり、さらに5度間隔での傾きを左右で行い6多重化すると、合計33Gビット(4.1GB)の容量が実現される

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/005l.jpg
実験系の構成を写した画像。実用化には、これをいかに小型化するか、というところもポイントとなる

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/006l.jpg
従来のメモリ技術各種と今回の技術の優位性比較

http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/007l.jpg
http://n.mynv.jp/news/2015/11/05/053/images/008l.jpg
実際に5インチサイズの全面に記録が施されたホログラムメモリディスク。右の画像がわかりやすいが、記録データは縞状の模様となって書き込まれている。ちなみに現状の材質はTFT基板クラスのガラスで、ポリマーを挟み込み、端を封止することで、水分の侵入などを防いでいる。記録速度は1Gビット/sがターゲットとのことで、「テープメディアのスピードを超すことを目指している」(山本教授)としている

東京理科大学は11月4日、新開発の情報記録方式「3次元クロスシフト多重方式」を採用することで、5インチサイズのフォトポリマーディスクと、小型かつ簡易な光学系およびメカ機構により、2TBのホログラム多重記録を可能とするメモリ技術を開発したと発表した。  

同成果は、同大 基礎工学部の山本学教授らの研究チームのほか、三菱化学、ナノフォトニクス工学推進機構、大日本印刷などで構成させる研究グループによるもの。

続きはソースで

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引用元: 【技術】大容量ホログラムメモリーの技術開発に成功 5インチディスクで2TBを達成 東京理科大

東京理科大学が大容量ホログラムメモリーの技術開発に成功 5インチディスクで2TBを達成の続きを読む

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1: 2015/02/06(金) 17:36:07.62 ID:???.net
ダイヤモンドを用いた電子と光子の量子もつれ検出の概要。ダイヤモンドに内在する量子もつれ機構を利用し、電子と光子の量子もつれを検出。ほぼ完全な量子もつれ検出を実験で実証した

画像
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/06/295/images/001l.jpg

 横浜国立大学は2月4日、光子の発光と吸収だけで量子通信や量子計算に用いられる量子テレポーテーションを可能にする新原理を実証したと発表した。
 同成果は、同大大学院 工学研究院の小坂英男教授、新倉菜恵子研究員らによるもの。詳細は、米国物理学会誌「Physical Review Letters」のオンライン版に掲載される予定。

 今回、特殊な光源や検出器に頼ることなく、量子メモリ素子となるダイヤモンド中の単一欠陥の電子に内在する量子もつれを利用し、発光と吸収という自然現象だけで光子と電子の量子もつれを検出した。具体的には、量子もつれ生成は発光した光子と残った電子が自然にもつれるように、また、量子もつれ検出は光子と電子がもつれて吸収されるように工夫を行った。
このような自然現象の利用で、特別な量子操作の必要もなく量子テレポーテーションによる量子中継が行えることを実験によって明らかにしたという。

 なお、同方式では、光ファイバを伝わって量子ノードに到達した光子を無駄にすることなく中継に利用することができる。つまり、中継ごとの失敗確率を原理的にゼロに抑えることができる。その結果、光ファイバ中で光子がなくなるのを避けるために中継区間を可能な限り短くすることで、通信レートを最大限まで上げることが可能になる。

続きはソースで

マイナビニュース日野雄太  [2015/02/06]
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/06/295/

引用元: 【物理】横国大、量子テレポーテーションを可能にする新原理を実証

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1: 2015/02/03(火) 07:30:26.00 ID:???*.net
BYTakuro Matsukawa 2015年02月02日 19時30分

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http://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/f30492340cbf0047120652cfd68f4eac/201488061/rasp3.jpg
http://vimeo.com/118348505

英国のRaspberry Pi ファウンデーションが、シングルボードコンピュータ Raspberry Pi の新製品Raspberry Pi 2 Model B を発売しました。昨年7月発売のRaspberry Pi Model B+ を元に、プロセッサを強化するとともにメインメモリも増量した最上位モデルです。

Raspberry Pi 2 Model B は、SoC にARM Cortex A7 (4コア900MHz) プロセッサと1GB RAM を備えるBroadcom BCM2836 を採用。製品名に「2」のつかない無印Model B/B+ のBCM2835 (1コア700MHz ARM11、512MB RAM) と較べて「最大で6倍高速」としています。

またARMv7 コアのSoC を載せたことで、Ubuntu を含むARM GNU/Linux ディストリビューションやWindows 10 も動作可能になりました。

