1: 2015/02/05(木) 22:08:45.08 ID:???.net
掲載日:2015年2月5日
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150204/434335/

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子どもへのワクチン接種は危険と考える人は依然として多い。(Photograph by Joe Raedle, Getty)
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 遺伝子組み換え食品を、科学者はYesと言い、消費者はNoと言う。

 さまざまな科学技術の進歩について、科学者と米国の一般市民の間に大きな「見解の隔たり」があることが、米国ワシントンD.C.に拠点を置くシンクタンク、ピュー研究所の調査で明らかになった。

 同研究所が1月29日に発表した調査結果によると、気候変動の原因や原子力の安全性といった議論では、従来と変わらず両者の溝は埋まっていない。さらに、麻疹(はしか)の流行とワクチン未接種の子どもたちとの関連をめぐる論争についても、科学者と一般人の間で意見の食い違いが生まれている。

|「気候変動は人間のせい」に賛成は半数

 科学者たちはこうした認識の相違について、社会に研究成果を伝える彼ら自身の能力不足や、科学教育の不足が原因とみている。後者については市民も同意見で、過半数が米国の理科系教育を「ひいき目に見ても並」と評価している。

 「米国人がこの先も科学の恩恵を受け続けたいと望むなら、よいニュースではありません」と話すのは、アメリカ科学振興協会(AAAS)のCEO、アラン・レシュナー(Alan Leshner)氏だ。「このような状況を変えるため、科学者の側が何らかの行動を起こす必要があります」

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 調査では、米国の成人2002人とAAASの会員3748人(同研究所によれば「専門的研究に従事する幅広い科学者の集団」)に対し、科学の成果、教育、そのほか賛否の分かれる問題への見方について、双方に同じ質問を行った。

 例えば、遺伝子組み換え食品や◯虫剤の安全性を肯定する人の割合は専門家と一般人で40ポイント以上も差が開いている。科学者の多くは、遺伝子組み換え食品は安全に食べられるという認識だ。人間活動と気候変動の関係、人類の進化についての考え方では30ポイント以上の隔たりが見られた。ワクチン接種、動物実験、石油の海洋掘削でもこれに近い差が現れた。

続きはソースで

<参照>
Public and Scientists’ Views on Science and Society | Pew Research Center's Internet & American Life Project
http://www.pewinternet.org/2015/01/29/public-and-scientists-views-on-science-and-society/

Traditional, Modern, and Post-Secular Perspectives on Science and Religion in the United States
http://asr.sagepub.com/content/80/1/92.abstract

引用元: 【統計】科学者と一般市民の科学認識に大きな溝 米シンクタンクが市民2000人、科学者3700人に調査

科学者と一般市民の科学認識に大きな溝 米シンクタンクが市民2000人、科学者3700人に調査の続きを読む