1: 2014/12/09(火) 02:20:34.09 ID:???0.net
時事通信 12月9日(火)1時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000006-jij-sctch
 院内感染の原因のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などに強力な◯菌力を示す新抗生物質「ライソシンE」を発見したと、東京大大学院薬学系研究科の浜本洋助教や関水和久教授らが8日付の米科学誌ネイチャー・ケミカル・バイオロジー電子版に発表した。

 ライソシンEは、浜本助教が沖縄本島の海岸近くの土壌で採取した細菌から見つかり、カイコとマウスで治療効果を確認した。
東大発のベンチャー企業「ゲノム創薬研究所」(東京都文京区)とともに実用化を目指している。 

 ライソシンEは、MRSAなど一部細菌の細胞膜成分である「メナキノン」に結合し、細胞膜を破壊する。
人間などの哺乳類にはメナキノンがないため、毒性は低いと考えられる。治療薬にできた場合は静脈や皮下に注射して投与するという。

 浜本助教らは、マウスに比べて飼育コストが100分の1以下のカイコで細菌感染実験を行う方法を確立し、2007年からMRSAに効く抗生物質を探し始めた。沖縄など各地の土壌から採取した細菌約1万4600株について試験管内の抗菌試験で約2800株に絞り込み、カイコで治療効果があった23株からライソシンEを発見した。

引用元: 【研究】MRSAに効く新抗生物質を発見=院内感染治療に期待―東大

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