SoC 以外の仕様は無印Model B と変わらず、Raspberry Pi 1シリーズとの互換性も完璧に保持。電源も変わらずmicroUSB 経由の5V で動作します。

Rapberry Pi 2 Model B は35ドルでelement14 および RS Components にて販売中。また20ドルのエントリーモデルRaspberry Pi A+ は継続販売するほか、無印Model B/B+ も需要があるかぎり製造を続けるとしています。

またマイクロソフトはRaspberry Pi 2向けにWIndows 10 を含む開発環境を無償提供します。

(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:engadget日本版 http://japanese.engadget.com/2015/02/02/raspberry-pi-2-model-b-4-and1gb-ram-windows-10-6/

引用元: 【IT】 名刺サイズのコンピューター、Raspberry Pi 2発売、4コア化1GB RAM Windows 10開発環境も無償 [engadgetjp]

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1: 2015/01/08(木) 12:15:31.57 ID:???.net
2015年1月7日ニュース「鉄原子42個で微小な最強分子磁石を合成」 | SciencePortal
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2015/01/20150107_03.html

九州大学 プレスリリース
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2015/2015_01_06.pdf
東北大学 プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/01/press20141225-02.html


世界最強の分子磁石が誕生した。これまでに作られた中で最強の分子磁石となるカゴ状磁性ナノクラスター分子を設計、合成することに、九州大学先導物質化学研究所の佐藤治(さとう おさむ)教授らが成功した。大型放射光施設SPring-8と東北大学の強磁場実験施設で、その複雑な分子構造と電子状態を解明した。磁気を使う高性能メモリーなどに応用が期待される画期的なナノ磁石開発の突破口になりそうだ。大連理工大学(中国)、高輝度光科学研究センター、熊本大学、九州工業大学、大阪大学、東北大学との共同研究で、1月6日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

分子エレクトロニクスを飛躍させるため、人工的に磁性分子を合成してナノスケールの磁石を作る競争が世界的に展開されている。ひとつの分子で強力な磁石が実現すれば、従来の常識を越える高密度の磁気記録や超高速な計算機などの開発が可能になる。そのためには、多くの原子磁石の向きをそろえる必要があるが、原子の磁石は互いに打ち消しあうことがほとんどで、強い分子磁石を作ることは非常に難しかった。

研究グループは、分子の構造や鉄イオン間の磁気的相互作用を精密に設計し、鉄の原子の磁性が互いに打ち消しあわずに強い磁石となるナノクラスター分子を合成した。磁性をもつ18個の鉄原子(3価、高スピン状態)と磁性のない24個の鉄原子(2価、低スピン状態)の計42個の鉄原子を最適な配置に組み合わせて全体として磁石の向きが揃うようにした。鉄原子間がシアノ基(炭素と窒素の3重結合)でつながり、星形の多面体の頂点に 3価の鉄が位置し、直径1.5ナノメートル(ナノは10億分の1)の中空のカゴ状になっていることをX線解析で突き止めた。

東北大学金属材料研究所の野尻浩之(のじり ひろゆき)教授がこの分子磁石の磁化曲線を絶対温度2度(-271℃)で測定したところ、3価の鉄原子同士が強磁性的に相互作用することで、磁石の大きさが90ボーアに達することを確かめた。この値は、1分子が持つことのできる磁石の大きさの世界最高値で、自然界で最も強い磁石の希土類元素ジスプロシウムの10ボーアを大きく上回った。地球にありふれて存在する鉄や炭素、窒素、酸素などで構成された分子を用いて、希土類原子の9倍の磁性分子となり、世界記録を樹立した。

続きはソースで


http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img7_w500.jpg
図1. 42個の鉄原子からなる最強の分子磁石の結晶写真(a)とその立体構造 (b)

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img8_w500.jpg
図2. 磁性をもつ18個の3価の鉄原子が形成するカゴ状構造の多面体の模式図

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img9_w500.jpg
図3. 鉄原子42個からなる分子磁石の磁気特性と原子磁石の配置の模式図。上向き矢印は原子磁石を表す。赤丸は測定値、線は理論予想曲線
で、よく一致している。
(いずれも提供:九州大学)

引用元: 【物質化学】世界最強の微小な分子磁石を合成 鉄原子42個からなるカゴ状磁性分子

世界最強の微小な分子磁石を合成 鉄原子42個からなるカゴ状磁性分子の続きを読む

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