1: 2015/07/20(月) 03:28:19.75 ID:???.net
■本能に訴える「悲鳴」の秘密 米研究チームが解明

 甲高い悲鳴は、聞いただけで条件反射的に誰もがぞっとする。しかし、何が起こったのか実態もつかんでいないのに、聞いただけで必要以上に恐怖感を覚えるというのは、考えてみれば不思議な話だ。何か悲鳴には“秘密”があるに違いない-。そんな思いから、米国の研究チームが科学的に悲鳴のメカニズムを解明し、生物学術誌「カレントバイオロジー」(16日付)に発表した。悲鳴は脳の恐怖認知回路を瞬時に刺激し、その特性のポイントは周波数とラフネス(音の粗さ)にあることが分かった。

 悲鳴の秘密に迫ったのは、ニューヨーク大学言語処理試験室の研究チーム。ロイター通信などによると、研究を主導した神経科学者のリュック・アルナル氏(現在はスイス・ジュネーブ大学に移籍)は「この研究に取り組んだきっかけは、友人から『家にいると産まれたばかりの子供の泣き声が脳に刺さるように響き、たまらない。
でも決して声が大きいわけでもないのになぜなのだろう?』と聞かれたことだった」と話す。

 意外な感じがするが、アルナル氏によると、これまで普通の会話とそれに呼応する脳の動きを科学的に調べた
研究は世界中で頻繁に行われてきたが、悲鳴や叫び声に特化した研究は全く手つかずだったという。

・周波数とラフネス

 研究チームは、有名ホラー映画やユーチューブにアップされたホラー動画などから悲鳴だけを取り出し、さらにボランティアの研究協力者19人に実験室で悲鳴を上げてもらって音声を分析。合わせて、協力者に録音された悲鳴と「助けて(Ohmygod,helpme!)」の言葉(普通の発声)を聞いてもらい、その時の脳の反応を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で解析した。

 その結果、悲鳴がたとえ遠くからでも他人の耳によく聞こえる理由は、音の高さのバロメーターとなる周波数と、音声心理学用語でその変化の激しさを表すラフネスにあることが分かった。人の会話は一般的に周波数が4.5ヘルツ(1秒間に4.5回振動)前後でほぼ一定しているが、悲鳴は30から150ヘルツもあり、しかも極めて速くこの範囲で変化していることをつかんだのだった。
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引用元: 【医学】本能に訴える「悲鳴」の秘密 米研究チームが解明

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