1: 2015/06/22(月) 08:05:37.84 ID:???.net
古代ほとんどの欧州人は牛乳をうまく飲めなかった、ユーラシア古代人のゲノムを徹底調査 | Medエッジ
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 ヨーロッパから中央アジアに至る地域で、101体の遺骨のゲノムを調べる大きな規模の調査が実施された。

 そこからユーラシア人の分布が固まったのは、従来思われていたよりも最近であるようだと分かった。

 さらに、遺伝学的に調べると、古代にはほとんどの欧州人がうまく牛乳を飲めていなかったと見られることも分かった。

 スウェーデンのヨーテボリ大学を中心とした研究グループが、有力科学誌ネイチャー誌で2015年6月11日に報告した。

101体の遺骨のゲノム分析

 従来、遺伝学的な研究は5000年前~3000年前の青銅器時代くらいまで行われていたにとどまっていたようだ。

 最近の動きについてはよく分かっていないところも多い。

 研究グループは101体の古代人の遺骨のゲノムを全て読んで、遺伝的な情報を収集、分析。考古学者や言語学者と協力し、古代人がどのような特徴を持ち、どのような遺伝的な共通点を持つかを検証した。

文化が交錯する

 あらためて全体を見ていくと、文化がごく最近まで激しく交錯しているという状況が見えてきた。

 青銅器時代には始め「ヤムナ文化」と呼ばれる文化が、現在のウクライナのあたり、コーカサスで登場する。家族や所有財産といった新たな仕組みを持っていたのが特徴となっている。
5000年前ほどから、コーカサス地方の草原から西へ向かい、北欧、中欧に移動していき、一部は西シベリアに入った。北欧ではヤムナ人はその地域に住む石器時代の人々と交流している。
遺伝学的に現在のアルプス以北に住む欧州人と似ているという。

 さらに、4000年前ころにコーカサスでは、「シンタシュタ文化」と呼ばれる文化が登場、武器や戦車を持ち、欧州一円に広がっていた。一方で、3800年前くらいには、より中央アジアに近い地域で「アンドロノバ文化」という文化が登場した。遺伝的にはここが欧州人のバックグランドになっているという。

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引用元: 【遺伝学】古代ほとんどの欧州人は牛乳をうまく飲めなかった ユーラシア古代人のゲノムを徹底調査

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