1: 2016/03/17(木) 00:00:31.41 ID:CAP_USER*.net
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■三毛のオスが生まれる確率は?
三毛のオスは珍しいですが、この世に存在しないわけではありません。さまざまな説があるのではっきりとした確率はわかりませんが、1/3000~1/30000以上の割合で生まれると言われます。わたしの母は女学生の頃に三毛のオスと暮らしていましたし、知り合いのボランティア仲間が以前オス三毛を保護した時は、写真を撮らせてもらいました。

でも確かにオス三毛が少ないことは事実です。では、オス三毛がなかなか生まれないのにはどんな理由があるのでしょうか?

■オス猫に希少なカラーとは?
まず、「三毛猫のオスは珍しい」とよく言われますが、実際に生まれにくいのはオレンジ(茶色)と黒の二色の色の毛を持った猫のオスです。二毛、いわゆるサビ猫(トーティ、ベッコウ猫)という毛色の猫です。

オレンジ色の部分のシマ模様は、消えにくい性質を持っているので、ほとんどのオレンジ色の猫には縞模様が見えていますが、黒色の部分に縞模様がなければ、単色カラー(ソリッド)となり、二色(オレンジ+黒)であればサビ猫、三色(オレンジ+黒+白)であれば三毛猫になります。

黒の部分に縞模様がある場合は、白が入っていない猫は麦わら、白が入っていれば縞三毛と呼ばれるカラーになります。

■オス三毛が生まれにくい理由はオレンジの遺伝子に秘密あり
人間も猫も同じですが、染色体は基本ペアで、父親と母親からそれぞれひとつずつもらってきます。性染色体にはX染色体とY染色体があり、女性はXX、男性はXYと表します。

生まれてくる子猫は、それぞれの両親からひとつずつカラーの遺伝子をもらってきて、その組み合わせで猫の毛色が決まります。通常、猫の毛色を決定する遺伝子は、常染色体上にありますが、オレンジ(O遺伝子・大文字のオー)だけは特殊で、伴性遺伝子と呼ばれ、X染色体上にしかありません。o(小文字オー)の遺伝子はオス、メスどちらにも存在しますが、毛色を決定するために必要なO(大文字オー)はX染色体上のみにあるので、XXを持っているメス猫には「OO」、「Oo」、「oo」の3種類が生まれますが、X染色体が一つしかないオス猫(XY)は、「O」か「o」のどちらかひとつしか持つことができないので、オレンジと黒の両方の毛を持って生まれることがないのです。

「OO」と「Oo」は、大文字Oなのでオレンジ色の毛色、「oo」は、小文字oなので黒色となります。

※大文字のO(ラージオー)
※小文字のo(スモールオー)
※説明を簡潔にするため、猫の模様(パターン)については省略しています。

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http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160316-19711624-allabout
2016/3/16 20:45

引用元: 【ねこ】三毛猫のオスが生まれにくい理由 オレンジの遺伝子に秘密あり

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