1: エタ沈φ ★ 2013/09/28(土) 22:26:23.51 ID:???

実用化されずに開発が中止されたソ連版スペースシャトル「ブラン」について、ロシアが計画の再開を検討していることがわかった。
宇宙・軍事分野を担当するロゴジン副首相が25日、地元メディアに語った。

 ブランは再利用できる有人宇宙船で、外見が米国のスペースシャトルに似ている。
旧ソ連時代に開発され、1988年に無人で地球周回軌道を回る実験飛行に成功。
しかし、ソ連崩壊後、資金不足などからエリツィン大統領時代に計画は中止に。
実用化されることはなかった。

 ノーボスチ通信などによると、ロゴジン氏はロシア南部で開かれた武器の展示会に出席した際、高度1万メートル以上を飛ぶ航空機は将来的に成層圏(10~50キロ)を飛行する可能性を指摘し、「遅かれ早かれ時代を先取りしたブランのような計画に立ち戻らざるを得ない」と述べた。
旅客用機体としての開発も視野に入れているとみられる。

 再利用型の有人宇宙船を巡っては、先に実用化にこぎ着けた米国のスペースシャトルが2度の大事故を起こすなどし、安全性と資金などの問題から2011年に引退。
ロシアは現在、国際宇宙ステーションに人員を運ぶ宇宙船の唯一の打ち上げ国だ。
しかし最近は打ち上げロケットに関する故障や事故が相次いでおり、ブラン計画の再開にはなお曲折がありそうだ。

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朝日新聞2013年9月28日17時38分
http://www.asahi.com/international/update/0927/TKY201309270416.html  


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